40代は「現職でのキャリア」や「仕事のやりがい」「家庭状況」などによって、転職活動でも縛りが出やすい年代となります。
様々な事情に上手く折り合いをつけながら、転職するためには自分一人でやるのではなく転職エージェントをうまく活用しながら自分に見合った、求人案件を見つけて成功していくのが一番の近道です。
この記事では、転職エージェントの選び方やエージェントごとの比較をしています。本記事の内容を活用しながら、うまく転職を成功させていってください。
40代向け転職エージェントの選び方
40代向けの転職エージェントを成功させるためには、これから紹介する3つのポイントを参考にして選んでみてください。
転職エージェント市場では、担当している求人地域や得意分野がエージェントごとに異なってきます。
求人が少ない地域での転職やこだわった転職がしたい場合など個々の状況に応じて活用すべき転職エージェントも変わってきます。
満足のいく転職をするためにも、一緒に確認していきましょう。
キャリアに自信のある人は「特化型」
ご自身のキャリアに自信がある際には「特化型」の転職エージェントを選ぶようにしましょう。転職エージェントの中には「管理職向け」「ハイクラス向け」に特化した転職エージェントがあります。
(参考)特化型転職エージェントが扱う求人案件
- 経営者側の視点から仕事を行う求人案件
- 部長クラス以上の管理職としての求人案件
- 年収700万円・800万円以上の求人案件
転職エージェントの登録情報や職務経歴にご自身のキャリアを記載すると、担当エージェントや企業が調べて申込者にスカウトや連絡してくれるケースがあります。
一般公開されていないような、特定の人のみをターゲットにしぼった非公開求人を紹介してくれる可能性もあります。これまでの職歴に自信のある人は特化型サービスを利用した方が、勤務条件がよかったりやりがいを感じる仕事を見つけやすくなります。
現職で職歴が長くて管理職になっているという場合や、特定の資格やスキル、アピールできる社内成果がある際には積極的に特化型エージェントを検討してみてください。
地方や職歴に自信のない人は「総合型」
地方に住んでいたり、ご自身の職歴に自信がない場合には前述の「特化型」を利用するよりも「総合型転職エージェント」を利用するのがおすすめです。
(参考)総合型転職エージェントが扱う求人案件
- 政令指定都市より人口が少ない地域でも求人案件が10件~20件以上ある選ぶことができる
- 職種検索をする際に、特定の業種に限らずにどの職種も選択できるようになっている。
- こだわり条件で様々な条件を選択できるようになっている。
総合型の転職エージェントは全国で幅広い求人案件を取り扱っていて、取り扱い求人案件数が多いのが特徴です。
地方で働きたいという場合でも求人案件が多いうえに、職歴に自信のなくても自分と合う仕事が見つかりやすくなります。
実家の両親とすぐに会えるようにしておきたいという場合や転職回数が多くて転職できるか自信がないという場合には総合型エージェントを検討してみましょう。
求人数が豊富か
40代で転職活動をする際には求人数が多い転職エージェントを利用するのが大切です。「総合型転職エージェント」と「特化型転職エージェント」を比較すると、特化型転職エージェントのほうが求人数が少ない傾向にあります。
一般的に、取扱求人数が多い方が希望に近い求人が見つかりやすくなる傾向にあります。
40代で転職活動をする際には、家族を養う必要があったり、定年まで見据えた条件設定を考えたり、給料よりもやりがいを重視するなど特有の考慮事項が出てきます。
自分が満足できるような求人案件に出会えるように、求人数が豊富な転職エージェントを利用するようにしましょう。もし、特化型を利用する際には複数を併用して触れる求人案件数を多くするようにしましょう。
40代におすすめの転職エージェント23選!
