『サバイバル×恐竜』という唯一無二のジャンルで大人気のオンラインゲーム『ARK:Survival Evolved』
最近では、人気ストリーマーによるARKイベントなどの影響で興味が湧いた人も増えています。
ARKは一人でも出来るゲームですが、何と言っても醍醐味はオンラインマルチによる協力プレイでしょう。
時には協力しながら、そして時には他プレイヤーと闘いながら生き抜いてみたいと思っているかたも多いのではないでしょうか。
しかし、ARKのマルチプレイにはサーバーが必須です。
フレンド同士でプレイしたいなら、専用のサーバーを立てなくてはなりません。
そこで本記事では
「ARKでマルチプレイをするためにレンタルサーバーを借りたい」
「ストリーマーみたくARKをプレイしたいけど、サーバーのこととか分からない」
こんな風に思っている方へ、ARKのマルチプレイサーバーについて分かりやすく解説。さらにARKのマルチプレイにおすすめレンタルサーバーもご紹介しているのでぜひ参考にしてください。
▼ ARK向けVPS3選▼
ARK: Survival Evolvedとは
『ARK: Survival Evolved(アーク: サバイバル エボルブド)』とは、恐竜をメインとした古来生物が生息する島を舞台としたオープンワールドサバイバルアクションゲームです。
発売してから数年経った作品ですが、マルチプレイの人気の高さや、発売後に展開されたダウンロードコンテンツの影響により、今でもなお根強い人気を誇るタイトルとなっています。
対応機種はPC・PS4・PS5・Xboxなど様々あります。
主人公が謎の島に転送されるところからゲームはスタートします。
その島には、現代社会では絶滅したと思われている古来生物が生きており、主人公は素材を集めたり、拠点を作ったりして長く生き抜くのが目的です。
ゲームがスタートすると、主人公は裸一貫の状態。
さらに分かりやすい操作説明があるわけでもないので、プレイヤーも主人公同様に何も分からないままゲームをすることになります。
最初は何度も恐竜に倒されたり、食料&水不足に悩むでしょう。
しかし、慣れていくと恐竜をペットにすることができます(テイムシステム)
テイムした恐竜を戦闘に出すことも出来ますし、移動や採集に活用することも可能です。
また、ARKはストーリーを追っていく『PvEモード』、他プレイヤーと闘う『PvPモード』の2つが用意されており、どちらも大人気です。
2017年に発売されたタイトルにも関わらず、現在でも頻繁にアップデートやイベントが開催されています。
また、ストリーマーによるオンラインイベントでARKを知った方も多いでしょう。
マルチプレイは日本と海外どちらのサーバーがいい?
ARKはマルチプレイにサーバーが必須ですが、ここで悩むのが「レンタルサーバーを借りるなら日本と海外どちらのものがいい?」という点。
結論からいうと、おすすめは圧倒的に日本国内のレンタルサーバーです。
ここでは、海外のレンタルサーバーを借りるメリット・デメリットと併せて、日本国内のレンタルサーバーがおすすめな理由を解説いたします。
海外のレンタルサーバーを借りるメリット
海外のゲーム向けレンタルサーバーで代表的なものは『Nitrado(二トラド)』や『G-Portal(ジーポータル)』です。
これらのレンタルサーバーはARK専用のテンプレートが用意されているため、面倒な設定がいりません。
世界中で多くのプレイヤーが使用しているため、困ったときは検索して情報を入手することも可能です。
また、日本にもデータセンターがあるため、そこまでラグを気にしなくても良いのも嬉しいポイント。
海外のレンタルサーバーを借りるデメリット
海外レンタルサーバーのデメリットは、基本的にやり取りが英語になるという点です。
障害が発生した時・サーバーの立て方でサポートして欲しいときなどに日本語でサポートを受けられないのは、非常に面倒ですしストレスも溜まります。
ゲームに没頭したいのに、ゲーム以外の部分で手間を取られるのは嫌なものです。
「海外サーバーを使ったことがある」という方なら問題ないでしょうが、初めての方にはおすすめできません。
国内のレンタルサーバーがおすすめな理由
国内のレンタルサーバーは、やり取りが日本語かつ設定方法も分かりやすいので、誰でもすぐ慣れることができます。
サポートが手厚いレンタルサーバーを選べば、困ったことがあってもすぐに連絡して対応してもらえるでしょう。
さらに国内にデータセンターがあるため、遅延(ラグ)を気にしなくても良いです。
サーバーによってはARK向けのテンプレートが設定されたサービスもあるので、煩わしい設定をしなくてもいいことも。
- 日本語でのやり取りで安心感がある
