レンタルサーバーを選ぶ際に迷うのが「国内運営もしくは海外運営、どちらのサービスにするか?」という点です。
国内サーバーの情報は調べればすぐに出てきますし、実際に使うイメージもしやすいでしょう。
海外在住者や日本国内から海外の人に向けたECサイトやブログを立ち上げる際に海外のレンタルサーバーを利用したいですよね。また、海外在住でも支払い、利用が簡単な日本国内のサーバーも紹介。
しかし、海外レンタルサーバーは種類が多く、それぞれ特徴や料金が違うので容易に選ぶことができないのが現実です。
ということで本記事では、海外レンタルサーバーにスポットを当て
- 海外レンタルサーバーを利用する理由
- 海外レンタルサーバーにしかないメリット・デメリット
- おすすめの海外レンタルサーバーを厳選比較
- 海外在住でも利用できる日本国内のサーバーも紹介
などを解説しています。
「海外向けサイトを作りたいから、興味はあるけど海外運営は何となく怖い」
「国内レンタルサーバーより安いのが本当だとしても、利用するメリットはある?」
「海外在住者におすすめの国内サーバーを知りたい」
と言った海外レンタルサーバーへの不安・疑問がある方にピッタリの内容です。
サーバー選びはWebサイトの骨幹だし、絶対に妥協はしたくないという方は、ぜひ最後まで読んでください。
気になるところへ読み飛ばす
慶應義塾大学 環境情報学部 卒業。ベンチャー企業でSE(システムエンジニア)として1年間インターン。人材会社に新卒入社。求人サイトのWebエンジニアと新規事業開発を経験。人材事業を経験した後、マーケティング会社に転職。現在は独立しWordPressやアプリの開発案件をメインにエンジニアの知識を深め、メディア制作を行っている。ブログ歴は6年でこれまで10社以上のレンタルサーバー会社を利用経験がある。詳しいプロフィールはこちら
※ 本記事はwebfactoryが独自に調査した内容をもとに作成しています。記事公開後は定期的に見直しを行いますが、キャンペーン特典など最新情報は各公式サイトにてご確認ください。
※ 専門家はメリットやデメリットなど、サービス内容等について監修しています。ランキングやオススメとして紹介している商品のうち、個別の言及がないものは全てwebfactory編集部が独自に選定したものとなります。
日本国内のレンタルサーバーで比較して検討したい方はレンタルサーバーおすすめランキング!全14社を比較した失敗しない選び方を解説も合わせて参考にしてみて下さい。
海外レンタルサーバーの利用する理由
海外レンタルサーバーは「コスパが良い」「海外向けサイトを作りたい」といった理由から利用されることが多いです。
サービスによりますが、海外レンタルサーバーはスペックが高い割に日本国内サーバーより費用が安くすむ場合があります。
そのため、サーバーにかかるコストを抑えるという理由で海外レンタルサーバーを選ぶ人も少なくないです。
また、海外向けのサイトを運営する場合、ドメインや表示速度を意識して海外レンタルサーバーを利用することもあります。
海外向けのサイトを作る場合ドメインやサーバーは同じ国・地域にしておくべき
ドメインには、オーストラリアなら「.com.au」、ドイツなら「.de」のように、各国に適したものが存在します。
実は、このドメインとSEOは切っても切れない関係なのです。
Googleの公式見解において「国に合わせたドメインとサーバーを利用することがSEO的に効果がある」と発表されています。
Google considers both the IP address and the top-level domain (e.g. .com, .co.uk). …we often use the web server’s IP address as an added hint in our understanding of content=Googleは、IPアドレスとトップレベルドメイン(.au、.co.ukなど)の両方を考慮します。 …コンテンツを理解するための追加のヒントとして、WebサーバーのIPアドレスを使用することがよくあります
くわえて、海外レンタルサーバーのほうが現地からアクセスしやすく表示速度も速いという理由から「海外向けサイトのために海外レンタルサーバーを利用する」という人が多いです。
ここでは、さらに詳しく「海外サーバーを選ぶ理由」を掘り下げるために「アメリカのレンタルサーバーが優れている理由」について解説していきます。
アメリカのレンタルサーバーを利用するのがおすすめ