40代が転職活動をする際に参考にしてほしい転職エージェントを紹介します。
転職エージェントを、「総合型エージェント」や「特化型転職エージェント」にわけて紹介していきます。
特化型エージェントは女性向け・IT・外資系・年収アップのテーマで選んでいます。
どの転職エージェントも特徴がありますので、参考にして比較に役立ててみてください。
どれか1社には登録したい「総合型」転職エージェント5選
総合型の転職エージェントは全部で5社をピックアップしました。
これらの総合型の転職エージェントは求人案件も多く、40代も含めて幅広い年代も転職希望者が利用しているエージェントです。
総合型転職エージェントは、他のエージェントと併用することを前提としてどれか1社は利用するのが理想です。1社ごとに紹介していくので、一緒に確認していきましょう。
No1:リクルートエージェント
- 非公開求人が10万件以上あり、より人選を絞った求人案件が多い。
- 各業界に精通したアドバイザーが多く在籍している。
- 転職サポートが充実しており、転職支援実績No1を獲得。
求人数※2022年2月時点 | 約171,000件 |
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非公開求人数※2022年2月時点 | 約229,000件 |
対応エリア | 全国・海外 |
リクルートエージェントは求人案件数の取り扱いが多く、一番おすすめする総合型の転職エージェントです。
リクルートエージェントは公開求人が17万件以上・非公開求人が22万件となっており、希望に見合う求人が見つかるチャンスも多いのが特徴です。担当エージェントのプロフィールにある「転職実績」として40代の転職実績が豊富に記載されています。
転職サポートも充実しており、厚生労働省「人材サービス総合サイト(2019年度実績)」の無期雇用・4か月以上の有期雇用人数の合計はNo1を達成しており、成功に裏付けのある充実した転職サポートを受けることができます。
- 現職の都合で退職をするまでにある程度の時間がかかってしまう場合。
- 短いスパンで再び転職をする必要がある場合
- 地域企業の求人も広く検索していきたい場合。
- 担当エージェントの転職支援実績を確認しながらサービス(担当選び)をしていきたい場合。
- 大手であるリクルート社のサービスのほうが安心して使えるという場合。
- 担当エージェントからのサポートが充実した方がいいという場合。
リクルートエージェントは、利用規約に転職支援サービス提供期間を3カ月間を上限として設定されています(規約4項)。なた、職業安定法の都合から過去2年に利用したことがある際には利用が制限されています(規約7項)
現職で管理職に就いている場合で退職するまでに3カ月以上かかる場合には、都合によって2年以内に転職活動をしなければいけない場合にはリクルートエージェントは利用することができないのでおすすめできません。
リクルートエージェントは、各エージェントごとの支援実績が記載されており年代や職種を確認できるようになっています。もし、担当エージェント選びを吟味したり、40代でも大丈夫か入念に確認しながら利用したい場合にはリクルートエージェントはおすすめできます。
求人案件は非常に多いので、大手系を中心に幅広く求人案件を集めて利用してみてください。
No2:リクナビNEXT
- 独自AIテクノロジーでおすすめ企業を分析(担当エージェントは無い点には注意)
- 企業からアプローチをしてもらえるので、現職や家庭に時間をかけても負担にならない。
- ダイレクトオファーしかしない非公開求人と巡り合うチャンスもある。
求人数※2022年2月時点 | 約62,000件 |
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非公開求人数※2022年2月時点 | 非公開 |
対応エリア | 全国・海外 |
おすすめの総合型の転職エージェントの2番目はリクナビネクストです。リクナビネクストはリクルート社が運営する転職サイトです。求人数も6万件を超えています。
リクナビネクストでは、データベース化が進んでおり好みを登録しておけばAIがおすすめできる企業を自動で集計してくれます。ただし、担当エージェント制はない点には注意は必要です。
また、担当エージェントがない分、企業から直接オファーをもらえる可能性もあるため自分でも思ってもいないような求人案件と巡り合う機会もあります。
- 転職活動にエージェントとの直接的なコミュニケーションを取りたい場合
- 事前登録の内容が多いと煩わしいと感じる場合
- 求人案件はある程度絞っておきたい場合
- 企業からのスカウトも受けながら転職活動をする場合
- 現職が忙しく求人探しをする時間が取れない場合
- 大企業に転職して安定した生活をしたい場合
リクナビネクストは専任コンサルタントからのサポートがありません。もし、情報収集は担当エージェントと会話しながらしたいという場合にはリクナビネクストはおすすめができません。