- ラグを気にしなくても良い
- 支払いも分かりやすい
以上の点から、ARKをプレイする際は日本国内で提供されているゲーム向けレンタルサーバーを利用するのがおすすめです。
ARK(アーク)でマルチサーバーを立てる4つの方法
ARKにてマルチサーバーを立てる方法は主に4つあります。
ここでは、それぞれの方法について分かりやすく解説いたします。
ARK公式サーバーを使う
一番気軽にプレイできるサーバーです。
ARKを起動し、サーバー検索タグから「公式専用ARK」を選択することで公式サーバーでプレイができます。
公式サーバーは、最大70人で世界中のプレイヤーとマッチするのが特徴です。公式専用のイベントなど、ここでしか味わえないARKが体感できるでしょう。
しかし、時間経過・ダメージ・経験値などの設定を自分でカスタムできないので自由度は低めです。
また、24時間稼働しているため、世界中のプレイヤーから常に命を狙われている危険性もあります。
「寝て起きたら自分の拠点がなくなってた…」なんてこともざらです。
一般的に「公式サーバーはARK猛者専用」と認識しておいてください。初心者が軽い気持ちで公式サーバーに行っても、上級者からボコボコにされておしまいです。
ARK専用の海外サーバーを使う
前述したように、海外のARK専用レンタルサーバーを使う手法もあります。
『Nitrado 』『G-Portal』が代表的なARK専用海外サーバーです。
完全にARK専用として貸し出されているので、面倒な設定をする必要がなく、様々なカスタマイズをして楽しむことができます。
しかし、業者と英語のコミュニケーションが必須であったり、契約するまでスムーズにいかない場合も多いです。
また、データセンターが日本にないサーバーだとラグが発生するため、快適なゲームプレイができない可能性も。
支払い方法も海外方式なので、日本に住んでいる方には厳しいかもしれません。
自分のPC・CS機を使う
「ARK Server Manager」というソフトを使って、自分のPCやPS4をサーバーとして利用することもできます。
しかし、サーバーやPCについて専門的知識がないとスムーズに立ち上げるのは難しいでしょう。
PCさえあれば無料でサーバーを使えるので、「サーバー立てるのにお金かけたくない」と思っているかたはチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
無料なだけあって制約も多く、PCを起動している間しかオンラインマルチプレイができません。
つまり、自分がいる時しか友達はARKをできないということ。
ARKのマルチプレイは、自分がいない時間でも有効活用してくれるフレンドと協力するのが楽しいゲームです。
仮に24時間PCを起動したら、いつでもプレイできますが、電気代もかさみますし結局コスパが悪くなってしまいます。
また、自分のPCを使う場合
- IPアドレスの固定化、ポート開放、不正アクセスの防止などのセキュリティが必須
- サーバー用のパソコンで他の作業ができなくなる
- 4人以上のマルチプレイには高スペックPCが必要
といったデメリットも多数あります。
よほど知識と時間があるなら別ですが、そうでないならおすすめできません。
国内VPSを使う
日本でARKをするなら国内レンタルサーバー(VPS)を利用する方法が一番です。
「国内VPSを使う」と聞くと、イメージしづらいかもしれませんが簡単にいうと「自分だけのARK専用サーバーを借りる」ということです。
VPSとはレンタルサーバーの一種で、通常のサーバーよりも自由度が高いサービスとなっています。
- ゲーム内パラメーターのカスタマイズ
⇒攻撃力、経験値、テイムまでにかかる時間、恐竜の孵化までにかかる時間など - バックアップ
もしゲーム実況者などを見て「自由にARKを楽しみたい!」と思っているなら、国内VPSを選ぶようにしましょう。
自分の習熟度に合わせた”理想のARK”がプレイできるはずです。
サービスにもよりますが、レンタル料金は「数百円・数千円/月」とそこまで負担になりません。
様々な面を考慮したうえで、日本国内のVPSがおすすめのレンタルサーバーです。
ARK(アーク)のマルチプレイ用レンタルサーバーの選び方
ARKがプレイできるレンタルサーバーは様々あります。
選択肢が多い故に「どれを選んだらいいか分からない・・・」と悩むことも多いです。
そこで、ここではARKのマルチプレイ用レンタルサーバーの選び方・ポイントを紹介します。
大切なのは4つのポイントです。
サーバースペック
ARKのマルチプレイに求められるサーバースペックは以下の通り
人数 | 30人程度 | 70人以上 |