海外レンタルサーバーを使う際は、回線が安定しているアメリカのサーバーを使うのがおすすめです。
前述したように、海外向けサイトを作る場合には「適したドメインとサーバーの場所」が必要になります。
ですが「海外」というくくりでは、国を一つに指定できません。
ここで大切なのは、海外向けサイトのサーバーは回線が安定し、世界どこからでもアクセスしやすいのがベストということ。
当然レンタルサーバーも、アクセスのしやすさと安定性を基準に選ぶ必要があります。
その点、海外で一番インフラ整備が整っているのはアメリカです。
アメリカのレンタルサーバーなら、世界どこからでも安定した回線速度を供給できます。
そのため、海外レンタルサーバーを利用するならアメリカのサービスが一番おすすめです。
海外レンタルサーバーと国内レンタルサーバーの違い
海外レンタルサーバーは国内レンタルサーバーより価格が安く容量が大きいサービスが多い傾向にあります。
中には、データ無制限で利用できるサービスもあるので、容量で困ることは少ないでしょう。
また、海外レンタルサーバーは国内よりも選択肢が豊富かつ機能面で自由度が高いものが多く、適用される規制も海外準拠になります。
基本的にインターネット上の規制はサーバーがある国に従われます。
そのため、国内レンタルサーバーだと日本で規制されているコンテンツを取り扱うことができません。
しかし、海外レンタルサーバーを利用すれば、日本で許可されていないコンテンツを取り扱える場合があります。
このように「自由度が高く、国内の規制に縛られない」と聞くと、海外レンタルサーバーの方が全体的に優れているように聞こえるでしょう。
しかし、言語が違うことで生じる問題やリスクの面でデメリットも存在します。
後に詳しく海外レンタルサーバーのメリット・デメリットも解説するので、ぜひご覧ください。
海外レンタルサーバーを使うメリット
海外レンタルサーバーを使う主なメリットは以下の3つです
- 現地からのアクセス速度が速い
- 安価でコスパが良い
- IP分散に利用すればSEO対策ができる
ここでは上記3つについて詳しく解説します。
現地からのアクセス速度が速い
Webサービスへのアクセス速度は、物理的な距離も影響しています。
つまり、データセンターに近いユーザーであるほど、アクセス速度は速いということです。
海外ユーザーをターゲットにしたサービスを展開する場合、現地民からのアクセス速度が速いのは大きなメリットになります。
以前に比べると、現代はインターネット速度は非常に速くなりました。
とは言っても、物理的距離が離れるほどサイト表示の時間は長くかかってしまいます。
例えば、日本だと表示まで1秒のサイトでも、アメリカからアクセスすると10秒以上かかるなんてことも。
表示まで何秒もかかるようなサイトにユーザーは寄ってきませんし、SEOの観点からも大幅なマイナス評価を受けてしまいます。
もしも海外ユーザーに向けたサイトを作成したいと思っているなら、迷わず海外レンタルサーバーを利用しましょう。
特にアメリカのレンタルサーバーは各地にデータセンターを持っている場合が多く、どんな国からでも安定した表示速度を実現できます。
安価でコスパが良い
国やデータセンター所在地によりますが、海外レンタルサーバーは日本国内のサーバーよりも費用が安く済むところが多いです。
さらに、データ転送量や容量が無制限で利用できるサーバーも多く、コスパに優れています。
国内よりも安価で充実したサーバーを利用できるのは大きな強みです。
「国内レンタルサーバーだとコストの面で厳しい…」と考えている方にとって、海外レンタルサーバーは大きな味方になるかもしれません。
IP分散に利用すればSEO対策ができる
海外レンタルサーバーをIP分散に利用すれば、検索順位が向上するかもしれません。
Webサイトは、リンク数が多いほど検索順位が上がりやすいと言われています。
その性質を生かし「サブのサイトを作って、メインサイトにリンクを貼ってリンク数を増やす」というSEOの手法が誕生しました。
しかし、メインサイトとサブサイトが同じIPアドレスだと、Googleから自作自演を疑われ評価が下がるというリスクもあります。
このリスクを避けるために、サブサイトには海外サーバーを使い、メインサイトとIPアドレスを分散させるテクニックが生み出されました。
これが「IP分散」と呼ばれるSEO対策になります。
ただリンクを貼ればいいわけではなく、リンク先の質が良くなければ効果が発揮されないのでご注意ください