また、リクナビネクストのデータベースから自分に合いそうな企業を自動集計してくれるので、ある程度多く求人案件を見たいという場合にはおすすめです。スカウト制もあるので現職の仕事が忙しかったとしても企業からコンタクトをとってきてくれるので求人案件探しの手間が省けます。
リクナビネクストは大手企業も多く、家族生活を考慮しながら求人探しをしてくことができるので安定した生活をしていきたい場合には利用しやすいサービスになっています。
No3:DYM転職
- 転職活動がスピード感をもって進めることができる(最短1日)。
- 2,500社を超える転職案件がそろっていて、DYM転職独占の求人も多い。
- 転職サービスを利用した人の90%が満足しておりニーズの達成度が高い。
求人数※2022年2月時点 | 約2,500社 |
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非公開求人数※2022年2月時点 | 非公開 |
対応エリア | 全国 |
総合型の転職エージェントでおすすめのエージェントの3番目はDYM転職です。DYM転職はDYM社(本社;東京都品川区)が展開しているエージェントサービスです。
DYM転職は独占求人や非公開求人も多く、企業で重要性があって秘匿性が高い求人案件も多く巡り合うことができます。DYM転職ではIT業界の優良企業やコンサル職、営業職などの取り扱いがあります。
転職エージェントは企業とのパイプが強いので、企業のお役立ち情報が得られます。最短で1日で内定を獲得するケースもあるので転職活動を急ぐ場合にはおすすめです。面接の日程調整や退職支援などもサポートしてくれます。
- 企業からスカウトをもらいながら転職活動をする場合
- DYM転職に希望職種がない場合
- 公開求人が多い方が好みだという場合
- 多忙でもいいから成長業界に転職をしてバリバリと働きたい場合
- 内定をもらって早く転職活動を終わらせたいという場合
- 家庭や仕事が忙しくて転職活動の時間をあまり捻出ができないという場合
DYM転職はエージェント制をとっているため業界に詳しいエージェントが有益な情報もくれますし、面接や条件交渉、退職までのサポートをしてくれます。DYM転職はスカウト制はないため、スカウト制も活用したい場合にはおすすめできません。
DYMではIT系や営業系の職種が多く、専門知識を必要としない求人、美容理容系など映像関係の取り扱いは少ないので希望に当たる職種があるか調べる必要があります。未経験OKの求人も少ないので注意してください。
成長業界や非公開系求人が多くあることから、重要領域の仕事をバリバリと働いていきたいという場合には非常におすすめです。エージェントの営業時間も夜10時、土日対応をしてくれているので使い勝手も良くなっています。
No4:パソナキャリア
- 認定シニアコンサルタントが多く在籍しており、質の高いコンサルタント力でサポートしてくれる。
- パソナキャリアの約7割が年収を増やすことに成功している。
- 企業からのスカウトサービスも利用することができる。
求人数※2022年2月時点 | 約40,000件 |
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非公開求人数※2022年2月時点 | 約10,000件 |
対応エリア | 全国・海外 |
パソナキャリアは約3.9万件の公開求人数のある総合型の転職エージェントです。パソナキャリアには社内独自の認定制度「認定シニアコンサルタント」制を設けており、サポートのクオリティに対して品質の確保に積極的です。
エージェントの分野についても管理部門やエグゼクティブ部門専用のエージェントがいたり、地域別専門のエージェントが在籍しています。キャリアのある40代が利用しても希望の求人を見つけていくことができます。
こだわり条件としてリモートワーク可やフレックスタイムなどもあるため、家庭を重視しながらの働き方での転職活動ができます。
- 勤務場所を地方で希望している場合
- 未経験OKの求人案件を探している場合
- 自身の経歴に自信がない場合人
- 管理職などのハイキャリア向けの転職をしたい場合
- 地方在住でも取扱求人数が多い転職エージェントを利用したい場合
- 質の高いコンサル力のあるエージェントを探している場合
パソナキャリアは40代をはじめとするハイクラス系の求人や管理職系の求人が多く掲載されています。熟練者向けのサイト構成となっているため40代の転職にはおすすめできるサービスとなっています。
パソナキャリアでは認定シニアコンサルタント制度も導入しているため、これまで転職エージェントの質に満足できてこなかったなどという場合でも安心して利用することができます。
パソナキャリアでは未経験OKの求人が60件程度であったためあまり多くはありません。現職での職務経歴がある程度ある場合には積極的に利用していってください。