CPU | Core i5 2.5GHz以上 | Core i5 3GHz以上 |
メモリ | 8GB | 16GB |
ストレージ | 100GB以上 | 100GB以上 |
ネットワーク | WANアクセス100Mbps以上 | WANアクセス100Mbps以上 |
上記の表を参考にしながら、需要を満たしてくれるスペックのサーバーを選ぶようにしましょう。
ちなみに4人~5人のプレイだと、4GB以上のメモリが推奨されています。
コストを抑えるために、低スペックサーバーを借りると、後々動作面で後悔する可能性が非常に高いです。
快適にゲームをプレイするためにも、最低限のスペックは満たしているものを選ぶようにしてください。
プラン変更がしやすいサーバーにする
マルチプレイをしてありがちなのが「想定より多くのプレイヤーが入ってきたから、サーバーのスペックが足りない」というものです。
逆に必要以上の高プランを利用してしまったパターンもあります。
そんな時必要なのが、サーバープランの変更です。
用途に合わせた柔軟なプラン変更ができるサービスなら、ストレスを感じることなく快適なARKができます。
レンタルサーバーを選ぶ際は、サーバースペックや価格だけでなく、プラン変更についてもチェックするようにしてください。
セキュリティ・サポート
ネットが普及した現代では、いつサイバー攻撃やDDoS攻撃がくるか分かりません。
滅多にあることではないものの、不測の事態に向けてセキュリティ対策はしっかりしたほうが良いです。
サーバーを選ぶ際は、各攻撃に対してセキュリティ対策がしっかりされているサービスを選ぶようにしましょう。
もしトラブルに遭難すれば、今までのデータが全て消える可能性もあります。
そんな悲しいことを起こさないためにも、セキュリティ・サポート面は大切に。
支払い方法の確認
ほぼ全てのレンタルサーバーはクレジットカード決済に対応しています。
しかし人によっては「クレジットカードを持っていない」「PayPayとは使えないの・・・?」と感じる方もいるはず。
レンタルサーバーの中には、コンビニ払いなど多様な決済方法に対応しているサービスもあります。
自分に合った支払い方法のサービスを選ぶようにしましょう。
ARK(アーク)のマルチプレイにおすすめレンタルサーバー4選
ここではARKのマルチプレイにおすすめなレンタルサーバーを4つ紹介いたします。
どれも日本国内のサービスで、多くのユーザーが利用している信頼度抜群のものばかりです。
各サービスについてARKのプレイ環境を軸に特徴を解説するので参考にしてください。
Xserver VPS for Game
サーバー名 | Xserver VPS for Game |
メモリ/CPU | 2GB〜16GB |
CPU | 3〜8コア |
ストレージ | 50GB〜100GB |
初期費用 | 0円 |
月額料金 | 830円〜 |
ARK専用テンプレート | あり |
Xserver VPS for Gameはレンタルサーバー国内シェアNo.1のエックスサーバー株式会社が提供するVPSサービスです。
月額830円でvCPU3コア、メモリ2GBといった高速・安定・ハイスペックなサーバーが使える国内最安クラスのハイコストパフォーマンスを実現。 2023年11月21日よりARK専用の管理パネル「ARKマネージャー」をリリースされ、ARKサーバーの移動やARK内のゲーム設定など管理設定が簡単にできるようになりました。
専門知識がない方でも、より自由度の高い環境でマルチプレイを楽しめるようになっています
また、この価格でMinecraft用サーバー構築、アプリケーション開発からサイト・ブログ制作まで様々な用途において利用できるサーバーの管理者権限(root権限)が付与されます。
快適にARKを楽しみたいなら、8GBプランより上位のプランを推奨しています
※2GBプランでは利用できません。
詳しくはARKアプリイメージを利用するをご覧ください。
ConoHa for GAME
プラン | 料金 | メモリ量 | CPU |
---|---|---|---|
2GBプラン | 2,033円/月 | 2GB | 3コア |
4GBプラン | 3,969円/月 | 4GB | 4コア |
8GBプラン | 8,083円/月 | 8GB | 6コア |
※料金は36ヶ月(長期割引パス)で算出
ConoHa for GAMEはGMOが提供しているゲームサーバー専用のレンタルサーバーです。
以前、別サービスの「ConoHa VPS」にゲームサーバーを構築するためのプランがありましたが、2023年3月1日にゲームユーザーに特化した新サービス「ConoHa for GAME」が派生サービスとしてリリースされました。
