転職活動では、転職エージェント選びが重要です。
自分の希望にマッチした求人を紹介してもらえるのか? 負荷の多い転職活動をどのぐらいサポートしてくれるのか? 転職エージェント選びをまちがえると、転職活動が一気につらいものになってしまいますよね。
この記事では、業界大手の転職エージェントであるdodaについて解説しました。dodaのメリット・デメリット、評判・口コミから使いこなしのコツまで紹介しています。
dodaの総合評価
総合評価 | |
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求人数 | |
エリア対応 | |
サポート力 | |
利用者の口コミ | |
利用者層 | 20~50代の幅広い年齢層が対象 |
対応業種 | 業種の偏りなく対応可能 |
dodaは、数ある転職エージェントサービスの中でもリクルートエージェントと並んで最大手のひとつです。保有求人数は常時10万件以上、業界1位のリクルートエージェントに次いで2位となっています。
対象とする年齢の偏りもなく、様々な業種への転職に対応可能です。日本全国をカバーしており、地方都市でも豊富な求人がリストされています。
さらに、求職者個々人にキャリアアドバイザーがついて、転職活動の開始から完了まで手厚いサポートが受けられるのも大きなメリットです。
応募資料の指導や面接対策も充実しているため、転職活動が初めての方も安心して頼ることができます。
転職活動では、複数のエージェントに登録してうまく使い分けるのが鉄則です。そのうちのひとつとして、必ず登録しておくべき転職エージェントがdodaですよ。
dodaを実際に利用した人の良い評判・口コミまとめ
dodaに対しては、多くの好意的な口コミがネットにあがっています。
その中でも典型的なものは、「求人数が多い」「キャリアアドバイザーのサポートが親身」「応募資料の指導や面接対策が手厚い」の3点です。
dodaは求人数が多い
ズラす方向性が決まっていなかったり、多くの選択肢(自分では思いつかなかった業界の求人)を見る場合は、リクルートとdodaがリアルにオススメです。
ポイントは求人数が多いところです。
エージェントの質は運の要素が強いので複数登録するのが良きだと思ってます!— リベルタ@電気工事士ブロガー (@liberta0101) February 27, 2022
dodaの求人数は常時10万件以上、業界1位のリクルートエージェントに次ぐ2位の量です。
職種・業種を問わずに求人が集まっているため、多くの選択肢から比較して選びたいならdodaをおすすめします。
キャリアアドバイザーが親身にサポートしてくれる
転職エージェントに登録して思ったこと
現在の年収でフィルターにかけられる
ビズリーチやハイクラス系は大体600万以上しかしdodaのアドバイザーは凄く親身だし、dodaパートナーエージェントという、小規模エージェント会社からの求人が凄くいい、、
コツコツやってみます
参考になれば幸いです
— Dサン (@d_dmanager) July 7, 2021
dodaは専任のキャリアアドバイザーが付き、転職活動の最初から終わりまで親身にサポートしてくれます。
求職者と丁寧にコミュニケーションをとったうえで、経験・スキルや希望に沿った求人を紹介してくれるので、納得性の高い転職活動ができますよ。
応募資料の指導や面接対策が手厚い
【doda】始めに書かされる職務経歴書やキャリアシートなどの項目が細かくて、それぞれびっちり書かされるので大変だったけど、クソみたいな私の文章をアドバイザーさんが丁寧に添削してくれるし、ここでしっかり書いておいたおかげで、他のところで使い回せたのがよかった。
— えりんこ (@eri_ant32) March 31, 2019
dodaは求人を紹介するだけでなく、職務経歴書などの応募資料の添削や面接対策もしてくれます。
オンラインでの対策セミナーがいくつも用意されていますし、キャリアアドバイザーに直接指導してもらうこともできるので、転職活動が初めての方も安心です。
dodaを実際に利用した人の悪い評判・口コミまとめ
あまり多くはありませんが、dodaに対する否定的な評判も見られます。
最も多いのは「電話やメールが多すぎる」というものですが、この点は他の転職エージェントも同様です。「質の悪いキャリアアドバイザーがいる」「紹介された求人が希望と合わない」といった口コミも、少し見られました。