No5:DODA(デューダ)
- 求人数が12万件を超えており、業界最大級の取り扱い件数になっている。
- 入社時期の調整も含めてエージェントのサポートが充実している。
- 非公開求人の取り扱いも豊富にある。
求人数※2022年2月時点 | 約127,000件 |
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非公開求人数※2022年2月時点 | 非公開 |
対応エリア | 全国・海外 |
doda(デューダ)もおすすめの総合型の転職エージェントです。求人数は12.6万件を超えており、総合型転職エージェントの区分内では多い方になります。
「エージェントサービス」では、専門スタッフがプロの視点から有益情報であったり、仕事の紹介や面接日程の調整など様々なサービスを受けることができます。「スカウトサービス」や「パートナーエージェントサービス」もあるのもポイントです。
円満退社のためのノウハウも教えてもらえるので現職をやめづらいという40代でも有益なアドバイスがもらえます。非公開求人も多いので、重要ポストでの求人も見つけやすい環境にあります。
- 自身の経歴が専門性が高い場合
- エージェントからのサポートは少なくてもいいという場合
- 非公開求人について様々な分野の求人票を見たいという場合
- エージェントから有益な情報を求めている場合
- スカウトサービスなどを利用しながら活動したい場合
- 転職活動の手続の一部を代行してもらいたいという場合
dodaでは「キャリアアドバイザー」と「リクルーティングアドバイザー」が求人案件をマッチングさせます。転職支援は前述とは別に「採用プロジェクト担当」が代行業務をすることとなります。この3者が連携をもってサービスを提供してくれるため、良いサポートを求めている場合にはおすすめです。
サポートが豊富な分、あまりサポートがなくてもいいと考えている場合には他サービスのほうがいいかもしれません。また、非公開求人は登録をしてもすべて見ることはできないので、注意も必要です。
dodaではスカウトサービスもあるので、仕事や家庭の時間で転職活動をする時間が作れない場合には作業代行やスカウトサービスのあるdodaはおすすめできる転職エージェントです。
女性におすすめの転職エージェント3選
女性向けに特集された転職エージェントを3つ紹介していきます。
女性向け転職エージェントの特徴は女性特有の転職事情を熟知しているという点です。家庭と両立しやすい、女性のキャリアプランなどをクリアしていけるような求人案件を紹介してくれます。ぜひ、あなたに合う使いやすそう転職エージェントを選んでください。
No1:Type女性の転職エージェント
- 女性向けの転職支援実績が18年以上ある。(転職者は年間数百人)
- 転職サイトの「女の転職type」も運営しているため、知見が豊富。
- 女性のキャリアプランに基づいた年代別の悩みを熟知したカウンセリングによりサービスを提供している。
求人数※2022年2月時点 | 約7,600件 |
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非公開求人数※2022年2月時点 | 約17,000件 |
対応エリア | 全国・海外 |
Type女性の転職エージェントは転職エージェントの「type転職エージェント」も運営する(株)キャリアデザインセンターによる転職エージェントサービスです。
女性向けの転職エージェントは最近できたわけではなく、2004年からサービスを開始していて現在まで18年を超えています。女性向け転職サイトの「女の転職type」も運営しており、女性が転職を成功していくための知見が豊富にあるのが特徴です。
求人案件数も多く、公開求人は7,601件、非公開求人は16,851件となっておりエリアは全国・海外をカバーしているため、女性向けの総合型としても活用することができます。
- 自身のキャリアについて特に悩みがなくて、転職活動をスムーズに終わらせたい場合
- 志望職種として営業・接客・事務・ITを志望している場合
- 対面形式の転職セミナーには参加したいという場合
- 職種や働き方を詳細に設定しながら求人リサーチをしたいという場合
- 担当エージェントと相談を重ねながらキャリアの軌道修正をしていきたい場合
- サポート歴にある程度の実績があって安心したところで利用したい場合
Type女性の転職エージェントは求人検索で職種や働き方などを3つのカテゴリの設定をして調べていくことができます。在宅ワークができたり、時短勤務などを条件として設定することができるため、家庭状況にあわせてリサーチができます。
type女性の転職エージェントでは在籍者の職域が「販売営業・接客・事務・IT」でした。志望職種でカバーしていない領域もあるのでしっかりとリサーチをする必要があります。
