「東京でバーチャルオフィスを借りたいと思っているが、どの会社を選ぶべきか分からない」「格安で使えるオフィスがあったら知りたい」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
また、東京にあるバーチャルオフィスの種類は非常に多く、どの業者を利用したらいいかわからない人も多いと思います。
日本のビジネスの中心地である東京都内で格安でオフィスを構えることができたら嬉しいですよね。
本記事では、東京都内でおすすめのバーチャルオフィスを10社まとめました。
また、バーチャルオフィスを選ぶ際のポイントやよくある質問についても紹介しますので、ぜひ最後までご覧いただき、バーチャルオフィス選びの参考にしてください。
東京都内でおすすめのバーチャルオフィス10社を徹底比較
今回は、東京都内でおすすめのバーチャルオフィスについて、次の10社を紹介します。
- DMMバーチャルオフィス
- NAWABARI
- レゾナンス
- ワンストップビジネスセンター
- リージャス
- ユナイテッドオフィス
- アントレサロン
- METSオフィス
- HarborS表参道
- Karigo
- ナレッジソサエティ
それぞれのオフィスについて、特徴や料金形態を確認しましょう。
DMMバーチャルオフィス
DMMグループが運営する高級バーチャルオフィスで、住所が契約者のみに限定公開されるシステムのため、安心して利用できることが特徴です。
バーチャルオフィスは1つの住所を複数名の会員と共有するため、犯罪やトラブルへのリスクを懸念している方も多いのではないでしょうか。DMMバーチャルオフィスでは、入会審査を通った会員のみが住所を知れるため、不正利用の防止やプライバシー保護に努めています。
また、DMMバーチャルオフィスはみずほ銀行や三菱UFJ銀行をはじめとしたメガバンク、住信SBIネット銀行や楽天銀行などのネットバンクなどとの連携により、法人口座の開設においてもサポートを受けることが可能です。
月額660円からと業界最安水準の料金で使用できるため、初めてバーチャルオフィスを利用する方にもおすすめです。東京都内では、銀座・渋谷の2箇所の住所を借りられます。
そのほか、契約者特典として次のサービスを利用可能です。
- freee会社設立:DMMポイント5,000円分プレゼント
- freee会計(法人版):DMMポイント5,000円分プレゼント
- UPSIDER:プロモーションコード入力で5,000ポイント付与
- Spir:チームプラン3ヶ月無料
- 印鑑の即日配送 二代目東洋堂:クーポンコード入力で10%割引(全商品対応)
- マネーフォワード 会社設立:登記完了でAmazonギフト券5,000円分プレゼント
- 弥生会計オンライン:クーポンコード入力で2年間無料 など
DMMバーチャルオフィスの概要については、以下の表をご覧ください。
バーチャルオフィス名 | DMMバーチャルオフィス |
入会金 | 補償金:初月のみ5,000円入会金:5,500円 |
料金プラン | ・ネットショップ支援プラン:660円/月 ・ビジネスプラン:2,530円〜/月 ・ライトプラン:1,650円/月(住所貸しのみの場合。ネットショップ支援プランは法人登記不可。) |
主なサービス | 郵便物転送・固定電話セット・宛名追加・AI秘書自動応答サービス・転送カスタマイズ・らくらくHP作成サービス・法人口座紹介 など |
運営会社 | 合同会社DMM.com |
参照:DMMバーチャルオフィス
NAWABARI
NAWABARIは、公式サイトが「EC業界関係者が選ぶバーチャルオフィスサービス第1位」と謳っているように、ネットショップを運営している方におすすめのバーチャルオフィスです。
ネットショップを運営する上で必須となる特商法表記や発送ラベル、ショップカードなどへの住所記載において、NAWABARIの住所を記載することでプライバシー保護ができます。
東京都内では目黒区に住所を持っており、1年プランの場合、月額1,078円で利用可能で、都内のバーチャルオフィスの中でも、比較的コストを抑えて利用できることが特徴です。
さらに、追加料金なしで10個まで屋号を追加できるため、複数のショップを管理している方にも向いているでしょう。
