「VPNを使ってみたいけど、どれが良いのか分からない」
「お金をかけずに無料でVPNを使いたい」
「無料のVPNって安全に使えるの?」
という悩みを抱える方は多いのではないでしょうか。
VPNは、無料Wi-Fiを安全に利用したい時や、海外のサービスを利用したい時に便利です。
本記事では、無料で使えるおすすめのVPNサービスのメリットや選び方、有料VPNとの違いや安全性について紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
無料VPNはタダで使える分、速度が遅かったり、セキュリティ面の脆弱性のリスクがあります。
脆弱性対策が気になる方、安心安全にVPNを利用したいなら、有料のVPNを利用するのを推奨します。
- 完全無料と無料お試しで利用できるVPNサービスがある
- 無料VPNはセキュリティ部分が弱くトラブルに巻き込まれた場合は自己責任
- 仕事用やセキュリティを重視する人は有料VPNも選択肢に入れるべき
- コストが掛からないメリットを生かして色んなサービスを頼んで決めるべき
用途によっては無料VPNの利用でも十分なこともありますので、まずはしっかりVPNの仕組みや安全性を理解した上で自分に合ったVPNを選んで使用してください。
無料のVPNは完全無料と制限ありの2種類のサービスに分かれる
無料のVPNといっても、お試し期間だけ無料で使えるVPNと完全無料で使えるVPNの2パターンに分かれます。
期間やデータ量が制限されている無料のVPN
本来は有料で提供しているVPNサービスですが、無料のお試し期間が設けられていおり、一時的に無料で利用可能です。また、期間が無制限でも機能やデータ量を制限した形で利用できるサービスがあります。
有料サービスの多くは運営元が分かり信頼できる業者が多いので、まずはVPNを試してみたい人にはお試し期間は最適です。日常的に利用するには無料版では限界があるため、お試しで利便性を感じた場合は有料版にアップグレードを検討しましょう。合わなかった場合、お試し期間中に解約すれば費用は発生しません。
完全無料に使えるVPN
お試し期間やデータ量の制限もなく完全無料で利用できるVPNサービスです。利用ユーザーからの収益に頼らない形で運営しているため、アプリ内で広告が表示されたり、悪質な場合は個人情報が漏洩する恐れがあので利用するサービスが安全かどうかを事前に確認してから使う必要があります。
無料VPNの危険性・デメリットについて
「無料VPNは危険じゃないの?」「利用にあたって危険性はないの?」と思った方も多いのではないでしょうか。
ここでは、無料VPNは合法なのか違法なのか、危険性やデメリットについて解説していきます。
無料VPNは合法?違法?
無料のVPNに限らず、VPNは日本では合法な通信方法として認められています。VPNでは仮想の専用線を構築してネットワークが利用できるため、フリーWi-Fiなどでも合法かつ安全的に通信が可能です。
世界中で基本的に合法となっているVPNですが、ロシア・北朝鮮・イラク・ベラルーシなどの一部の国ではVPNの利用が禁止されています。そのほか、中国では許可されたVPN以外の利用は処罰の対象となるため、注意しなければなりません。
また、日本国内においてVPNを利用することは違法ではないとはいえ、通信が暗号化できるVPNを使って違法行為を行うことはもちろん禁止されています。
無料VPNのデメリット
契約せずにネットワーク回線を使えるのが無料VPNのメリットですが、その反面デメリットが存在します。無料VPNのデメリットとしては、次のような点が挙げられます。
- アプリに広告が表示される
- 通信速度が遅くなる
- データ量に制限がある
- サービスにアクセスできないことがある
- サーバーロケーションが限られている
- データを悪用される可能性がある
- 脆弱性を狙ったサイバー攻撃に遭う可能性がある
無料VPNは有料VPNよりもサービスの質が劣ることが多く、インターネットを利用するうえでこのような不便が生じる場合があります。
また、無料VPNのなかには脆弱性がありセキュリティレベルの低いものも存在します。
悪意を持ってアプリを作られていたり、有名なVPNサービスに似た悪質なアプリがあったりするため、利用前に運営会社について調べるようにし、最終的には自己責任でVPNを利用しましょう。
マルウェアが存在したり、ユーザー情報を抜き取られたりするリスクも否定できないため、無料VPNでVPNサービスを試してみて、これからも使っていきたいと感じたら有料のサービスへの切り替えを検討することも一つの手です。
無料VPNのメリット