女性向け転職エージェントを利用する際に、女性向け転職支援実績が豊富なサービスがいいと考えている場合にはtype女性の転職エージェントはおすすめです。転職セミナーの大部分は東京で開催されているので通いたい場合には通えるか否も確認して利用してください。
No2:マイナビエージェント(女性の転職)
- マイナビエージェント内の1カテゴリという位置づけとなっている。
- マイナビグループのたくさんの転職支援実績やノウハウがあって安心できる。
- 女性向け転職にスポットを当てて専用サポートが受けられる。
求人数※2022年2月時点 | 約35,000件 |
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非公開求人数※2022年2月時点 | 約33,000件 |
対応エリア | 全国・海外 |
マイナビエージェント(女性の転職)は、マイナビグループ内の1カテゴリとして女性の転職特化型のサービスです。
マイナビグループの転職支援実績が活かされていて、担当アドバイザーが女性のステージ別の成功ポイントを熟知したうえでサポートしてくれます。
求人エリアは全国・海外と広くカバーしており、求人数も公開求人が約3.4万件・非公開求人が約3.3万件と多いのも特徴です。
- 女性向けのハイクラス転職をしたいと考えている場合
- 担当エージェントからあまり連絡をもらいたくない場合
- サイトの雰囲気から利用年齢層が自分と合わないかもと感じた場合
- 女性転職に特化したサポートを受けたいと考えている場合
- 担当エージェントと相談を重ねながら転職活動の方向性を練っていきたい場合
- マイナビエージェント内にあるマイナビ独占求人にも興味を持っている場合
マイナビエージェント(女性の転職)は女性の転職に特化したサポートをしてくれています。自身が考えているキャリアプランを女性エージェントに聞いてもらいたいと考えている場合にはマイナビエージェント(女性の転職)はおすすめです。
家庭事情やキャリアを中断させたくないという考えなどを相談しながら仕事を探していく場合には是非利用してみてください。マイナビ独占の求人もあるので興味がある際には、希望の仕事が見つかる可能性もあります。
担当エージェントはマイナビのノウハウも生かしつつ、書類の添削、面接の対策などを支援してくれます。準備に多少時間はかかるかもしれませんが、積極的に利用して質のいいサービスを活用していってください。
No3:パソナキャリア(女性の転職)
- パソナグループの豊富な知見や実績に基づき、求人照合体制や転職支援体制が充実している。
- 女性のためのハイクラス求人案件も豊富にある。
- 転職エージェント満足度調査(オリコン社調査)で1位を獲得している(2018年~2022年)。
求人数※2022年2月時点 | 約3,500件 |
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非公開求人数※2022年2月時点 | 非公開 |
対応エリア | 全国・海外 |
パソナキャリア(女性の転職)は、パソナグループが運営している女性向けの転職エージェントです。女性向けのハイクラス求人があるのも特徴的です。
パソナグループのノウハウに基づいて企業担当のリクルーティングアドバイザー(マッチング力)と転職コンサルタント(サポート体制)の2種同時平行で支援を受けることができます。
パソナグループは対応エリアとして全国と海外で対応しているため、ハイクラスにこだわらなくても希望の職種が見つけられるようになっています。顧客満足度調査(オリコン社)で4年連続で1位なので、支援実績も満足のいくものとなっています。
- 地方にスポットを絞って転職をしたいという場合
- エージェントとのつながりは最小限にしておきたいという場合
- 専門性が高い職種での転職を希望している場合
- 女性向けのハイキャリア転職をしたい場合(管理職・エグゼクティブなど)
- 充実したサポートを存分に受けたいと考えている場合
- 勤務希望地を大都市を中心として転職活動をする場合
パソナキャリアは女性のハイキャリア転職を希望している場合にはおすすめできます。管理職に就いていたり、肩書きがある場合には、ハイキャリア転職として希望のポストを探してくことができます。ハイクラスにこだわらなくても働きやすさを重視したスタイルでも調べていくことができます。
パソナキャリアではマッチング担当と転職サポート担当の2体制でサポートしてくれるので、充実したサポートを望む場合には非常におすすめです。あまりサポートが無くてもいいのであればおすすめはできません。
求人数も多く、大都市を中心として求人案件を探していくと比較的楽に転職していくことができます。スカウトなどもあるので、現職が忙しかったり、家庭の事情で時間が取れないという場合でも効率的に求人を見つけていくことができます。専門性が高い求人ではヒットする件数も減る点には留意が必要です。
ITやWebエンジニア向けの転職エージェント5選