最近では、法人登記の住所のほか、地方で経営している会社の東京支店としての利用やネットショップの住所記入、インフルエンサーのプレゼント受け取り用住所としての利用などに活用されています。
以下に、NAWABARIの概要をまとめました。
バーチャルオフィス名 | NAWABARI |
入会金 | 保証金:0円 初期費用:5,500円※無料キャンペーン中(2023年9月時点) |
料金プラン | ・ネットショップ運営プラン:1,100円/月 ・ビジネスプラン:1,650円/月 ・海外プラン:3,000円/月(ネットショップ運営プランは法人登記不可) |
主なサービス | 法人登記・郵便転送・特定商取引利用・マイページ・電話要件転送・郵便物GPS混入チェック・会社設立サポート・インターネットFAXサービス・電話代行 |
運営会社 | 株式会社Lucci |
参照:NAWABARI
レゾナンス
レゾナンスは、法人登記サービス込みで月額990円から利用できる、格安のバーチャルオフィスです。
2022年12月に行われた自社調べによる顧客満足度アンケートによると、顧客満足度は98.2%を達成しており、既に多くのユーザーがレゾナンスのサービスを満足して利用していることが分かります。
レゾナンスは「みずほ銀行」「GMOあおぞらネット銀行」「住信SBIネット銀行」の3つの銀行と連携しています。実際の口座開設には銀行審査が必要ですが、既に多くの開設実績を持っているため、スムーズに法人口座を開設しやすいでしょう。
また、レゾナンスの住所で起業する場合、「レゾナンスのスマホde会社設立」のサービスを利用すれば、法務局へ行かずにスマホで必要書類を作成可能です。当サービスは、5,500円のみで利用できます。
東京都では、以下の7箇所でバーチャルオフィスをレンタルできます。
- 浜松町本店:東京都港区浜松町2丁目
- 青山店:東京都港区北青山1丁目
- 銀座店:東京都中央区銀座1丁目
- 日本橋店:東京都中央区日本橋室町1丁目
- 渋谷店:東京都渋谷区神宮前6丁目
- 新宿店:東京都新宿区西新宿3丁目
- 恵比寿店:東京都渋谷区恵比寿西2丁目(2023年10月2日オープン)
レゾナンスの概要については、以下をご覧ください。
バーチャルオフィス名 | レゾナンス |
入会金 | 5,500円 |
料金プラン | ・格安バーチャルオフィス(住所貸し):990円〜/月 ・格安バーチャルオフィス+格安転送電話サービス:3,190円〜/月 ・格安バーチャルオフィス+格安電話秘書代行サービス:5,390円〜/月 ・格安転送電話サービス(03番号・045番号):2,200円〜/月 ・格安電話秘書代行サービス(03番号・045番号):4,950円〜/月 |
主なサービス | 住所貸し・郵便物転送・郵便物の写真お知らせ・会員サイト/アプリ・スマホde会社設立・プライベートロッカー・転送電話・電話秘書代行・共有FAX・専用FAX など |
運営会社 | 株式会社ゼニス |
参照:レゾナンス
ワンストップビジネスセンター
ワンストップビジネスセンターは、全国43箇所の住所を持つバーチャルオフィスです。累計契約数は20,000件を超え、日本最大規模のバーチャルオフィスといえます。
東京都内では、計22箇所の住所を利用可能です。
- 青山本店
- 田町店
- 表参道店
- 六本木店
- 虎ノ門店
- 麻布十番店
- 品川店
- 渋谷店
- 恵比寿店
- 二子玉川店
- 新宿店
- 高田馬場店
- 麹町店
- 銀座店
- 日本橋店
- 秋葉原店
- 飯田橋店
- 池袋店
- 上野店
- 五反田店
- 吉祥寺店
- 中野店
最も安いプランのエコノミープランの月額料金は5,280円と、他社よりもやや割高の傾向にありますが、徹底された建物の管理、全プランで利用できる貸し会議室、定期的な郵便の無料転送など、各種サービスが充実しています。
また、30日間の返金保証も付いているため、もしサービスに満足できなかった場合でも解約可能です。
そのほか、ワンストップビジネスセンターでは起業家応援パックといった割引プランも提供されており、20代以下の若者や女性、シニア、障がい者などの起業家は、初期費用と1ヶ月分の利用料が無料になります。