初期費用が無料かつ最低利用期間もないので、気軽に利用することができます。
また、マインクラフト、パルワールド、Rust、ARK、Project Zomboid、7 Days to Die、Factorio、Valheim、テラリアなどといった人気オンラインゲームのテンプレートも用意されているので、サーバーの知識がなくとも簡単に設定できるのも強みです。
「素人でも使えるようなテンプレートがあるサーバーがいい」
「ひとまず1ヶ月だけ使ってみたい」
「時間課金で使った分だけ支払いたい」
といった方にピッタリのゲーム向けレンタルサーバーです。
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さくらのVPS
サーバー名 | さくらのVPS |
---|---|
メモリ/CPU | 512MB〜32GB |
CPU | 1〜10コア |
ストレージ | 25〜1600GB |
初期費用 | 0円 ※2か月分の利用料金を先払い |
月額料金 | 643円〜30,800円 |
ARK専用テンプレート | なし |
サーバー名 | さくらのVPS |
---|---|
メモリ/CPU | 512MB〜32GB |
CPU | 1〜10コア |
ストレージ | 25〜1600GB |
初期費用 | 0円 ※2か月分の利用料金を先払い |
月額料金 | 643円〜30,800円 |
ARK専用テンプレート | なし |
老舗レンタルサーバーとしても有名な『さくらのVPS』
料金面からみると、他サービスより高めになっています。
しかし、さくらのVPSは全てのプランで100GB以上のSSDが使えるため、容量に困ることはほぼないでしょう。
またお試し期間が2週間あるため、とりあえず使ってみたいという方にもおすすめできます。
ARK専用のテンプレートがあるわけではないですが、様々なゲームで専用サーバーを利用したい方にはピッタリなサービスといえます。
KAGOYA CLOUD VPS
サーバー名 | KAGOYA CLOUD VPS |
---|---|
メモリ/CPU | 1〜32GB |
CPU | 1〜12コア |
ストレージ | 25〜200GB |
初期費用 | 0円 |
月額料金 | 550円〜26,400円 |
ARK専用テンプレート | なし |
カゴヤ・ジャパンが提供するVPSサービス『KAGOYA CLOUD VPS』
VPSの中でも費用を抑えることができ、スペックも十分に備わっているのが特徴です。
ARKは最低でも4GB以上のメモリが推奨されていますが、KAGOYAの4GBプランは『1,650円/月』と業界最安値レベルの料金です。
30人以上となると4GBでは辛いですが、少人数の友達と遊ぶだけならばKAGOYAはピッタリのレンタルサーバーでしょう。
また、ARK専用のサーバー構築プログラムもあるので設定でつまづくことがないのも嬉しいポイントです。
ARK(アーク)向けレンタルサーバーに関するよくある質問
初めてARK向けレンタルサーバーを借りるとき、どうしても不安なことや疑問が残ると思います。
ここでは、ARK向けレンタルサーバーに関するよくある質問と回答を用意しましたので、ぜひ参考にしてください。
サーバー立てるの初めてだけど大丈夫?
サーバースペックに関しての理解度はある程度必要です。
なんとなくでも良いので、メモリやコアがどんなものかイメージできるようにしてください。
ゲーム向けレンタルサーバーは、ほとんどが分かりやすい説明書がありますし、サポートも充実しています。
また、検索すれば情報収集も可能です。
初めてのサーバーで不安になるのも分かりますが、思ったよりもスムーズに立てられるのでご安心ください。
レンタルサーバーを借りたら、PCとPS4でクロスプレイできる?
出来ません。
サーバーに関係なく、PCとCS機は一緒にプレイできないのでご注意ください。
もし友達がPS4しか持っていないという状況ならば、どちらかが機器を合わせるほかありません。
ARK(アーク)向けレンタルサーバーまとめ
ARKのレンタルサーバーについて解説してまいりました。
言わずもがなですが、ARKはハマればハマるほど深みが出てくる素晴らしいゲームです。
オンラインマルチプレイで協力しながら、孤島を生き抜き、恐竜と共存する感覚は唯一無二のゲーム体験といえます。
ぜひとも本記事を参考にして、需要に合ったレンタルサーバーをお選びください。
ARKは中毒性が高いがゆえに、20時間以上ぶっ通しでプレイする人もいるほどです。
プレイする際は、ハマりすぎないようにご注意を。