海外レンタルサーバーを使うデメリット
ここからは、海外レンタルサーバーを使うデメリットを3つ解説します。
- サポートが日本語非対応の場合がある
- 信頼面のリスクが大きい
- 日本国内向けサイトには向いていない
以上3つのデメリットを一つずつ解説しますので参考にしてください
サポートが日本語非対応の場合がある
海外レンタルサーバーは基本的に現地で運営しているので、サポートや対応はほとんど英語です。
そのため、トラブルが生じた際に日本語が通じず、スムーズな意思疎通ができない可能性があります。
今は翻訳サービスも充実しているので、簡単なメールのやり取りくらいなら可能かもしれません。
しかし、微妙なニュアンスを伝えられなかったり、電話での対応ができないのは精神的なストレスにもなります。
また、時差の関係でメールの返事に時間がかかるなど、対応まで大きなラグが発生することも多いです。
「日本のサービスなら今ごろ対応完了してるのに…」と感じたり、「日本語通じないから電話できない」と足踏みしてしまうのは大きなデメリットでしょう。
信頼面のリスクが大きい
海外の会社を細かく調査するのは非常に困難です。
英語が理解できなければ、現地の口コミや事業規模を把握することも出来ません。
大手有名サーバーであればまだしも、よく分からないサーバーを利用するのは大変危険です。
もしかすると「知らないうちに倒産してた…」「全然サポート受けられない!」などといったトラブルに巻き込まれるかもしれません。
日本国内向けサイトには向いていない
海外レンタルサーバーを利用すると、日本国内からのアクセス速度が遅くなります。
ですので、日本国内向けサイトの利用には向いていません。
現在考えているサービス内容が、日本ユーザー向けのものでしたら海外レンタルサーバーは利用しないほうが良いでしょう。
海外レンタルサーバーの選び方や比較ポイント
良質な海外レンタルサーバーを選ぶポイントは以下の3つです。
- サポートの充実度と言語
- 料金とオプション内容
- ワードプレスのインストールは簡単か
ここでは、この3つについて一つずつ解説していきます。
サポートの充実度と言語
海外レンタルサーバーを選ぶ際は
「メールやフォームによるサポートは充実しているか?」
「24時間365日のサポートがあるか?」
以上のようなサポート体制が整っているかチェックしておきましょう。
インターネットのトラブルはいつ起きるか予想できません。
そのため、いつでも連絡ができるような体制になっているかどうかは非常に重要です。
また、対応言語も併せて確認しておきましょう。
サービスによっては一部日本語対応しているものもあります。
日本語に対応していないとしても、「最低限のコミュニケーションが可能な言語」に対応しているサービスを選ぶのが大切です。
いざという時でもストレスなく利用できるサーバー選びを意識してください。
料金とオプション内容
基本的に海外レンタルサーバーの料金は安めですが、オプションによって料金体系が変わる場合もあります。
- 基本料金は安いが、常時SSL化などのオプションを付けると高く付く
- 一見すると基本料金が高いが、オプションが豊富
など、サービスによって料金の特徴は様々です。
決して第一印象で決めるのではなく、細かい料金プランまで確認したうえで、利用するサーバーを決定しましょう。
ワードプレスのインストールは簡単か
ワードプレスを利用したいなら、「ワードプレス簡単インストール」ができるレンタルサーバーを選びましょう。
簡単インストール機能が付いていないと、一から手順を踏む必要があるので面倒です。
有名レンタルサーバーなら対応しているところがほとんどですが、別途料金がかかる場合もあります。
しっかりと事前調査を行い、ワードプレス関連のトラブルがないようにしましょう。
海外レンタルサーバー比較表一覧
ここでは、おすすめの海外レンタルサーバーを料金や機能面で比較していきます。
各サービスを表にまとめましたので、下記をご覧ください。
サービス名(プラン名) | 初期費用 | 月額費用 | ディスク容量 | 転送量 | WordPress簡単インストール | 無料独自SSL |
Bluehost (Basic) | 0円 | 9.99ドル | 50GB | 無制限 | 〇 | 〇 |
hostmonster (BASIC) | 0円 | 9.49ドル | 50GB | 無制限 | 〇 | 〇 |
DreamHost (WordPress Basic) | 0円 | 2.59ドル | 無制限 | 無制限 | 〇 | 〇 |