dodaからの電話やメールが多すぎる
転職サイト色々登録してみたけどdodaはオススメしない
登録したその日に電話かかってくるし、仕事の時間帯にめっちゃ電話かかってくる— 草刈り機 (@kusapparara) March 2, 2022
dodaに対するマイナスの口コミでもっとも多いのが、電話やメールの多さについてです。
アドバイザーからの親身な連絡なら良いのですが、雑な電話やメールが大量に届くと、嫌気がさしてしまうのは無理もないですね。
質の悪いアドバイザーに当たると不運
dodaはアドバイザーさんの引きが良くなかった上に間違った面接時間教えられて「時間違いますよ?」って面接先で返されてやむなく辞退したことがある
電話では一応謝罪あったけど、面接先までの交通費請求したら貰えたりしたんかな、言ってみればよかったかな( ˘ω˘ ) スヤァ…— ぴな (@louis_tb_pina) August 27, 2020
キャリアアドバイザーによる丁寧なサポートはdodaの長所ですが、質の悪いアドバイザーに当たると、転職活動がうまく進みません。
dodaに申し出ればアドバイザーを変えることができるので、アドバイザーの質が悪かったり自分と合わないと感じたら、早期に交代をお願いしましょう。
dodaから紹介された求人が自分の希望と合わない
DODAの求人の質が悪すぎて絶句。エージェントサービスはあまり期待できないな。都内でさえ 大丈夫?この会社?(無職のお前が言う権利はない)って思うのばかり。人に多くを求めるのに、給料や福利厚生はハローワーク並み😩
— はやみん (@hayanmi) June 21, 2021
dodaのアドバイザーから紹介された求人が自分の希望と合わない、という口コミも散見されます。
転職先に対する自己の希望がアドバイザーにうまく伝わっていない場合に、よく起こります。アドバイザーとのコミュニケーションをしっかりとると、改善することが多い問題点です。
dodaの5つのメリット
- 求人の数が多い
- 専任のアドバイザーが転職活動をサポート
- サポート体制が充実している
- スカウトサービスの利用で転職活動がスムーズになる
- 転職エージェントと転職サイトの両方の機能を利用できる
求人数の多さが目立つdodaですが、キャリアアドバイザーを中心としたサポートが充実している点も大きな特徴です。
情報量重視の転職サイトと手厚いサポートの転職エージェントの両方の長所を兼ね備えているのが、dodaです。
1、求人の数が多い
- 全業種を網羅した10万件以上の求人数
- WEBエンジニア系の求人が多い
- 転職活動を有利に進められる
dodaは求人の数がとても多いことが最大のメリットです。
公開・非公開を合わせて常時10万件以上の求人数があり、求人数業界1位のリクルートエージェントに次いで、業界2位を誇っています。
求人数が多いということは、より多くの候補から転職先を選べることを意味します。
特定の業種に限ることなく多様な職種の求人が集まっているので、自分の希望に合う求人を見つけやすく、転職活動を有利に進めることができますね。
さらに言えばdodaは、多様な求人の中でも特にWeb系・IT系に強いので、この領域のエンジニアであればより質の高い求人情報を得ることができます。
2、専任のアドバイザーが転職活動をサポート
- 専任のキャリアアドバイザーが転職活動全体をサポート
- 転職者満足度1位
- 希望にそった会社からのオファーが受けられる
dodaでは、専任のキャリアアドバイザーによる転職サポートを受けられるのが特徴です。
アドバイザーは求職者の経歴情報を参照して、求職者の要望とスキルにマッチした最適な求人を紹介します。
dodaは転職者満足度No.1(電通バズリサーチ調べ)を誇っていますが、これはアドバイザーの存在により、求職者の希望に沿ったオファーを提供できているからです。
さらにアドバイザーは、業界や企業に対する情報提供や、個々の求職者のキャリアプランニングの相談にも乗ってくれます。
初めての転職活動で何から始めてよいかわからない場合でも、的確なアドバイスがもらえるので、自分のアピールポイントを客観的に把握し、求人企業とのよりよいマッチングを実現することができます。
3、サポート体制が充実している
- 書類添削
- 面接対策
- 面接後のフィードバック
- 企業との面接日の調整
- 年収交渉
- 退職交渉
