バーチャルオフィスの利用を検討している方の中には、「Regus(リージャス)が良いと聞くけど、実際の評判はどうなんだろう?」「他にも良いサービスがあれば知りたい」と思っている方も多いのではないでしょうか。
今回は、Regus(リージャス)の評判について解説します。そのほか、料金プランや他バーチャルオフィスとの比較、Regus(リージャス)のメリット・デメリットなどもまとめましたので、ぜひ最後までご覧ください。
Regus(リージャス)とは
「Regus(リージャス)」はオフィスを全国トップクラスの事業規模で展開し、バーチャルオフィス未経験者や新たに探し始める人におすすめのサービスです。
Regus(リージャス)は創業26年の実績を持つ信頼できるプロバイダで、株式会社アイ・ティ・アールの調査結果によれば、バーチャルオフィス市場の急速な成長を支えています。コロナショックの影響による在宅ワークの増加に伴い、バーチャルオフィスの認知度が高まり利用者が急増しましたが、それ以前からオフィスに関連したサービスを提供し続けていたのがRegus(リージャス)です。
この信用性はRegus(リージャス)の強みの一つであり、多くのビジネスパーソンが利用しているオフィスといえます。
Regus(リージャス)の住所まとめ
Regus(リージャス)のオフィスは全国170拠点以上で展開し、世界では120カ国3,000以上の拠点を持っています。都心の一等地で会社の住所を構えるだけでなく、地方都市で法人登録することもでき、企業のビジネス戦略に柔軟性をもたらしてくれるでしょう。
Regus(リージャス)で利用できる住所は、以下の拠点があります。ただし、これらは東京都内の一部の住所であり、東京都内では50箇所以上、そのほかには札幌・東北・北陸・首都圏・中部・東海・関西・中国・四国・九州・沖縄など、全国各地の住所を利用可能です。
店舗名 | 住所 |
丸の内パシフィックセンチュリープレイス | 東京都千代田区丸の内1-11-1 パシフィックセンチュリープレイス丸の内 8F,13F |
丸の内鉄鋼ビルディング | 東京都千代田区丸の内1-8-2 鉄鋼ビルディング 4F |
大手町ファーストスクエア | 東京都千代田区大手町1-5-1 大手町ファーストスクエアイーストタワー 4F |
神田 | 東京都千代田区神田須田町1-14 ヒューリック神田須田町ビル 1F〜4F |
秋葉原南 | 東京都千代田区神田須田町2-25 GYB秋葉原 4F,5F |
麹町 | 東京都千代田区麹町4-5-20 KSビル 4F,7F,8F |
オープンオフィス神保町 | 東京都千代田区神田錦町3-7-2 東京堂錦町ビルディング 7F〜9F |
銀座三丁目 | 東京都中央区銀座3-4-1 大倉別館 5F |
銀座一丁目 | 東京都中央区銀座1-16-7 銀座大栄ビル 5F |
日本橋兜町 | 東京都中央区日本橋兜町5-1 兜町第1平和ビル 3F |
オープンオフィス日本橋箱崎 | 東京都中央区日本橋箱崎町27-9 オフィスヴェラ日本橋箱崎 1F |
赤坂Kタワー | 東京都港区元赤坂1-2-7 赤坂Kタワー 4F |
表参道フォレストヒルズ | 東京都港区南青山4-18-11 フォレストヒルズ イーストウィング 2F |
麻布グリーンテラス | 東京都港区南麻布3-20-1 Daiwa麻布テラス 5F |
汐留ビルディング | 東京都港区海岸1-2-20 汐留ビルディング 3F |
芝大門 | 東京都港区芝大門1-10-11 芝大門センタービル 10F |
オープンオフィス大門駅前 | 東京都港区芝大門2-2-1 ACN芝大門ビルディング(旧:ユニゾ芝大門二丁目ビル) 6F,7F |
SPACES品川 | 東京都港区港南2-16-1 品川イーストワンタワー 7F,8F |
品川グランドセントラルタワー | 東京都港区港南2-16-4 品川グランドセントラルタワー 8F |
品川イーストワンタワー | 東京都港区港南2-16-1 品川イーストワンタワー 4F |
オープンオフィス品川シーサイドイーストタワー | 東京都品川区東品川4-12-8 品川シーサイドイースト15F |
オープンオフィス西新橋 | 東京都港区新橋4-31-3 第3名和ビル 1F〜9F |
オープンオフィス青山セントラル | 東京都港区南青山2-2-8 DFビル5F |