HostGator (Hatchling Plan) | 0円 | 2.75ドル | 基本無制限 | 無制限 | 〇 | 〇 |
SiteGround (Startup) | 0円 | 3.99ドル | 20GB | 無制限 | 〇 | 〇 |
どのサービスも一番安いプランで比較してみました。
月額費用で見ると、DreamHost(ドリームホスト)が一番安いのが分かります。
逆にBluehost(ブルーホスト)とhostmonster(ホストモンスター)は月額費用が高めです。
しかし、この2つのサービスは頻繁に料金割引キャンペーンを行っており、キャンペーン中に登録すれば3ドル以下で契約できます。
海外レンタルサーバーおすすめランキング
ここでは、おすすめの海外レンタルサーバーを5つ紹介いたします。
紹介するのは下記の5つです。
- Bluehost (ブルーホスト)
- hostmonster(ホストモンスター)
- DreamHost(ドリームホスト)
- HostGator(ホストゲーター)
- SiteGround(サイトグラウンド)
それでは、一つずつ詳細と特徴を解説していきます。
ランキングの算定基準
各サービスのイメージ調査と公式サイトの情報に基づき編集部が独自にランク付けしています → ランキングの根拠についてはこちら
Bluehost (ブルーホスト)
ブルーホストは老舗のレンタルサーバーとして有名で、公式WordPress.orgから正式推薦されています。
ほぼ毎日キャンペーンが実施中で、最安プランは業界最安値レベルの月額2.95ドルという破格の安さです。
さらに、1年間の無料ドメインという特典も付いてきます。
管理画面の使いやすさも好評で、初めての海外レンタルサーバー利用でもすぐ慣れることが出来るでしょう。
最安プランはスペック的に微妙な部分もありますが、コスパを考えれば充分許容範囲です。
「まず試しに海外レンタルサーバーを使いたい」
「とりあえず使いやすくて無難なものがいい」
こんな風に思っている方にはピッタリのレンタルサーバーといえます。
hostmonster(ホストモンスター)
ホストモンスターは、登録作業と操作が簡単で利用しやすいレンタルサーバーです。
最安プランは月額9.49ドルとなっていますが、キャンペーン中に申し込めば半額近い値段で利用ができます。
ブルーホストと同じグループ会社が運営しており、サポート内容はブルーホストとほとんど変わりません。
大手が運営しているので、急なサーバーダウンやサポートトラブルに悩む必要がないのが強みです。
現地の口コミを見ても、過去の大きなトラブルは見当たりませんでした。
また導入前にデモ動画を閲覧できるので、利用するイメージを抱きやすいのも嬉しいポイントです。
ワードプレスの導入が簡単なのも特徴の一つで、まさに全ての項目で平均以上の点数を出してくれるレンタルサーバーといえます。
DreamHost(ドリームホスト)
ドリームホストの特徴は「ワードプレス簡単インストール付きで月額2.59ドル」という驚異の安さです。
契約方法も年契約でなく月契約が可能なので、他サービスより気楽に利用開始できます。
安さがウリと言いましたが、ディスク容量・データ転送量は共に無制限であり、他サービスと比べてもスペックは見劣りしません。
またサーバー初心者でも操作しやすい管理画面が使われており、海外サービス特有の取っつきにくさを感じさせないのもおすすめできるポイント。
注意してほしいのは一番安い「WordPress Basic」プランだと1サイトしか運営できないという点です。
もし複数サイトを運営したい場合は「WordPress Unlimited(月額3.95ドル)」を申し込みましょう。
HostGator(ホストゲーター)
どのプランでもディスク容量・転送量が無制限という圧倒的コストパフォーマンスが魅力のホストゲーター。
大手レンタルサーバーとして有名で、現在900万件以上のドメインが登録されています。
ブルーホストと同じく頻繁にプロモーションが行われており、期間中に契約すると月額2.75ドルという安さで利用できるのも強みです。
またサポート体制も万全で、全てのプランに「ウェブサイトビルダー」というサイト構築ツールが備わっています。
大手特有の「初心者に手厚いサポート」が備わっているのは、安心感がありますね。
以上の理由から、サイト運営経験が浅い方にもおすすめできるレンタルサーバーです。
デメリットは「3年契約でないとコスパが良くない」という点。