dodaは求人情報の提供だけでなく、その先の面接や条件面の交渉を含む転職までの一連の活動を支援してくれます。充実したサポートにより、求職者の転職成功率が大きく向上します。
求人に応募する際に必要となる履歴書や職務経歴書などの作成、書類選考後の面接対策は、とてもありがたいサポートです。
転職活動を始めたばかりの方には、自分の強み・経験を客観的に理解し、応募資料や面接で企業に対してしっかりアピールするのは難しいものです。この部分をdodaのアドバイザーが丁寧に指導してくれます。
また、企業との面接日の調整や年収交渉、さらには退職のサポートまでdodaがカバーしてくれるため、時間のない方も少ない負荷で転職することができます。
4、スカウトサービスの利用で転職活動がスムーズになる
dodaには、求職者側から企業に対して応募するのではなく、企業側から求職者に対して直接のオファーが届くスカウトサービスというシステムがあります。
人材を必要とする企業自身が、必要な人材の要件をもとにオファーを出す対象者を選ぶ仕組みなので、求職者のスキルや経験によりマッチした求人が見つかります。また、求職者側が気づかない意外な企業からオファーが来ることも多くあるのが特徴です。
スカウトする側の企業に対しては、求職者個人を特定可能な情報は開示されません。また、特定の企業からのスカウトをブロックする機能も用意されているので、まだ在職中の方でも安心してスカウトサービスを使えます。
スカウトサービスによるオファーの中には、書類選考をスキップしていきなり面接に進むことができる面接確約オファーもあります。また、スカウトサービス限定の非公開オファーが届くこともあります。
これらの求人は一般の求人と比較して内定の可能性が高いので、スカウトサービスの大きなメリットです。
5、転職エージェントと転職サイトの両方の機能を利用できる
転職エージェント | ・求職者に対してキャリアアドバイザーがつく ・アドバイザーのサポートのもとに求職活動できる ・求職者の要望や経験にマッチした求人の紹介 ・書類作成や面接対策のサービスも受けられる |
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転職サイト | ・様々な業界や職種の求人情報を集めてWeb上に掲載したサイト ・多くの求人情報から自分に合った求人を検索し、比較検討して応募する |
転職活動を支援するサービスには、「転職エージェント」と「転職サイト」の2種がありますが、両方の機能を備えているのがdodaの大きな強みです。
転職エージェントは、アドバイザーのサポートのもとに求職活動を行うサービスで、求人の紹介から書類作成や面接対策、年収などの条件面の交渉に至るまで、手厚いサポートを受けることができます。
これに対して転職サイトは、大量の求人情報をWeb上に提供し、求職者による比較検討が簡単にできることを売りにしており、多くの情報に網羅的にアクセスできるのがメリットです。
dodaは両方の機能を備えているので、「転職エージェント」と「転職サイト」の両方のメリットをうまく組み合わせて使うことができます。
例えば、「転職サイト」の機能を使って大量の求人情報の中からターゲットとなる求人を探し、応募から先の活動をアドバイザーにサポートしてもらう、といった使い方が可能です。
また、dodaは転職活動をサポートする各種コンテンツが充実しているため、これらを併用して、転職活動を有利に進めることができます。
転職をサポートするdodaの各種サービス
- キャリアタイプ診断
- 合格診断
- 年収査定
- 「自己PR」発掘診断
- レジュメビルダー
- duda転職フェア
- dodaオンライン転職教室
- Web面接対策セミナー
- 履歴書・職務経歴書の書き方セミナー
- dodaオンライン相談カウンター
- dodaオンライン面接突破トレーニング
dodaの2つのデメリット
- アドバイザーによっては対応が良くないことも
- アドバイザーのサポートを受けられる期間は3か月のみ
dodaは、キャリアアドバイザーによる手厚いサポートが大きなメリットになっています。
それだけにアドバイザーがうまく機能しない場合には、マイナスになることも多いようです。
1、アドバイザーによっては対応が良くないことも
- 担当が合わない場合は変更を申し出る
- 連絡がない場合はこちらから積極的に連絡する
- 連絡がしつこい場合は頻度に関して相談する
dodaを使った転職活動の成否は、担当になったアドバイザーの質によって大きく影響されます。