- 費用がかからない
- いつでも利用停止できる
費用がかからない
無料VPNのメリットはなんといっても費用がかからない点です。
無料なので気軽に複数のVPNサービスを試すことができます。後に有料VPNを契約したい場合は、使用感や性能を試してサービスを比較するいい機会になります。
いつでも利用停止できる
有料VPNの場合は、最低の利用期間が設けられているので、解約金が発生したり、ある程度まとまった期間に対して支払いを行うことがあります。無料VPNはいつでも好きなタイミングで利用を停止することができます。
無料で使える安全なVPNおすすめランキング!全22サービスを一覧表で比較
今回紹介する無料で使えるおすすめのVPNサービスについて、簡単に一覧表にまとめましたのでご覧ください。
サービス名 | ProtonVPN | VPN Gate | TunnelBear | Windscribe | HideMe | セカイVPN | アバスト VPN | Glocal VPN | AviraPhantomVPN | Hotspot Shield | PrivadoVPN | ノートン VPN | Kaspersky VPN | NordVPN | ExpressVPN | Surfshark | CyberGhost | MillenVPN | スイカVPN | IPVanish | Trust.Zone | VPNネコ |
無料期間 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 最大2ヶ月 | 60日間 | 7日間 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 30日間 | 無制限 | 30日間 | 30日間 | 30日間 | 45日間 | 30日間 | 30日間 | 30日間 | 3日間 | 無制限 |
容量制限 | 無制限 | 無制限 | ~500MB/月 | ~10GB/月 | ~10GB/月 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | ~500MB/月 | ~500MB/日 | ~10GB/月 | 無制限 | 200MB/日 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 最大1GB | 無制限 |
同時接続 | 1台 | 無制限 | 1台 | 6台 | 1台 | 3台 | 5台 | 1台 | 無制限 | 1台 | 10台 | 3台 | 5台 | 6台 | 5台 | 無制限 | 7台 | 10台 | 47台 | 5台 | – | 1台 |
公式サイト | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 |
無料VPNでも比較的安全に利用できるサービスは存在するため、今回はおすすめのサービスについて紹介します。
ここでは、無料で使えるおすすめのVPNサービスについて、以下の23サービスを紹介します。
それぞれについて特徴をまとめましたので、VPN選びの参考にしてみてください。無料VPNのなかでも安全な通信が可能なものもあるため、一緒に確認していきましょう。
ProtonVPNはデータ容量と利用期間の制限がなく使える無料プランがとってもお得
無料期間 | 無制限 |
データ容量制限 | 無制限 |
同時接続台数 | 1台 |
運営会社 | Proton Technologies |
公式サイト | https://protonvpn.com/ |
ProtonVPNは、無制限の通信量が特徴のVPNサービスであり、インターネットやコンテンツ視聴を多く楽しみたい方におすすめです。
ProtonVPNは、日本を含めた3つの地域に無料サーバーを設けており、YouTubeやNetflix、Instagram、Facebook、Spotifyなどが使用可能です。同時接続可能台数は1台ですが、無料プランでも無制限の通信量によりVPNを長時間利用できます。
暗号化システムのなかで最も強力なAES 256ビット暗号化に対応していたり、OpenVPNを採用していたりするため、安心してインターネットが利用できるでしょう。
また、データ保護の法律が厳しいスイスに本拠地があるProtonVPNはログなし方針も徹底しているため、万が一の際でも政府に情報が開示されることはありません。
無料プランの場合はメールアドレスの登録だけでVPNが利用できるため、初めてVPNを利用する方でも簡単に接続できます。
VPN Gateは筑波大学が提供している最高の無料VPN