1カ月ごとや1年以下のプランもありますが、トータル料金が高くなってしまい、ホストゲーターの強みであるコスパの良さが薄れてしまいます。
そのため「海外レンタルサーバーに不安があって長期契約したくない」という方には、おすすめしづらいのが正直なところです。
逆に、海外サービスに不安がなく長期的な視野でサイト運営したい方には、自信をもっておすすめできます。
SiteGround(サイトグラウンド)
サイトグラウンドは、2014年に誕生した「若手海外レンタルサーバー」です。
発足して間もないながら人気が凄まじく、数々の海外口コミサイトでも高評価を得ています。
高評価の理由は主に3つです。
- 500人以上のサポートスタッフによる手厚いサポート
- シンプルで使いやすい管理画面
- 3つの大陸に設置されたデータセンターのおかげで世界各国から安定してアクセスできる
上記の点からも、Web初心者~上級者まで幅広い人に自信をもっておすすめできるサービスとなっています。
また、最安プランでも複数サイト運営が可能なのも大きな特徴です。
一つのサーバーで複数サイトを運用したい場合、サイトグラウンドは最も安価でコスパが良いサービスと言えるでしょう。
明確な弱点は「どのプランも容量無制限ではない」ということです。
しかし、その弱点を差し引いても「ユーザー目線で考えられたサポート体制」は唯一無二の魅力といえます。
海外在住者におすすめのレンタルサーバーを比較
主に海外で利用するレンタルサーバーを紹介してきましたが、ここからは海外在住者におすすめのレンタルサーバーを紹介していきます。
- 海外に在住している
- 海外の携帯電話番号しか持っていない
- 日本国内のクレジットカードがない
mixhost | Xserver | ロリポップ! | |
---|---|---|---|
プラン | スタンダード | スタンダード | スタンダード |
初期費用 | 無料 | 無料 | 1,650円 |
月額使用料 | 990円〜 | 990円〜 | 440円〜 |
ディスク容量 | 300GB | 300GB | 300GB |
マルチドメイン | 無制限 | 無制限 | 200 |
海外クレジット使用 | 使用可能 | 使用可能 | 非対応 |
お試し期間 | 30日間返金保証 | 10日間無料 | 10日間無料 |
評価 | |||
海外アタックガード | なし | あり | あり |
備考 | アダルトサイトも運営可能 免税(TAX FREE) | 海外IPを使用する場合設定が必要 | 「おさいぽ!決済」なら支払い可能 海外IPを使用する場合設定が必要 |
公式サイト | 購入する | 購入する | 購入する |
mixhost(ミックスホスト)は海外クレジットも使用でき海外IP設定も不要なので余計な設定なし
海外住所で登録 | 可能 |
海外クレジット | 利用可能 |
海外IP設定 | 設定不要 |
初期費用 | 無料 |
月額料金 | スタンダード:990円〜 |
mixhostでは支払いに海外発行のクレジットカードが利用でき、海外IP設定なども不要なので海外在住者にとって一番利用しやすく初心者にも優しいレンタルサーバーです。
また、海外在住者ならTAX FREEでの支払いなので消費税(10%)が免税されるメリットがあります。
利用開始までは、クレジットカードで申し込むと通常決済の完了後の数分程度。
お申し込みが簡単で海外在住者にもやさしい海外発行のクレジットカードで支払いができるmixhostを海外在住者のあなたにおすすめします。
30日間の返金保証付き
Xserver(エックスサーバー)は初期設定が簡単で初心者にも使いやすいサーバー
海外住所で登録 | 可能 |
海外クレジット | 利用可能 |
海外IP設定 | 設定が必要 |
初期費用 | 設定が必要 |
月額料金 | スタンダード:990円〜 |
海外在住者におすすめのレンタルサーバーはmixhostかエックスサーバーのどちらかです。
エックスサーバーは初期設定も楽で使い勝手がいいので、初心者におすすめ。サーバー速度も高速で安定しており、サポートは24時間365日対応しているので安心ですね。
10日間無料のお試し期間あり
ロリポップ!は低予算で始めれるが海外クレジットカードが使えないのがネック
海外住所で登録 | 可能 |
海外クレジット | 利用不可 |
海外IP設定 | 設定が必要 |
初期費用 | 1,650円 |
月額料金 | スタンダード:440円〜 |