経験が豊富で求職者が求める職種に強い専門性を持つアドバイザーであれば、有利に活動を進められますが、そうでない場合、「希望だけ聞いてきちんと対応してくれない」「希望とは異なる求人を紹介される」「連絡が遅い・しつこい」といったトラブルに悩まされることになります。
アドバイザーに問題があると判断したら、早急に対策を打つことが必要です。
dodaでは、求職者からの申し出によりアドバイザーを変更することが可能です。自分のアドバイザーが合わないなと思ったら、変更を申し出ましょう。
また、アドバイザーからの連絡が遅いなと感じたときは、こちらから連絡を取ることも必要です。転職活動は積極的に動くことが大事なので、アドバイザーとうまく連携をとっていくことは重要です。
逆にしつこいくらいに連絡してくるアドバイザーもいます。退職前の求職者の場合は勤務中に電話が来てしまうこともあります。
そういう場合はアドバイザーと相談して、連絡の頻度や時間帯について合意しておきましょう。
2、アドバイザーのサポートを受けられる期間は3か月のみ
- 転職活動が長引けばそれだけ不利になる
- 転職の意思をある程度決めてから利用する
- サポート期間が終了した場合再登録しても利用できないケースも
dodaでアドバイザーによるサポートを受けられるのは、アドバイザーによるエージェントサービスを申し込んでから3か月間に限られます。3か月を過ぎてしまうと、アドバイザーからの求人紹介や、面接日の調整などのサポートを受けることができなくなるので、転職活動の難易度が上がります。
3か月という期間は長いようですが、転職活動をしているとあっという間に経過します。アドバイザーによるサポート期間を無駄にしないよう、集中的に活動するのが秘訣です。
アドバイザーによるエージェントサービスを申し込む前に、自分の転職の意志をよく確認しましょう。転職先に関する要望や自分の経験・スキルについても、整理しておきます。
そうしたうえでエージェントサービスを申し込み、その後の3か月間で集中的に活動していっきに内定を勝ち取ります。
転職活動が長引けば応募できる求人の数が減り、転職が難しくなります。活動は短期決戦と考えて、アドバイザーのサポート期間をしっかり使いこなしましょう。
dodaをおすすめする人・おすすめしない人の特徴
- 多くの求人情報から比較検討したい
- 様々な業種・職種から探したい
- アドバイザーによる手厚いサポートを受けたい
- 特定の業種・職種に特化して探したい
- ハイクラス転職に特化したい
- 女性に特化したサポートが欲しい
dodaは10万件以上の求人数を誇る大規模転職エージェントなので、業種・職種を問わずに強みを発揮できます。それでいて、キャリアアドバイザーによるサポートが充実しており、転職活動の始まりから終わりまでしっかりとサポートしてくれます。
年齢・性別・職種を問わずに使える転職エージェントですから、転職活動を始めるなら必ず登録しておくべきですね。特に、職歴が浅くこれからキャリアを積んでいこうとする第二新卒や20~30代の方にはおすすめです。
総合力は高いのですが、逆に特定の領域に絞った転職活動のサポートには十分対応できない部分もあります。職種限定や女性限定、ハイクラス求人にしぼって活動する場合です。
こういった転職活動では、dodaに加えて特定の領域に強い転職エージェントを併用するのが賢いやり方です。
おすすめ度 | おすすめ理由 | 併用におすすめの転職エージェント | |
---|---|---|---|
第二新卒 | 第二新卒向け求人多数、充実したサポート力 | マイナビジョブ20’s、キャリアスタート | |
20~30代 | 職種・業種を問わず求人多数、充実したサポート力 | マイナビジョブ20’s、キャリアスタート | |
40~50代 | 職種・業種を問わず求人多数 | リクルートダイレクトスカウト、JACリクルートメント | |
女性 | キャリアアドバイザーによる充実したサポート | type女性の転職エージェント、マイナビエージェント(女性版) |
dodaで転職を成功させるための5つの活用のポイント
dodaはメリット多い転職エージェントですが、登録しただけで転職活動がすべてうまくいくわけではありません。
dodaをうまく使いこなすには、「転職エージェントを複数併用する」「担当者には嘘はつかない」「担当者と相性が悪ければ変更してもらう」「レスポンスは早めに」「転職時期はすぐにでもと伝えておく」といったポイントをおさえておきましょう。