ワンストップビジネスセンターの概要について、以下の表にまとめました。
バーチャルオフィス名 | ワンストップビジネスセンター |
入会金 | 10,780円 |
料金プラン | ・エコノミープラン:5,280円/月 ・ビジネスプラン:9,790円/月 ・プレミアムプラン:16,280円/月 |
主なサービス | 法人住所登記・郵便転送・会議室利用・電話転送・FAX転送・電話秘書代行・法人銀行口座開設サポート など |
運営会社 | 株式会社ワンストップビジネスセンター |
リージャス
リージャスは、全国に計170の拠点を持つバーチャルオフィスサービスです。日本のみならず、海外でも拠点を持っており、世界120か国1,100都市3,300拠点と豊富なエリアから選べるため、海外進出を検討している方にもおすすめといえます。
東京都内では、以下20箇所のエリアで住所を利用可能です。
- 池袋
- 立川
- 新宿
- 青山・表参道
- 渋谷
- 恵比寿
- 町田
- 大崎・五反田
- 神田・秋葉原
- 麹町・四ツ谷
- 赤坂
- 六本木
- 丸の内・大手町
- 銀座・有楽町
- 新橋・汐留
- 浜松町
- 錦糸町
- 八重洲・日本橋
- 品川
- 羽田空港
リージャスでは4つのプランがあり、それぞれ以下の特徴があります。
- バーチャルオフィス:住所取得・専用電話・郵便物や電話転送・ボイスメールを利用可能
- バーチャルオフィス・プラス:バーチャルオフィスサービスに加え、個室オフィスを月5日利用可能
- メールボックス・プラス:国内外の住所を、会社住所として郵便物受け取り・転送に利用可能
- テレフォンアンサリング:電話代行・電話転送に対応
リージャスの概要は、以下の表をご覧ください。
バーチャルオフィス名 | リージャス |
入会金 | 10,890円〜 |
料金プラン | 丸の内パシフィックセンチュリープレイスの場合 ・メールボックスプラス:21,200円〜/月 ・テレフォンアンサリング:13,700円〜/月 ・バーチャルオフィス:34,800円〜/月 ・バーチャルオフィスプラス:50,000円〜/月 |
主なサービス | 住所貸し・郵便受け取り・電話利用・電話転送・オフィス利用・メンバーシップ など |
運営会社 | 日本リージャスホールディングス株式会社 |
参照:リージャス
ユナイテッドオフィス
ユナイテッドオフィスは、貸し住所のほかに起業サポートが充実しているバーチャルオフィスサービスです。会社設立を5,500円(税込)で代行してもらうことができ、自分で手続きする場合よりも34,500円お得に登記できます。
入会者の約30%が既存会員からの紹介ということもあり、信頼の高いサービスであることが分かります。また、ユナイテッドオフィスは厳格な審査が行われるため、悪質な利用者がおらず、安心して利用できることが特徴です。
東京都内では、以下9箇所の住所を利用可能です。
- ユナイテッドオフィス青山店:東京都港区南青山2丁目2-15 win青山ビル
- ユナイテッドオフィスつなぐば:東京都中央区銀座7-13-21銀座sinrokusyuビル
- ユナイテッドオフィス銀座店:東京都中央区銀座6-13-16 銀座Wallビル
- ユナイテッドオフィス表参道店:渋谷区神宮前6-29-4 原宿komiyaビル
- ユナイテッドオフィス日本橋店:東京都中央区日本橋2-2-3 RISHEビル
- ユナイテッドオフィス渋谷店:東京都渋谷区渋谷3-1-9 渋谷YAZAWAビル
- ユナイテッドオフィス虎ノ門店:東京都港区虎ノ門1-16-6 虎ノ門Rapportビル
- ユナイテッドオフィス新宿店:東京都新宿区西新宿7丁目5-5 Plaza西新宿
- ユナイテッドオフィス池袋店:東京都豊島区西池袋3-22-5(準備中)
以下の表では、ユナイテッドオフィスの概要をまとめています。
バーチャルオフィス名 | ユナイテッドオフィス |
入会金 | 6,600円 |
料金プラン | 2,310円〜 |
主なサービス | 住所利用・法人登記・会員専用マイページ利用・郵便物受け取り・海外郵便転送・貸し会議室やレンタルスペースの利用・電話番号利用・電話転送サービス など |
運営会社 | 株式会社ユナイテッド・コンサルティング・ファーム |