ロリポップ!の魅力は何より月額料金が他サーバーより安いことです。今回は一番人気のスタンダードプランで紹介していますが、さらに以下のライトプランであれば月額220円〜、さらにWordPressを利用しないのであれば月額99円のエコノミープランも用意されているのでサーバーコストを抑えたいならロリポップ!が一番おすすめ。
残念ながら海外発行のクレジットカードは使用できませんが「おさいぽ!決済」を選択し、おさいぽ!ポイントをPayPal経由で購入することで海外からでも支払いは可能です。
少し支払いに手間が掛かりますがなるべく低予算でサーバーを契約したいならロリポップ!を検討してみて下さい。
コストを抑えたい人におすすめ
海外レンタルサーバーを導入する方法
海外のサービスは導入までが一番大変です。
「アカウント作成の時に、余計なオプションを付けちゃいそうで不安…」という方も多いでしょう。
ということで、ここでは海外レンタルサーバーを導入する方法・手順を解説していきます。
今回は「ブルーホスト」の導入方法を紹介しますので、参考にしてください。
導入の手順は以下の通りです。
- 手順①:公式サイトにアクセス・申し込み
- 手順②:ドメインの新規取得か引っ越しか選択
- 手順③:アカウント情報の入力
- 手順④:支払方法の入力と入力内容の確認
それでは一つずつやり方を見ていきましょう。
手順①:公式サイトにアクセス・申し込み
まずはブルーホスト公式サイトにアクセスし、Get Statedのボタンをクリックします。
プランを選ぶ画面になるので、自分に合ったものを選びましょう。
selectボタンを押すと次の画面へ移ります。
手順②:ドメインの新規取得か引っ越しか選択
ドメインのセットアップ画面に移りますが、3つのオプションから選択可能です。
①Create a new domain
⇒ブルーホストでドメインを取得する
②Use a domain you own
⇒お名前ドットコムなどで購入したドメインを連携する
③I’ll create my domain latter
⇒後で決める
既にドメインを取得している場合は②を選びましょう。ちなみにブルーホスト内でのドメイン取得は無料で行えます。
手順③:アカウント情報の入力
名前や住所などの情報を入力します。
以下に記入例を載せておくので参考にしてください。
例
氏名:ヤマダタロウ
住所:〒123-4567 東京都千代田区丸の内1丁目
入力事項 | 入力例 |
First Name(ファーストネーム:名) | Taro |
Last Name(ラストネーム:姓) | Yamada |
Business Name(会社名) | 4文字以上(なければ空欄でOK) |
Country(国) | Japan |
Street Address(番地・建物名) | 1chome, Marunochi |
City(市区町村) | Chiyoda-Ku |
State(州・県) | Tokyo |
Zip Code(郵便番号) | 123-4567 |
Phone Number(電話番号) | あたまの0を外した番号 (例:90-1234-5678) |
Email Address(メールアドレス) | 自分のメールアドレス |
基本情報を入力したあとはプランを選ぶ画面に移ります。
例:ベーシックプランの場合
・Basic 12 Month Price(ベーシック12ヶ月プラン)
・Basic 36 Month Price(ベーシック36ヶ月プラン)
最初に選択したプランに応じて、選択可能な契約期間が異なるのでご注意ください。
その後、パッケージエクストラでオプションを選択します。
デフォルトで色々チェックが入っているので不要なものは外しましょう。基本的には全て外しても問題ありません。
手順④:支払方法の入力と入力内容の確認
支払方法は、クレジットカードとペイパルの2種類から選択可能です。
支払い情報入力の注意点
・自動更新
・キャンペーン価格は最初のみ。更新時には通常料金に戻る
・返金保証は30日間
入力したら、プライバシーポリシーに同意し「Submit」ボタンをクリックし、「Success」と表示されるまで待ちます。
表示されたら「Account creation」ボタンを押しましょう。ここまで来れば、アカウントの作成まであと一歩です。
画面が変わるので
Domain(ドメイン名)・Password(パスワード)を入力します。
さらに、利用規約へのチェックを入れて「Create」ボタンを押せばアカウントの作成完了です!