1、転職エージェントを複数併用する
転職活動の成功確率をあげるなら、dodaだけでなく複数の転職エージェントを並列で利用しましょう。
転職エージェントによって得意とする業種も異なり、付き合いのある企業も違います。その結果、保有する求人の内容はエージェント毎に異なることが多いのが実際です。
特に非公開求人の場合はその傾向が強いので、複数の転職エージェントを併用することでよりよい求人に出会う可能性が増します。
また、転職活動の成否には、自分を担当するアドバイザーの質が大きく影響しますので、複数の転職エージェントを併用すれば、複数人のアドバイザーのサポートを受けられる点もメリットですね。
ただし、転職活動は時間がかかりますので、あまり多くの転職エージェントを利用すると負担になります。最大でも5社程度に絞って併用することをおすすめします。
2、担当者には嘘をつかない
dodaのアドバイザーは、3か月間の転職活動を共にする伴走者です。自己の経歴やスキルなどに関して、アドバイザーに嘘をつくのは避けましょう。
特に、最初に行われるキャリア面談で自分をよく見せようと多少盛って話しがちですが、こういったことは転職活動にマイナスです。
誤った情報はアドバイザーの誤判断につながるため、アドバイザーが紹介する求人情報がマッチしなかったり、転職活動の各フェーズで適切なサポートが得られなかったりする結果になります。
自己の経歴やスキルにマイナスな部分があっても、正直に申告しましょう。
アドバイザーは利害が一致している協力者ですので、不利な点がある場合でも一緒に有効な対策を立ててくれるはずです。
3、担当者と相性が悪ければ変更してもらう
- 業界に関する専門知識を持ち適切なアドバイスができる
- 希望に沿った適切な求人を提案する
- 親身に相談に乗ってくれる
- 適切なタイミングでこまめに連絡をとる
- 業界の事情に暗く一般的なアドバイスのみ
- 希望に沿わない求人を大量に紹介する
- 上から目線でおしつけがましい
- レスポンスが遅い
dodaを使う上でアドバイザーの質や相性はとても重要です。
転職したい業界への専門知識がないアドバイザーに当たってしまうと、一般的なアドバイスのみで的確な助言が得られず、自分の希望に沿わない求人ばかり紹介されて、貴重な時間を無駄に過ごしてしまいます。
また、質の悪いアドバイザーは総じて上から目線の態度であることが多く、希望を無視した求人を押し付けがちで、不快な思いを多くすることになります。
アドバイザーによるサポート期間は3か月に限られています。
アドバイザーの良し悪しをなるべく早いタイミングで見極めて、使えないアドバイザーなら早期に変更を申し出るのが、転職成功への近道です。
4、レスポンスは早めにする
dodaのアドバイザーを使って転職活動をする時には、アドバイザーへのレスポンスや連絡は迅速かつこまめに実施するのがコツです。
アドバイザーは同時に複数の求職者を担当しています。
担当している求職者すべてに対して同じように接するのは難しいのが実際で、印象がよかったり、転職活動の進捗状況を把握しやすかったりする求職者を優先してしまうのは、致し方ないことです。
逆に、アドバイザーからの問い合わせに対するレスポンスが遅かったり、音沙汰が無かったりする求職者は、後回しにされる可能性が高くなります。
求職者との関係性を友好的に保つため、後回しにされないために、アドバイザーへのレスポンスは早めに、状況の連絡はこまめにすることを心がけましょう。
5、転職時期に関しては「良いところがあればすぐにでも」と伝えておく
dodaのアドバイザーに対しては、転職希望時期は「良いところがあればすぐにでも」と答えておきましょう。実際にはそれほど急いでない場合でも、このように答えておくのが正解です。
アドバイザーは、希望する転職時期が早いほどその求職者の転職意欲が高いと判断します。求職者が真剣に転職を望んでいると理解するわけです。
そしてアドバイザーは、転職意欲が高い求職者を優先的にケアするのです。
逆に、転職時期1年後で希望を出した場合は、転職に向けて切迫感のない状態だと理解されがちです。その結果、早期に転職完了までもっていくのは困難と判断され、真剣に向き合ってもらえなくなります。
アドバイザーに対しては、自分が真剣に転職を望んでいることをアピールしておくことが必要です。そのために、転職希望時期は「良いところがあればすぐにでも」と答えましょう。