無料期間 | 無制限 |
データ容量制限 | 無制限 |
同時接続台数 | 5台 |
運営会社 | 筑波大学 |
公式サイト | https://www.vpngate.net/ja/about.aspx |
VPN Gateは筑波大学が公開している無料のVPNサービスであり、研究・実験を目的として提供されています。
筑波大学と聞くと安心できそうに感じるかもしれませんが、VPNは誰でも公開できるうえ、有志のサービスであるため必ずしも安全とは限らないということを押さえておきましょう。
- 永続的に無料でVPNが利用可能
- 世界各国に7,000台以上のサーバーを設置
- 同時に5台まで同時接続可能
- サポート・公式ページが日本語対応
- 通信速度が安定しない傾向にある
- モバイルアプリが存在しない
VPN Gate公式が「将来的に有償サービスになることはない」と謳っており、サービスがある限りは永続的に無料でVPNを利用できます。
また、世界各国にサーバーが設置されており、7,000以上のサーバーのなかから接続したいサーバーを選ぶことが可能です。そのため、海外のコンテンツにアクセスしたい場合や通信の不安定さを感じた場合でも、他の国や地域のサーバーに切り替えられます。さらに、同時接続台数は5台までとなっているため、同時にさまざまなデバイスからVPN接続が利用できます。
運営元が筑波大学であるため、サポートや公式ページが日本語対応済みです。ほかのVPNサービスはサポートが全て英語のものも多いため、英語が苦手な方にとっては便利なサービスといえます。
ただし、通信速度が安定せず平均的にやや遅い傾向にあること、モバイルアプリが存在せず接続が複雑であることから、VPNを利用し続けたい場合は別の有料サービスに切り替えることがおすすめです。
TunnelBearは無料プランで利用できる国が多く毎月500MBまでタダで利用可能
無料期間 | 無制限 |
データ容量制限 | ~500MB/月 |
同時接続台数 | 1台 |
運営会社 | TunnelBear.inc (McAfeeの子会社) |
公式サイト | https://www.tunnelbear.com/ |
TunnelBear(トンネルベアー)は北米、カナダに本拠地を置くVPNサービス会社です。全世界で500万人以上のユーザーが利用しており、無料版では毎月500MBまでデータ通信を行えます。
TunnelBearは軍事レベルの安全性があるAES256ビット暗号化により、個人情報を強力に保護しています。
また、GhostBearといったプライバシー保護の技術で、暗号化されたデータは外部に検出されることはありません。ログを記録しないログなし通信も徹底しており、政府や警察に対しても情報を開示されないようになっています。
TunnelBearはアプリの操作が簡単なことも特徴の一つであり、初めてVPNを利用する方でも安心して利用できるでしょう。
無料版は毎月500MBまで利用でき、同時接続台数は1台までとなっています。このほかに有料版との違いはないため、通信量が少ない方は無料でも十分なインターネット通信が可能です。
有料版の場合も料金は1ヶ月あたり1,300円程度からとなっているため、VPNサービスのなかでは比較的低料金でVPNが利用できます。
Windscribeは海外サーバーを利用する際に便利な無料VPNサービス
無料期間 | 無制限 |
データ容量制限 | 10GB/月 |
同時接続台数 | 6台 |
運営会社 | Windscribe Limited |
公式サイト | https://jpn.windscribe.com/ |
Windscribeはカナダに本拠地を持つVPNサービスであり、無料版では毎月10GBの通信が可能です。有料版であれば、毎月9ドルで無制限にデータが使用できます。
Windscribeはファイアウォール機能を搭載しており、安全な通信が行えます。ファイアウォールとは、不正アクセスを遮断する機能のことです。また、有料版にするとマルウェアや広告のブロック機能もできるようになります。
無料版のWindscribeでは毎月10GBまでデータ通信が行えるため、継続的にVPNでインターネット接続したい方でもデータ量に余裕を持って利用できるでしょう。
また、10か国からサーバーを選択できるため、今いる地域や通信環境に合わせて適切なサーバーに切り替えられます。有料版の場合は、さらに多い60か国のサーバーに接続可能です。
Windscribeは無料版・有料版に限らず1つのアカウントから複数のデバイスで接続できるため、無料でVPNを利用したい方にとっては便利なサービスだといえるでしょう。