オープンオフィス乃木坂 | 東京都港区南青山1-20-2 乃木坂ビジネスコート 1F〜3F |
オープンオフィス南青山 | 東京都港区南青山3-5-2 南青山第一韮澤ビル 3F |
SPACES赤坂 | 東京都港区赤坂2-5-8 ヒューリックJP赤坂ビル 3F〜6F |
SPACES六本木 | 東京都港区六本木7-12-2 R7ビルディング |
六本木駅前 | 東京都港区六本木6-1-20 六本木電気ビル 7F |
神谷町MTビル | 東京都港区虎ノ門4-3-20 神谷町MTビル 14F |
参照:バーチャルオフィス一覧
Regus(リージャス)の評判・口コミ
ここでは、Regus(リージャス)の評判や口コミを紹介します。
悪い評判・良い評判をそれぞれまとめましたので、ご覧ください。
Regus(リージャス)の悪い評判・口コミ
Regus(リージャス)の悪い評判・口コミとして、以下の要素が見つかりました。
- スタッフの対応があまり良くない
- 契約が自動更新のため、利用がなくても支払いが発生する
- 途中で解約できず、急な解約ができない
一部の利用者からは、Regus(リージャス)のスタッフ対応に関して不満の声が挙がっています。また、契約が自動更新のため、利用がないにもかかわらず支払いが発生する仕組みに不満があるユーザーもいるようです。
また、Regus(リージャス)の契約解約が煩雑で、途中での解約が難しいとの声もありました。急な変更や解約に対応する柔軟性を求める声が多く、利用者はビジネスニーズに合わせて適切に変更することが難しいと感じているようです。
このように、Regus(リージャス)に対する悪い評判や口コミには、主にスタッフの対応、契約の自動更新、解約の難しさといった点に関する不満が見受けられます。柔軟性と透明性が高いサービスが求められており、今後はこれらの課題への対処について期待したいところです。
Regus(リージャス)の良い評判・口コミ
反対に、Regus(リージャス)の良い評判・口コミとしては、以下の要素がありました。
- オフィスの管理が行き届いている
- 都内・地方を問わず多くのオフィスを利用できる
- 初期費用が安く使い始めやすい
- オフィスにはネット環境やカフェスペースが整っており快適に利用できる
- スタッフの対応が良い
多くの利用者からは、Regus(リージャス)のオフィス管理が行き届いており、清潔かつ整然とした環境で働くことができるとの好評があります。設備や共有スペースの維持が高水準であり、快適な環境が提供されていると感じられているようです。
また、リージャスオフィスは都内だけでなく地方にも多くの拠点があり、利用者が柔軟にビジネス展開できる環境を提供しています。地域に合わせたオフィスを利用でき、利用者のビジネスニーズに合わせた柔軟な選択が可能です。
そのほか、初期費用が手頃であるため、利用者は手軽にリージャスオフィスを活用できるとの評価があります。なお、初期費用は住所を利用する地域によって異なります。この点は、スタートアップ企業や個人事業主にとって、経済的な負担が少ないことが魅力です。
さらに、Regus(リージャス)のオフィスにはネット環境やカフェスペースなど、充実した設備が整っており、利用者は快適に仕事に集中できると好評があります。これにより、仕事の効率向上やクリエイティブなアイディアの発想が促進されています。
これらの評判から見て取れるように、リージャスオフィスはその充実したサービスと柔軟性により、利用者にとって理想的なビジネス環境を提供していることが分かります。
Regus(リージャス)の料金プラン
Regus(リージャス)の料金プランは、各店舗によって異なりますが、主に提供されているプランは以下の4種類です。
- メールボックスプラス:国内外のビジネスアドレスを取得し、郵便物の受け取りと転送サポートを利用可能
- テレフォンアンサリング:専用の電話番号を提供し、転送やスタッフによる電話代行・メール報告を利用可能
- バーチャルオフィス:メールボックス・プラスとテレフォンアンサリングを組み合わせ、ビジネスアドレスと電話応対のサービスを利用可能
- バーチャルオフィスプラス:バーチャルオフィスのサービスに加え、月に5日までの個室オフィス利用が可能。
ここでは、銀座一丁目・恵比寿・スクエア代官山の3店舗について、それぞれ料金プランを紹介します。