「ITやWebエンジニア」の職域での転職エージェントは上記5社がおすすめです。
ITやWebエンジニアは多忙な上に、不定期に深夜に出勤することもあるため、多忙で動けない場合でも代行で進めてもらえるよう担当エージェントがマッチングや面接日程の調整をしてくれるエージェントを選びましょう。
各エージェントでも特色に違いがあって、ゲーム業界を中心に取り扱っているエージェントもあれば、社内専属エンジニアの求人がメインのサービスもあるため、比較してみてください。
No1:レバテックキャリア
- エンジニア特化歴15年の知見を活かしたサポート
- 初回提案をして約9割が内定を獲得している。
- エージェントは応募書類の添削や日程調整もしてくれる。
求人数※2022年2月時点 | 約7,000件 |
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非公開求人数※2022年2月時点 | 非公開 |
対応エリア | 全国(一部地域除く) |
レバテックキャリアはシステムエンジニアを展開しているレバテック社による転職エージェントです。
レバテックキャリアの支援実績は豊富で年数では15年継続していて、15年培ったノウハウを活かしてサポートしてもらうことができます。
レバテックキャリアは特徴的な点もあり、担当エージェントとLINEで連絡をすることができます。はじめに提案された求人案件の内定率は90%と高くなっています。
- サポートエリア外での勤務を希望する場合
- 担当エージェントとやり取りの頻度は少なくてもい場合
- 営業所から遠い地域の在住で面談は対面でやりたいという場合
- ITエンジニア・デザイナーで年収アップをしたい場合
- 内定率が高めの転職エージェントを利用したい場合
- 担当エージェントとやり取りの機会を多く持ちたい場合
レバテックの求人案件は全国的にカバーしているものの北東北(青森県・岩手県・秋田県)や北関東(栃木県など)の対応していないエリアがありますので、勤務地には注意してください。
転職活動の登録をする際には東京・名古屋・大阪・福岡などでカウンセリングを行うこととなるため、直接対面で面談をしたいという場合には注意が必要です(オンライン面談も対応)。
レバテックは担当エージェントとLINEで連絡をやりとりできるので気軽に相談ができます。初回提案の内定率は90%となっており、転職活動を早く終えたいという場合にはおすすめです。
No2:Geekly
- IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェント
- 待遇改善率(年収)が75%、1.7万件超の非公開求人を保有
- Geekly特有のノウハウで広い観点からマッチングをしてくれる。
求人数※2022年2月時点 | 約13,500件 |
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非公開求人数※2022年2月時点 | 約17,500件 |
対応エリア | 全国 |
GeeklyはIT・Web・ゲーム業界専門の人材紹介会社(Geekly社)が展開している転職エージェントです。特徴は「ゲーム業界」もエージェントサポートの対象としている点です。ITやWeb関連の案件も多くなっています。
待遇についても改善させてくれていて転職者のうち約7割は年収がアップしています。非公開求人は17,500件保有していたりするため、重要ポストでの求人も見つかりやすくなっています。
Geeklyでは独自のノウハウで多角的なマッチング技術があるため、自分自身でも気づかないような求人案件を見つけることが可能です。
- スキル検索等の詳細条件も交えて求人検索を行いたい場合
- 求人は自分自身で見つけて企業にアプローチをしていきたい場合
- エージェントと悩みを相談しながら転職先を探したい場合
- 転職で現職よりも年収を上げたいと考えている場合
- 忙しくて担当エージェントに職業マッチングをしてもらいたい場合
- 非公開求人や独占求人にも興味があるという場合
Geeklyは年収アップ率が約7割と高いことから現職の年収に不満がある際にはおすすめです。40代で子育てでお金がもっと必要だという場合にもおすすめです。
転職エージェントがマッチングをするので、求人リサーチをエージェントがやってくれる点で負担感が少なくなります。求人検索ではスキル検索はできないので注意が必要です。職種条件や事業内容などで調べることができるので、担当エージェントに気になったことは詳しく相談するようにしましょう。
Geeklyは非公開求人や独占求人も多く保有しているため、今後重要ポストでの仕事をしていきたい場合には非常におすすめです。
No3:メイテックネクスト(ITエンジニア)
- 担当エージェントから企業ごとの雰囲気・内情も交えていい情報がもらえる
- 土日祝日も担当エージェントは対応してくれる。
- エンジニア転職のスペシャリストが有用なアドバイスをくれる。