HideMeは高度なIP漏洩保護機能でログを一切記録しない
無料期間 | 無制限 |
データ容量制限 | 10GB/月 |
同時接続台数 | 1台 |
運営会社 | eVenture Ltd. |
公式サイト | https://hide.me/ja/ |
HideMeは、1ヶ月10GBまで無料で使うことができるVPNサービスです。無料プランならではの制限はありますが、毎月のデータ通信量が少ない方にはおすすめです。
HideMeは無料プランでも1ヶ月10GBまで使えるVPNサービスであり、5か国からサーバーを選択できます。ただし、無料プランの場合日本のサーバーに接続することはできないため、海外から日本のコンテンツへアクセスしたい場合などの利用には向いていません。
また、無料プランの場合同時接続台数が1台なのに対し、有料プランの場合は10台まで接続可能となっています。
プライバシー保護についてはログなし方針を採用しているため、外部に情報が漏れる心配はありません。
セカイVPNは最大2ヶ月の無料期間があり公式サイトは全て日本語で対応
無料期間 | 最大2ヶ月 |
データ容量制限 | 無制限 |
同時接続台数 | 3台 |
運営会社 | 株式会社インターリンク |
公式サイト | https://www.interlink.or.jp/service/sekaivpn/ |
セカイVPNは2014年からサービス開始した日本のVPNサービスです。日本を含めて全10カ国のサーバーが利用できます。公式サイトは日本語で対応しており、日本語非対応の海外VPNサービスより使いやすい特徴があります。
無料プランは用意されていませんが最大2ヶ月の無料お試し体験が用意されていますので、じっくりサービスを検討することができます。
アバスト セキュアライン VPNは最大60日間の無料お試し期間が設けられている
無料期間 | 60日間 |
データ容量制限 | 無制限 |
同時接続台数 | 5台 |
運営会社 | Digital River |
公式サイト | https://www.avast.co.jp/ |
アバスト セキュアライン VPNは最大60日間のトライアル利用が可能なVPNサービスです。PC、Mac、iOS、Androidで利用可能で30日間の返金保証も付いてるので他サービスより手厚いお試し期間と保証が魅力。端末ごとによって料金プランが異なるので、ご自身の用途に合わせて登録することができるVPNサービスです。
Glocal VPNは7日間の無料期間がある動画視聴に適したサービス
無料期間 | 7日間 |
データ容量制限 | 無制限 |
同時接続台数 | 1台 |
運営会社 | 株式会社グローカルネット |
公式サイト | https://glocalnet.jp/ |
GlocalVPNは視聴可能な動画コンテンツが業界最大級のVPNサービスです。
GlocalVPNでは、海外でもほとんどの動画視聴可能となっており、なおかつ有料の料金プランも格安なので扱いやすさがあります。海外から動画だけを観たい!という方におすすめのVPNサービスです。7日間の無料お試し期間があるので、自分が観たい動画コンテンツが今いる海外で視聴できるかお試し期間で確認してから継続するか決めましょう。
- Netflix (ネットフリックス)
- ABEMA – AbemaTV (アベマ)
- TVer (ティーバー)
- Amazon Prime Video (アマゾンプライム ビデオ)
- Hulu (フールー)
- dTV (dTV)
- YouTube (ユーチューブ)
- DAZN (ダゾーン)
- U-NEXT (ユーネクスト)
- GYAO(ギャオ)
- Paravi(パラビ)
- FOD(フジテレビオンデマンド)
- TELASA(テラサ)
- WOWOW オンデマンド
- Disney+(ディズニープラス)
- スカパーSPOOX
- バスケットLIVE
- J SPORT(ジェイスポーツ)
- Rakuten TV(楽天TV)
- NHKプラス
Phantom VPNはPhoneやAndroidなどのデバイスにも対応
無料期間 | 無制限 |
データ容量制限 | ~500MB/月 |
同時接続台数 | 無制限 |
運営会社 | Avira Operations GmbH |
公式サイト | https://www.avira.com/ja/free-vpn |
Phantom VPNは、オンラインセキュリティにおける実績を35年以上持つAviraが提供する無料VPNサービスです。