銀座一丁目 | 恵比寿 | スクエア代官山 | |
メールボックスプラス | 13,700円〜 | 17,500円〜 | 13,700円〜 |
テレフォンアンサリング | 13,700円〜 | 13,700円〜 | 13,700円〜 |
バーチャルオフィス | 27,300円〜 | 31,100円〜 | 27,300円〜 |
バーチャルオフィスプラス | 36,700円〜 | 44,300円〜 | 36,700円〜 |
※表示料金は24ヶ月契約の場合
参照:バーチャルオフィス一覧
Regus(リージャス)のメリット・デメリット
Regus(リージャス)のメリットやデメリットについては、どのような要素があるのでしょうか。
以下より、メリット・デメリットのそれぞれを解説していきます。
Regus(リージャス)を利用するメリット
Regus(リージャス)を利用するメリットとして挙げられるのは、以下の5点です。
- 国内170拠点から住所を選べる
- 世界的なブランド力による認知度の高さ
- 通常のオフィスよりも費用を抑えられる
- 海外のオフィス住所も利用可能である
- ビジネスに最適な一等地住所で登記できる
Regus(リージャス)は国内170以上の拠点からビジネスアドレスを選択できる、柔軟性の高さが特長です。また、Regus(リージャス)は圧倒的な世界的ブランド力を持つ企業であり、その信頼性と認知度がビジネス展開において強力なサポートとなります。
バーチャルオフィスの利用で通常のレンタルオフィスを利用するよりも大幅にコストを削減でき、費用対効果が高いこともメリットです。都内一等地にレンタルオフィスを構える場合、2人用の小規模なオフィスでも毎月10万円以上の費用が必要となるでしょう。
しかし、Regus(リージャス)のバーチャルオフィスでは、最低でも月額10,000円前後から利用できるため、圧倒的にコストを抑えられます。基本料金には、インターネット通信料や電気代、水道代、ドリンク代、清掃代、コピー代などが含まれており、事務所利用にかかるコストが不要です。
また、Regus(リージャス)では海外にもオフィスを構えることができ、グローバルな視点での事業展開が可能です。そのほか、シンボルタワーや一等地住所を利用でき、法人登記において見栄えのいい印象を与え、事業の信頼性向上にも貢献します。
そのほか、有料で受付サービスや秘書代行サービスなども利用でき、オフィス業務に関する幅広いサポートを受けられます。
このように、Regus(リージャス)はコストを抑えて一等地のオフィスを使いたい方や、海外事業の展開を検討している方にとっておすすめのサービスです。
Regus(リージャス)を利用するデメリット
反対に、Regus(リージャス)を利用するデメリットとしては以下の要素が挙げられます。
- 料金プランが複雑である
- 他オフィスと比較して月額利用料金が高額である
Regus(リージャス)の1つ目のデメリットは、料金プランが複雑であることです。利用者が具体的な金額やプラン内容を理解するためには直接問い合わせる必要があり、これが利用者にとって手間となるでしょう。Web上での詳細な料金確認が難しく、利用を検討するのにあたっては、住所地を選択して問い合わせる必要があります。
また、Regus(リージャス)の2つ目のデメリットは、月額利用料金が他社と比べて高額である点です。住所によって利用料金が異なるものの、一等地であるほど高額になる傾向があり、利用者にとって負担となる可能性が高いでしょう。
特に、金銭的なデメリットは利用者にとって大きな負担となる可能性が高いといえます。しかし、基本料金にオフィスの利用料なども含まれるため、オフィス利用が多い方にとっては便利な点が多くあります。
Regus(リージャス)と他社バーチャルオフィスを比較
Regus(リージャス)のサービス内容や料金について、他社バーチャルオフィスとの比較を紹介します。
Regus(リージャス) | GMOオフィスサポート | DMMバーチャルオフィス | |
月額料金 | 13,700円〜(銀座一丁目の場合) | 2,750円〜 | 2,530円〜 |
入会金 | 要問い合わせ | 無料 | 5,500円 |
店舗数 | 国内170店舗 | 10店舗 | 5店舗 |
転送料金 | テレフォンアンサリングプラン以外で利用可能 | 150g以内は無料 | 別料金が発生 |