参照:ユナイテッドオフィス
アントレサロン
アントレサロンは、東京・神奈川・埼玉に拠点を持つオフィスサービスです。全プランで法人登記、住所利用が可能であり、フリーデスクプランや個室プランの契約により、全拠点の共用スペースを利用できます。
初期費用無料、月額3,800円から利用でき、全プランに常駐スタッフによる来客対応・住所利用・法人登記・郵便物受け取りが含まれています。
東京都内では、銀座・秋葉原・赤坂・新宿・西新宿・渋谷・池袋などの住所を利用でき、会社の信頼性向上にも繋がるでしょう。全てのオフィスが駅から徒歩5分以内の場所に位置しており、アクセスしやすい点は大きなメリットといえます。
また、都市銀行や信用金庫、信用組合など各種銀行における多くの開設実績を持っているため、法人登記後の手続きもスムーズに行えることが特徴です。
アントレサロンの概要については、以下の表をご覧ください。
バーチャルオフィス名 | アントレサロン |
入会金 | 無料 |
料金プラン | ・バーチャルオフィスプラン:3,800円/月 ・フリーデスクプラン:9,505円/月 ・個室プラン:50,000円/月 |
主なサービス | 常駐スタッフによる受付対応・住所利用・法人登記・郵便物受け取り・全拠点の会議室利用 など |
運営会社 | 銀座セカンドライフ株式会社 |
参照:アントレサロン
METSオフィス
METSオフィスは、東京都心に格安バーチャルオフィスを提供している会社で、自社ビルを所有しています。自社ビル直営の住所利用であれば、月額270円と超低料金で利用できることが特徴です。
また、2ヶ月以内に法人化する個人限定で、会社設立サポートにも対応しています。利用日から法人設立日までの基本料金が無料となるうえ、銀行口座開設サポートや専用電話番号サポートなどが含まれます。
METSオフィスの他社との大きな違いは、全拠点が自社所有のビルであることです。拠点が閉鎖するリスクがないため、安心して継続利用できます。また、最も安いプランは業界最安値でありながら、会員継続率は98%と品質の高さが伺えます。
オプションサービスを必要に応じて組み替えられるため、自社にとって必要なサービスに絞り、コスパ良くバーチャルオフィスを利用できるでしょう。
METSオフィスの概要を、以下の表にまとめました。
バーチャルオフィス名 | METSバーチャルオフィス |
入会金 | 入会金:3,300円事務手数料:550円 |
料金プラン | ・ライトプラン:270円/月 ・ビジネスプラン:785円〜/月 ・ビジネスプラス:950円〜/月 |
主なサービス | 法人登記・住所利用・郵便受取・宛名追加1件無料・会議室利用・追加オプション利用・来客対応・専用会員サイト利用※ビジネスプラスプランの場合 |
運営会社 | オリンピア興業株式会社 |
参照:METS OFFICE
HarborS表参道
HarborS表参道は、表参道駅から徒歩3分に位置する、コワーキングスペースやバーチャルオフィスを提供している施設です。
東京都内でも最も人気の高い、港区の住所を月々5,280円から利用可能です。この九州地方整備局には、住所利用と来客対応のサービスが含まれます。
東京都内で法人登記のために賃貸オフィスを借りようとすると、月々の固定費が高額になってしまいます。しかし、HarborS表参道であれば綺麗でおしゃれなオフィスを5,280円からレンタルできるため、賃料負担の圧倒的な削減が可能です。
また、HarborS表参道では単なる住所貸しだけでなく、カフェスペースやテラス、貸し会議室などをビジネスシーンに合わせて使い分けられるため、オフラインでのビジネスをより強化できるでしょう。
基本サービスに加え、法人登記や電話転送、郵便物転送、レンタルロッカーなど、各種オプションサービスも充実しており、都心一等地でバーチャルオフィスのレンタルを検討している方におすすめです。
HarborS表参道の概要について、以下にまとめました。
バーチャルオフィス名 | HarborS表参道 |
入会金 | 10,000円 |
料金プラン | 5,280円〜/月 |
主なサービス | 住所貸し・来客対応・法人登記・専用ポスト・郵便物転送・電話転送サービス・カフェスペース/テラス・会議室・レンタルロッカー など |