無料版と有料版どちらも同時接続台数に制限はありませんが、無料版の月間通信容量は月間500MBまでになります。単発的にしかVPN接続をする予定がない人であれば、不便なく使えるでしょう。
Hotspot Shieldは6億人のユーザーが使用している信頼度が高いサービス
無料期間 | 無制限 |
データ容量制限 | ~500MB/日 |
同時接続台数 | 1台 |
運営会社 | AnchorFree, Inc |
公式サイト | https://www.hotspotshield.com/ja/ |
Hotspot Shieldは、無料版を提供するVPNサービスです。無料版は接続可能なサーバー数や国に制限があるものの、月間通信容量に制限はありません。ただし、VPN切断時の対策機能「キルスイッチ」が無料版は使えないため、利用時の通信環境に注意が必要です。
PrivadoVPNは無料でデータ通信10GBまで利用できる
無料期間 | 無制限 |
データ容量制限 | ~10GB/月 |
同時接続台数 | 10台 |
運営会社 | – |
公式サイト | https://privadovpn.com/ |
PrivadoVPNはスイスを拠点にした無料で10GB/月まで通信利用できるVPNサービスです。利用者の閲覧履歴や IP アドレスなどの記録をサーバー側に一切残さない「ZERO-LOG」ポリシーを採用しており、すべてのファイルはエンドツーエンドで保護されます。
ノートン セキュア VPNはセキュリティ重視人向けの製品
無料期間 | 30日間 |
データ容量制限 | 無制限 |
同時接続台数 | 3台 |
運営会社 | NortonLifeLock Inc. |
公式サイト | https://jp.norton.com/products/norton-secure-vpn |
ノートン セキュアVPNはセキュリティソフトのノートンが提供するVPNサービス。他のセキュリティソフトと併用も可能なため、すでにセキュリティソフトを導入済みで手軽に本格的なVPNサービスを追加したい方は、セキュアVPNのみを購入しても良いでしょう。
VPN とウイルス対策機能が搭載したプランノートン 360 デラックスもあります。ウイルス、マルウェア、ランサムウェアなどオンラインの脅威からデバイスをしっかり守りたいなら有料の上位プランの利用もおすすめです。
Kaspersky VPNは強力なセキュリティとプライバシー保護に定評があるサービス
無料期間 | 無制限 |
データ容量制限 | 200MB/日 |
同時接続台数 | 5台 |
運営会社 | 株式会社カスペルスキー |
公式サイト | https://usa.kaspersky.com/vpn-secure-connection |
カスペルスキーVPNセキュアコネクションはは、セキュリティソフトであるカスペルスキーセキュリティにも付属するVPNサービスです。無料プランが用意されており、200MB/日まで利用でき同時接続台数の制限はなく利用できます。また、VPNサーバーを最寄りの場所しか選択できないデメリットもあるため、無料VPNとしては使いづらい部分が多いです。
NordVPNは30日間の無料期間も容量上限無し、高速接続を堪能できる
無料期間 | 30日間 |
データ容量制限 | 無制限 |
同時接続台数 | 6台 |
運営会社 | Tefincom S.A. |
公式サイト | https://nordvpn.com/ja/ |
NordVPNは2012年よりサービスを開始以来、60カ国5400サーバーを展開し、ユーザー数もトップシェアを誇る世界最大手のVPNサービスです。
NordVPNは有料VPNサービスではありますが、メッシュネットワークは無料で利用可能。
メッシュネットワークは、世界のどこにいても、他のデバイスに安全にアクセスする方法です。 メッシュネットワークは、高速、低遅延、高度なセキュリティを必要とする、ファイル共有、プロジェクトの共同作業、激しいマルチプレイヤーゲームなどの活動に最適です。
30日間返金保証付きで無料トライアル期間の提供を行なっており、NordVPNの内容に満足できない場合は全額返金されるため、リスクなしでお試し契約できます。トライアル期間終了後にも契約を継続する場合、最初に選んだプランがそのまま適用されますので、希望するプランをあらかじめ選択しましょう。
ExpressVPNは高速&安全&匿名で30日間の無料お試し期間と返金保証がついている
無料期間 | 30日間 |
データ容量制限 | 無制限 |
同時接続台数 | 5台 |
運営会社 | Kape Technologies |