完了後からブルーホストにログイン可能となります。
海外レンタルサーバーに関するよくある質問
ここでは海外レンタルサーバーに関する質問に、以下の順でお答えいたします。
- サポート体制は充実している?
- 英語が読めなくても利用可能?
- 海外レンタルサーバーの決済方法はどうやるの?
- アダルトコンテンツは運営できる?
それぞれに一つずつ回答していきますので、参考にしてください。
サポート体制は充実している?
ほとんどの海外レンタルサーバーが「24時間365日のサポート体制」を取っています。
中にはライブチャットを設置しているサービスもあるので、リアルタイムでのやり取りも可能です。
もちろん英語でのやり取りが基本となるので、最低限の英語能力は必要となります。
日本語で対応できないのは辛いとは言え、咄嗟のトラブルにも対応してくれるのは嬉しい限りですよね。
本記事で紹介したおすすめ海外レンタルサーバーは、どこも手厚いカスタマーサービスをウリにしています。
サポート内容も、基本的に日本国内レンタルサーバーと同じような内容が多いです。
海外のサービスだと身構えてしまいがちですが、どのサービスもユーザーに優しく対応してくれるところばかりなのでご安心ください。
英語が読めなくても利用可能?
利用するだけなら可能ですが、おすすめはしません。
きちんとサービス内容を理解したり、サポートセンターに問い合わせる場合は英語力が必要になります。
翻訳サイトを使いながら利用することも出来ますが、どうしても時間がかかりますし無駄な時間ロスとなるでしょう。
ある程度の英語は読めたほうが海外レンタルサーバーを使う上で色々と楽です。
海外レンタルサーバーの決済方法はどうやるの?
大抵は「クレジットカード」か「ペイパル」に対応しています。
基本的にクレジットカードは、VISAやMastercardなど主要国際ブランドを全て利用可能です。
ただ、「Pay-easy 決済」や「おさいぽ!決済」といった日本独自の決済サービスには基本対応していません。利用の際はご注意ください。
アダルトコンテンツは運営できる?
アダルトコンテンツを許可しているサーバーなら運営できます。
「海外サーバーなら無修正もアップできる」と勘違いする方が多いですが、海外サーバーを借りただけで日本国内でアップされた無修正コンテンツは法律違反になります。
アダルトコンテンツが運営できるサーバーだとしても、規約や法律を遵守することを忘れてはいけません。
そもそも国内にせよ海外にせよ、アダルトコンテンツを許可していないサーバーも多いです。
もしアダルトコンテンツを運営したい場合は、事前に細かくチェックしておくことを忘れないようにしましょう。
海外サーバーは捕まらない?
海外のサーバーからアダルト動画や違法動画をアップロードしても違法にならないと勘違いしている人がいますが、海外サーバーでも日本の法律が適用されるので違法で捕まる可能性があります。
平成23年に海外動画配信サイトに特撮作品を違法アップロードした男性が逮捕された事件があります。ただし、投稿者は逮捕されても動画投稿サイトの運営者、またサーバー会社は捕まりません。
海外レンタルサーバーまとめ
海外レンタルサーバーは、コスパの良さに優れ、海外向けサイトを制作するのにピッタリなサービスです。
これから世界へ発信するためのサイトを作りたい方は、本記事で紹介した海外レンタルサーバーを利用してみてはいかがでしょうか。
各レンタルサーバーに違った強みがあり、それぞれマッチする人も変わってきます。
ぜひ自分に一番合った海外レンタルサーバーを見つけ、ストレスなく利用できるようにしてください。
日本国内のレンタルサーバーで比較して検討したい方はレンタルサーバーおすすめランキング!全14社を比較した失敗しない選び方を解説も合わせて参考にしてみて下さい。
もう一度読み直す