運営会社 | 株式会社アンチパターン |
参照:HarborS表参道
Karigo
Karigoは、北海道から沖縄まで、日本全国62箇所に拠点を持つバーチャルオフィスサービスです。
3つのプランに分かれており、最安のホワイトプランでは、月々3,300円から利用できます。プランによってサービス内容が異なりますが、住所貸しと荷物受け取りは全てのプランに含まれています。
また、Karigoでは起業家のための支援サービスも充実しており、会社設立代行だけでなく、登記内容の変更も可能です。
東京都内では、以下の住所を利用可能です。
- 東京 銀座一丁目
- 東京 銀座四丁目
- 東京 中野
- 港区 浜松町
- 西麻布 六本木ヒルズ前
- 東京 品川
- 東京 南品川
- 渋谷 桜丘町
- 渋谷 千駄ヶ谷
- 青山 表参道
- 東京 赤坂
- 恵比寿 代官山
- 千代田 秋葉原
- 東京 日本橋
- 世田谷 三軒茶屋
- 世田谷 自由が丘
- 東京 荻窪
- 東京 新宿
- 東京 高田馬場
- 芝浦 田町
- 東京 池袋
- 東京 多摩
- 東京 浅草
- 東京 府中
- 東京 調布
- 東京 高円寺
- 東京 目黒
- 東京 本郷・水道橋
東京都内だけでも豊富な場所からオフィスを選べるため、事業内容に合わせて店舗を選ぶと良いでしょう。
Karigoの概要は、以下の表をご覧ください。
バーチャルオフィス名 | Karigo |
入会金 | ・ホワイトプラン:5,500円〜 ・ブループラン:7,300円〜 ・オレンジプラン:7,300円〜 |
料金プラン | ・ホワイトプラン:3,300円〜/月 ・ブループラン:8,800円〜/月 ・オレンジプラン:10,400円〜/月 |
主なサービス | 住所貸し・荷物受取・転送電話・電話代行・会社設立代行・各種登記サービス |
運営会社 | 株式会社Karigo |
参照:Karigo
ナレッジソサエティ
ナレッジソサエティは、九段下駅から徒歩30秒にあるバーチャルオフィス・シェアオフィスです。東京都千代田区の住所を月額4,950円から使用でき、住所には「東京都千代田区」「銀行名が入ったビル名」を記載できるため、クライアントからの信頼を得やすいでしょう。
また、来客時には追加料金なくミーティングシートを利用できるほか、会員専用サイトを通じて会議室予約も可能です。
ナレッジソサエティでは有人対応のエントランスがあるため、来客に安心感を与えやすいことは大きなメリットといえます。
法人口座開設の保証制度により、法人口座が開設できなかったことを理由にサービスを退会する場合、入会金・保証金・2ヶ月分の基本料金が返金されます。とはいえ、公式サイトの記載では、2018年10月から2020年4月までの間に返金事例はないとのことです。
ナレッジソサエティの概要について、以下の表にまとめました。
バーチャルオフィス名 | ナレッジソサエティ |
入会金 | 入会金:16,500円保証金:30,000円 |
料金プラン | 基本料金:4,950円/月 |
主なサービス | 住所貸し・郵便受取・電話転送・有線LAN・バナー広告・印刷・チラシの館内せち・会議スペース利用 など |
運営会社 | 株式会社ナレッジソサエティ |
参照:ナレッジソサエティ
東京都内でバーチャルオフィスを選ぶ際のポイント
ここからは、東京都内でバーチャルオフィスを選ぶ際のポイントについて、次の4点を解説します。
- 価格、料金体系
- 利用できる住所
- バーチャルオフィス事業の持続性
- 起業支援サービス
それぞれの点について確認しましょう。
価格、料金体系
バーチャルオフィスを選ぶ際に、価格と料金体系は重要な要素の一つです。
まずは自社がバーチャルオフィスに支払える予算を算出した上で、予算に合ったプランを見つけましょう。東京都内では、月額1,000円以下で使用できるコスパ重視のオフィスから、豊富なサービスがついた月額5,000円以上のオフィスまで、幅広い価格帯が存在します。
月額料金のほか、オプションサービスに追加料金が発生する場合も少なくないため、複数のバーチャルオフィスを比較・検討した上で、自社に適したサービスを選ぶことが欠かせません。