公式サイト | https://www.expressvpn.com/jp |
ExpressVPNは2009年にサービスを開始したVPNサービスの中では非常に歴史のあるサービスです。
サービス開始以来、多くのユーザーに支持され、94カ国3000以上のサーバーを展開し、世界有数のシェアを持っています。無料プランはありませんが、30日間の無料お試し期間と返金保証がついています。
Surfsharkはデバイスの接続が無制限で最大45日間の返金保証あり
無料期間 | 45日間 |
データ容量制限 | 無制限 |
同時接続台数 | 無制限 |
運営会社 | Surfshark B.V. |
公式サイト | https://surfshark.com/ja/ |
Surfsharkは2018年にサービスを開始したVPNサービスの中では業界では後発組です。
しかし、サービスを開始以来、多くのユーザーを獲得し、65カ国3200以上のサーバーを展開、業界Top3のシェアになるほどメキメキと成長しています。
安定した接続・通信速度、幅広いサーバーロケーション対応、利用デバイスの台数に制限が無く、料金も比較的リーズナブルなため、とてもコスパの良いサービスです。
CyberGhostは45日間も通信制限無し&高速通信を無料で試せる
無料期間 | 45日間 |
データ容量制限 | 無制限 |
同時接続台数 | 7台 |
運営会社 | CyberGhost S.R.L. |
公式サイト | https://www.cyberghostvpn.com/ja_JP |
CyberGhostは有料VPNサービスですが、無料トライアルを利用できます。
クレジットカード情報不要で試せるため、トライアル終了後に自動で有料プランに切り替わる心配はありません。91ヶ国に7,860台以上のサーバーを設置しており、接続先の選択肢の広さが魅力のサービスです。無料で使える期間は45日に限定されているため、それ以降は有料プランに移行しなければならない点に注意が必要です。
MillenVPNは無料期間はないが30日間の返金保証あり
無料期間 | なし(30日間の返金保証) |
データ容量制限 | 無制限 |
同時接続台数 | 10台 |
運営会社 | AZ POCKET株式会社 (アズポケット株式会社) |
公式サイト | https://www.azpocket.co.jp/ |
MillenVPNは2020年にサービスを開始した純国産の新しいVPNサービスです。
世界的にはまだまだ無名のサービスですが、日本人向けに特化したサービスを展開することで、日本語対応の安心感から日本におユーザーを徐々に増やしている長期プランの安さから根強い人気があります。
残念ながら無料プランと無料期間は設けられていないが、30日間の返金保証がついています。
スイカVPNはネット規制の厳しい国でもVPN接続可能で30日間の無料お試しあり
無料期間 | 30日間 |
データ容量制限 | 無制限 |
同時接続台数 | 50台 |
運営会社 | 株式会社MAJ Tech |
公式サイト | https://www.suika-v4.com/ |
スイカVPNは、日本のインターネット会社の株式会社MAJ Techが運営している中国使えるおすすめVPNです。
一般的なVPNサービスは3つ程度しかプランがないことが多いのですが、スイカVPNは「1ヶ月プラン」「3ヶ月プラン」「6ヶ月プラン」「1年プラン」「2年プラン」と契約期間に応じて細かく分けられています
IPVanishは返金保証もありサポート体制も充実していてお試し利用がしやすいVPN
無料期間 | 30 日間 |
データ容量制限 | 無制限 |
同時接続台数 | 10台 |
運営会社 | Ziff Davis |
公式サイト | https://www.ipvanish.com/ |
IPVanishはZiff Davisという企業が運営する75以上の場所にある2,000以上のサーバーを持ち、40,000以上のIPを持ち合わせたVPNサービスです。サーバー数や設置国も幅広く、安定したVPN通信ができることから、海外では優良なVPNサービスとして知られています。
30日間の返金保証があり、他の多くのVPNとは違って厳しい制約もないので試してみるのがおすすめです。
Trust.Zoneの無料トライアルが3日間しかないがデータ容量制限は最大1GBまで利用可能
無料期間 | 3日間 |
データ容量制限 | 最大1GB |
同時接続台数 | – |
運営会社 | – |
公式サイト | https://trust.zone/ |