dodaを使った転職活動の流れを5ステップで解説
- 会員登録
- 担当者と面談
- 求人の紹介を受ける
- 応募して面接を受ける
- 内定
dodaを使った転職活動は、上記の5つのステップで進んでいきます。
全ての段階でdodaからのサポートを受けることができるので、うまく使いこなして転職活動を有利に進めましょう。
1、まずは会員登録
dodaのエージェントサービスを利用するには、最初にdodaへの登録が必要です。
登録を開始すると、氏名やメアド等の基本的な個人情報とともに、転職希望時期や希望勤務地、職種・年収などの入力が求められますので、記入して申し込みを完了します。
登録が完了するとdodaから連絡が届き、エージェントサービスが始まります。
2、担当者と面談
最初にキャリアアドバイザーとのキャリアカウンセリングを実施します。面談は、原則としてオンラインまたは電話で行います。
カウンセリングの予約は、Webサイト、あるいは電話・メールなどで予約できます。
キャリアカウンセリングでは、求職者の職歴やスキル、希望職種や条件などについて共有し、この先のキャリアプランについてアドバイザーと一緒に検討します。
この時アドバイザーが転職のプロとしてのアドバイスすることも多いので、積極的に取り入れていきましょう。
3、求人の紹介を受ける
キャリアカウンセリングでのプランをもとに、アドバイザーから求人が紹介されます。あわせて、希望する業界や職種の転職市場に関する情報も提供してくれます。
アドバイザーは求職者の希望や経験・スキルにマッチする求人を選んでいますので、選択のポイントをアドバイザーから聞き取って、応募するかどうかをしっかり検討しましょう。
4、応募して面接を受ける
検討の結果気に入った企業があれば、アドバイザーに応募の意志を伝えましょう。dodaから応募の意志が企業側に伝えられ、アドバイザーが面接日の調整などを実施してくれます。
履歴書や職務経歴書などの応募書類を作成する時には、アドバイザーのサポートを受けましょう。面接対策も同様です。
応募書類や面接を通じて、自分の強みやアピールポイントを企業側にしっかり伝えることが重要です。
面接後はアドバイザーを通じて企業側の評価をもらいましょう。良かった点や問題点が把握できれば、他社への応募時の改善につながります。
5、内定
面接の結果内定を勝ち取っても終わりではありません。まだ入社日や年収などの諸条件の調整が残っていますが、こちらもdodaのアドバイザーがサポートしてくれます。
転職前の職場にまだ籍がある場合には退職の準備も併せて行う必要がありますが、こちらもアドバイザーが手伝ってくれますよ。
会社情報
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
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事業内容 | 人材紹介サービス、求人メディアの運営、転職・就職支援、採用・経営支援サービスの提供 |
住所 | 〒100-6328 東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング27F |
電話番号 | 03-6213-9000(代表) |
まとめ
- dodaは求人数は業界2位の業界最大手の転職エージェント
- 転職活動の最初から終わりまでキャリアアドバイザーによる手厚いサポートが受けられる
- キャリアアドバイザーのサポート期間は3か月限定
- 質の悪いアドバイザーに当たったら変更を申し出れば変えてくれる
- 転職活動の伴走役としてdodaはおすすめの転職エージェント
dodaは業界最大手の転職エージェントのひとつです。常時10万件以上の求人数があり、年齢やエリア、業種・職種を問わない圧倒的な情報量が魅力です。
それだけでなく、求職者ひとりひとりにキャリアアドバイザーが付き、親身なサポートをしてくれるのもdodaの大きなメリットです。アドバイザーによるサポートは3か月間に限られていますので、この期間内に集中的に転職活動を実施しましょう。
転職活動では、特徴の異なる複数のエージェントに登録して使い分けるのが重要です。情報量と手厚いサポートを両立しているdodaは、必ず登録しておくべき転職エージェントですね。
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