プランの最低契約期間や解約条件もあらかじめチェックしておき、将来の変更に柔軟に対応できるかも確認しましょう。
利用できる住所
オフィスの場所がどこにあるのかは、ビジネスシーンにおける相手からのイメージに直結します。
特に、東京都内の中心部に位置するバーチャルオフィスを借りて住所を持つことは、会社の信頼性向上に繋がるでしょう。
住所貸しのみに対応したプランのほか、郵便物の受け取りや会議室の利用などに対応しているプランも存在します。頻繁にオフィスに行ったり、来客の予定があったりする場合は、アクセスのしやすさも考慮して選ぶ必要があるでしょう。
バーチャルオフィス事業の持続性
バーチャルオフィスの中には、突然サービス終了となる会社も存在しています。貸し住所は、法人であれば登記住所となる重要な情報であるため、利用を検討している会社についてバーチャルオフィス事業の持続性を確認することも欠かせません。
信頼性の高いプロバイダーを選ぶことで、長期的なビジネス戦略を実行しやすくなるでしょう。
その会社の実績や評判、実際の利用者の声などを調査し、整備が行き届いている会社を選ぶことがポイントです。
起業支援サービス
起業と同時にバーチャルオフィスの使用を検討している場合、起業支援サービスの有無も、バーチャルオフィスの選択において重要な要素といえます。
登記支援や会計サービス、ビジネスアドバイスの提供など、会社によってサポート内容が異なるため、各オフィスの特徴を確認しましょう。
自身で手続きを行うよりも格安で登記を済ませられる場合もあるため、起業家はぜひ利用すべきサービスといえます。
東京都内のバーチャルオフィスに関するよくある質問
ここでは、東京都内のバーチャルオフィスを探している方向けに、4つのよくある質問をまとめました。それぞれについてお答えしますので、ぜひ参考にしてください。
バーチャルオフィスとはそもそも何?
バーチャルオフィスとは、物理的なオフィススペースを借りることなく住所を持ち、ビジネスを運営するためのサービスです。主なサービスは、住所提供・郵便物受け取り・電話応対・会議室の利用・サポートスタッフなどがあります。
バーチャルオフィスは、オフィスコストを最小限に抑えつつ、信頼性の高いビジネスイメージを維持できる柔軟なソリューションとして人気を高めています。また、リモートワーカーの増加により、物理的な拠点を持つ必要がない層からの需要が高まっています。
バーチャルオフィスを利用するメリットは?
バーチャルオフィスを利用する最大のメリットは、会社経営のコスト削減が可能なことです。
物理的なオフィスを借りる必要がないため、賃料・光熱費・設備投資などの費用を削減可能です。また、全国に拠点を持つバーチャルオフィスを利用すれば、登記住所における地理的な制約が緩和されるため、場所を選ばずに仕事を受注できます。
バーチャルオフィスは柔軟性が高く、急成長するスタートアップから大手企業まで、あらゆる規模のビジネスに適してるといえます。
バーチャルオフィスの料金体系はどうなっている?
バーチャルオフィスを利用する際、多くの場合「入会金」と「月額利用料」が発生します。
入会金は初回のみ発生する費用であり、サービスによっては入会金が無料となる場合や、入会金のほかに保証金が必要な場合もあります。
月額利用料は、毎月発生するバーチャルオフィスの利用料金です。東京都内であれば4,000〜5,000円が相場といわれていますが、なかには月額500円前後から利用できるサービスや、月額10,000円を超えるサービスなど、幅広いサービスが存在します。
バーチャルオフィスを選ぶ際に注意すべき要素とは?
上述のように、バーチャルオフィスを選ぶ際は、価格・利用できる住所・バーチャルオフィス事業の持続性・起業支援サービスの4つの点に注意することがポイントです。
バーチャルオフィス会社によって提供しているサービス内容が異なるため、自社に合った会社・プランを選ぶことで、ビジネスの加速に繋がるでしょう。
まとめ
今回は、東京都内におけるおすすめのバーチャルオフィスやバーチャルオフィスの選び方などについて解説しました。
バーチャルオフィスにはさまざまな種類があるため、自社にとって必要な機能やサービス、予算を確認した上で、最も適したプランを選択しましょう。