Trust.Zoneには3日間無料トライアルがあり、帯域幅制限は1GBまでとなっています。他サービスよりお試し期間は短いですが利用できるデータ通信量は他よりも多く、10日間返金保証もついてるのが特徴です。公式サイトが日本語対応しておらず、他と差別化されたポイントもないので、わざわざTrust.Zoneを利用する理由はあまりないです。
VPNネコは完全無料で使えるアプリだが個人情報の漏洩リスクなどあり
無料期間 | 無制限 |
データ容量制限 | 無制限 |
同時接続台数 | 1台 |
運営会社 | Secure Connection PTY. LTD. |
公式サイト | App Store / Google Play |
VPNネコは、無料で使い放題のVPNです。スマホアプリのみで利用でき、AndroidでのアプリはVPNネコではなくACT VPNと名称が異なっていますが同じアプリです。
無料期間や容量制限がなく完全無料で利用できるVPNですが、安全性の面では注意が必要です。VPNネコだけに限らず無料のVPNアプリは、ユーザーからお金を取らない変わりに「広告で収入を得る」か「個人情報の売買で収入を得る」のどちらかです。
VPNネコに限らず無料VPN利用時は、個人情報のやり取り(例:クレジットカードでの決済など)はできるだけ控えたほうが良いです。
「VPNネコ」はLINEやSNSのやり取りやちょっとしたウェブページの閲覧であれば問題ないですが、動画視聴やライブ配信などには通信速度が遅く向いていません。それに加えて個人情報が漏洩する恐れもあるので、筆者個人としてはVPNネコの利用はあまりおすすめできませんのであくまで利用する場合は自己責任でお願いします。
無料で使えるVPNの選び方
無料で使えるVPNは便利ですが、選ぶうえでのポイントがいくつかあります。
VPN選びに失敗すると、満足のいく通信が行えなかったり情報が抜き取られたりしてしまう恐れもあるため、注意しましょう。
無料で使えるVPNの選び方として、次のような項目を見ることがおすすめです。
- 通信速度・通信量は十分か
- セキュリティ・プライバシー対策は万全か
- 本当に無料でVPNを利用できるのか
まずは、VPNを利用することで速度を落とさずにインターネットが使えるかが重要なポイントになります。また、設置しているサーバーの多さについても確認しておきましょう。
総務省によるとVPNなど電気通信事業が増えており、電気通信事業分が増えるとサーバーの数も増えていきます。
サーバー数が多いほど通信が混雑しにくいため、快適にインターネットを利用しやすいといえます。
次に、セキュリティやプライバシー対策が万全かどうかも大切です。
無料VPNはセキュリティ面において安全とは言い切れないサービスもあるため、セキュリティレベルの高い通信が行えるサービスを選びましょう。
最後に、本当に無料でVPNを利用できるのか、契約・支払い情報の入力が必要なのかなどについても確認し、安心して使える無料VPNサービスを探してみてください。
無料VPNと有料VPNの違い
無料VPNについて紹介してきましたが、有料VPNとの違いはなんなのでしょうか。
上述したように、無料VPNは契約なしで利用できる反面、さまざまなデメリットが存在することが特徴です。ここからは、有料VPNのメリットやデメリットについて確認していきましょう。
有料VPNのメリット・デメリット
有料VPNは毎月利用料金を支払う必要がありますが、その分セキュリティレベルの高く、通信速度が速く快適で、さまざまなサービスにアクセスできたりするなど、無料VPNよりたくさんのメリットがあります。
有料VPNのメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。
メリット
有料VPNのメリットには、次のような項目が挙げられます。
- セキュリティレベルの高い通信が可能
- 無制限の通信量や帯域幅に対応
- サーバー数が多い
- 同時接続できる台数が多い
- 海外のコンテンツにアクセスできる
また、ログなしポリシーを保証しているサービスも多くあり、プライバシー保護の観点からも信頼できるといえます。
有料VPNは通信量や帯域幅が無制限であることが多く、大きなデータのやり取りや動画視聴なども快適に行えるでしょう。さまざまな国や地域にサーバーが設置されているため、繋がりにくい時に接続するサーバーを切り替えられることも特徴です。これにより、安定したインターネット通信が行えます。
そのほか、同時接続できる台数が多いため、スマートフォンやタブレット、PCなどからの同時利用や、家族間でのインターネット共有も可能です。