Regus(リージャス)が一番オススメである理由
Regusを一番オススメする理由は、他社と比べたときの住所利用地域の広範なカバー率にあります。他のサービスが主要都市に限定される中、Regusは国内最大規模であり、都心・地方のみならず、海外を含めた豊富な選択肢が提供されている点が大きな強みです。
これにより、利用者は事業展開の幅を広げる際に、柔軟なオフィス選択が可能となるでしょう。
一方で、弱点として挙げられるのは月額利用料金が他社と比べて高い点です。他社と比べてバーチャルオフィスの利用料金が高額な傾向にあるため、費用対効果を検討した上で利用すべきといえます。
Regus(リージャス)の申込方法・利用するまでの流れ
Regus(リージャス)への申込方法・利用するまでの流れは以下の通りです。
- 利用するオフィスを選ぶ・問い合わせ
- 現地の確認・見積もり・申し込み
- 契約前確認・契約締結
それぞれの手順について解説します。
利用するオフィスを選ぶ・問い合わせ
Regus(リージャス)では、全国各地170拠点の住所を利用可能です。利用したいオフィスを選び、Regus(リージャス)へ直接問い合わせを行いましょう。
メールで問い合わせする際は、問い合わせページより名前・メールアドレス・電話番号・希望のサービスを入力・選択して行います。この際、任意で見学予約を希望可能です。メールで問い合わせをした場合、通常1営業日以内に返信が届くようです。
また、急ぎの場合は「0120-965-391」への電話問い合わせが可能です。ただし、平日9:00~18:00の対応に限られるため、これ以外の時間帯に問い合わせを希望する場合はメールでの問い合わせが求められます。
現地の確認・見積もり・申し込み
見学予約を希望した場合、現地でオフィスを見学し、サービスの説明を受けることができます。この際、質問事項などがあればスタッフに尋ねておくと安心です。
現地の確認後、契約を希望する場合は契約プランの見積もり・申し込みに進みます。
契約前確認・契約締結
契約内容を確認したら、以下の必要書類を提出します。
- 身分証明書のコピー
- 会社謄本
- 犯罪収益防止法に基づく確認署名
これらの書類を提出したのち、審査が行われます。審査の結果によっては、申し込み不可となる場合もあるため注意が必要です。
無事に審査を通過すると、契約締結となり、初期費用の入金を求められます。
Regus(リージャス)でよくある質問
ここでは、Regus(リージャス)についてよくある質問をまとめました。
契約前に不明な点がないよう、ぜひ確認してみてください。
最短で契約できる期間は?
全プランにおいて、最短期間は1ヶ月とされています。また、発生する料金については、契約した期間によって異なります。
オフィスの種類には何がある?
Regus(リージャス)では、バーチャルオフィスを含む以下のオフィスプランを利用可能です。
- レンタルオフィス:個室タイプのオフィス
- コワーキングスペース:デスク単位のスペース
- バーチャルオフィス:住所・電話番号の利用がメイン
- 会議室:1時間単位で利用可能
- メンバーシップ:フレキシブルオフィスのラウンジを利用可能
郵便物の配達には対応している?
Regus(リージャス)では、プライベートオフィスもしくはコワーキングスペースを契約した場合に配達可能です。
バーチャルオフィスを契約した場合、指定の住所に郵便物を転送してもらうこともできます。
バーチャルオフィスの支払い方法は?
Regus(リージャス)では、支払い方法としてクレジットカード払い・口座振替(一部銀行のみ)に対応しています。
口座振替を検討している場合は、お持ちの口座が対応可能かどうか、問い合わせてみると良いでしょう。
まとめ:Regus(リージャス)はこんな人におすすめ
今回は、バーチャルオフィスのRegus(リージャス)について、評判やメリット・デメリット、料金プラン、利用の流れなどを解説しました。
Regus(リージャス)はバーチャルオフィスの中でも圧倒的な店舗数を誇り、国内外を問わず幅広い地域での住所利用に対応しています。住所利用に柔軟な選択肢を求める起業家・個人事業主にとって、Regus(リージャス)は魅力的な選択肢といえるでしょう。
本記事の内容を参考に、バーチャルオフィスの利用を検討してみてはいかがでしょうか。