このように、有料VPNにはさまざまなメリットが存在するため、より快適でセキュリティレベルの高い通信を求める方にはおすすめです。
デメリット
一方、有料VPNを利用するデメリットとしては、次のようなものがあります。
- 絶対に安全とは限らない
- 利用料金が発生する
- 一般の回線より遅くなる
セキュリティを重視する人は有料VPNを選ぶべき
有料VPNは、無料VPNと比べてセキュリティ力が高いのが強みです。お金を払ってでも個人情報や会社情報が外部に漏れるリスクを減らしたいなら必ず有料VPNを選びましょう。個人情報漏えいのリスクが高まるログ記録についても、有料VPNはログなしポリシーを保証している事業者が多いため、プライバシー保護についても安心と言えます。
無料VPNと比較するとセキュリティも通信速度も段違いではありますが、有料VPNだからといって情報漏えいのリスクはゼロではありません。
どの会社のVPNサービスでも絶対に安全とは限らないため、最終的には自己責任での利用が求められます。
最後に、有料VPNを使っても一般の回線よりも通信速度が遅くなることがあります。
通信が混雑する時間帯や地域だと速度に影響が出ることもあり、必ずしも高速通信ができるとはかぎりません。
通信が遅い時は別のサーバーに切り替えたり、サーバー数の多いVPNサービスを選んだりなど、対処が必要です。
無料VPNは安全?使用する際の注意点
ここまで読んだなかで「無料VPNは本当に安全なの?」と不安を感じた方も多いのではないでしょうか。無料・有料に関わらず、VPNの利用は絶対に安全であることはないため、使用する際には自分の目で信頼できるかを見極めなければなりません。
ここでは、無料VPNを使用する際の注意点として「重要な情報は取り扱わない」「プライバシーポリシーを確認する」の2つについて紹介します。
重要な情報は取り扱わない
無料VPNは脆弱性があったりセキュリティ面において対策が不十分だったりすることも多いため、仕事やプライベートを問わず重要な情報は取り扱わないほうが良いでしょう。
無料で利用できるVPNのなかには、軍事レベルのAES256ビット暗号化に対応していたり、ログなし方針によりデータ保護が徹底されたりしている場合もありますが、そのような安全性が確認できない限り情報の取り扱いには注意してください。
無料VPNは情報を抜き取ることを目的とした悪質なサービスも存在するため、できる限り有料のVPNサービスを使うことが望ましいといえます。
プライバシーポリシーを確認する
信頼できるVPNサービスかどうかを見極めるためには、プライバシーポリシーをしっかりと確認して個人情報保護に対する取り組みを把握すると良いでしょう。
セキュリティの脆弱性につけ込んだトラブルに巻き込まれてしまってからでは遅いため、VPNを利用する前に確認しておくことがおすすめです。
プライバシーポリシーのほか、VPNサービスが利用している暗号化システムやプロトコル、その他セキュリティに関わる機能(ログなし方針、ファイアウォール、マルウェア検出など)についても、併せて確認しておくと安心です。
無料VPNに関するよくある質問
ここでは、無料VPNに関してよくある質問をまとめました。
無料VPNは安全な通信ができる?
無料VPNは必ずしも安全とは言えず、なかには個人情報を抜き取ることを目的としたサービスや情報が暗号化されずセキュリティ面において信頼できないサービスも多く存在します。
VPNを初めて利用する場合にお試し期間として無料VPNを利用することは一つの手ですが、できる限り無料VPNではなく有料のセキュリティレベルの高いVPNサービスを使うことがおすすめです。
また、VPNサービスを選ぶ際は各社のセキュリティ機能についてよく確認し、信頼できるサービスを利用しましょう。
無料VPNを使うことは違法?
無料VPNを利用することは違法ではなく、日本では合法とされています。
ただし、海外からVPNを利用したい場合、ロシア・北朝鮮・イラク・ベラルーシ・中国(一部のVPNはOK)では禁止されているため注意しましょう。
また、VPNを使って違法行為を行うことはもちろん罰せられますので、併せて注意が必要です。
完全無料のVPNまとめ | 安心できる提供会社のVPNを利用しよう
今回は、完全無料で利用できるVPNサービスについて紹介しました。
無料VPNは無料である反面デメリットも多く、通信に制限があったりセキュリティレベルが弱いサービスがあったりなどの問題も存在します。
無料でVPNを利用したい場合は信頼できるサービスかどうかをしっかりと見極め、安全で快適なインターネット通信を行えるようにしてください。