求人数※2022年2月時点 | 約10,000件 |
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非公開求人数※2022年2月時点 | 非公開 |
対応エリア | 全国 |
メイテックネクストはエンジニア派遣を営むメイテックグループが展開している転職サービスです。
メイテックネクストはITエンジニア向けの転職エージェントで、アドバイザーもIT業界に精通しています。非公開求人も数多く揃えており、経験豊富なアドバイザーに担当してもらえるので、安心です。
マッチング率の高い求人を紹介してくれるので、転職エージェントに登録した後にありがちな、「求人紹介メールが多すぎて、見る気がなくなる」といったこともありません。
- キャリアのない人
- 未経験OKの条件で転職したいと考えている場合
- 未対応エリアでの転職を希望する場合
- 担当エージェントに柔軟にマッチングをしてもらいたい場合
- 転職活動を土日祝日を中心として行いたい場合
- 各企業の内情を理解したアドバイスをもらいたい場合
メイテックネクストはIT系のエンジニア向けの転職エージェントですが、製造業に特化したサイト「メイテックネクスト(ものづくり)」もあります。
IT業は非公開求人や独占求人も数多くあり、メイテックネクストでしか応募できないような求人もあります。
メイテックネクストは企業の内情を熟知した担当エージェントがアドバイスをしてもらえるようになるため、自分に合いそうかある程度調べながら転職活動ができるのでおすすめです。
No4:マイナビIT AGENT
- IT・Web業界の転職事情に詳しい転職サポートを受けることができる。
- 担当エージェントが書類添削や面接日程の調整を代行としてやってくれる。
- マイナビIT AGENTの独占求人案件も豊富にある。
求人数※2022年2月時点 | 約13,500件 |
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非公開求人数※2022年2月時点 | 約8,000件 |
対応エリア | 全国・海外 |
マイナビIT AGENTはマイナビグループが運営するIT向けとしての位置づけとなっている転職エージェントです。
マイナビIT AGENTは求人数も多いのが特徴です。公開求人が約1.3万件、非公開求人が0.8万件となっているうえにこれらの中にはマイナビIT AGENTの独占求人も多く含まれています。
転職活動では業界に精通したエージェントが書類添削や面接の日程調整などもしてくれるので管理職などで仕事が忙しい場合でも使いやすくなっています。
- 自身の経歴に自信がない場合
- 未経験者として転職活動をする場合
- 地域ローカル系企業を希望する場合
- 年収アップをしたい場合
- 現職のスキルが直結する求人を見つけられる場合
- 転職先に大企業を希望する場合
マイナビIT AGENTは求人案件も多く、年収800万円以上の案件も多く含まれています。家族を養っていくために、現職より年収を上げなければいけないという状況でも希望にみあう求人を探していくことが可能です。
ただし、IT・エンジニア系の求人は人材不足で激務になる可能性があります。現職よりも仕事の負担も増えることもあるため、家庭を優先させたいと考えている場合や40代で体力的に厳しいという場合にはおすすめはできません。
マイナビIT AGENTは大企業系求人が多いのものの地方ローカル系企業の求人は少ない傾向にあります。比較的大企業を希望する場合にはおすすめできる転職エージェントです。
No5:Green
- 企業からのスカウトや直接連絡を受けることができるので楽に進められる。
- IT業界最大級の求人情報を保有(1.5万件超)
- カジュアル面談で面接前に企業の雰囲気がわかる。
求人数※2022年2月時点 | 約15,000件 |
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非公開求人数※2022年2月時点 | 非公開 |
対応エリア | 全国・海外 |
Greenはメディアや人材紹介を事業とする「アトラエ社」が運営している転職エージェントです。
公開求人は1.5万件を超えており、IT業界転職エージェントでは多くの求人数を保有しています。カジュアル面談もやっており会社の様子を事前に直接聞くことができまするのが特徴です。
全国・海外の求人案件を取り扱っているため、首都圏や地方に住んでいる場合でも転職活動に役立てていくことができます。
- ラフな雰囲気の転職エージェントが好みではない場合
- 担当エージェントとのやり取りを密にしながら転職活動をしたい場合
- 求人紹介や面接日程の調整をエージェントに代行してもらいたい場合
- ブラック企業では働きたくないと考えていて、会社の雰囲気を事前に知りたいという場合
- 求人リサーチで「スキル検索」も並行して条件設定したい場合
- 企業から直接連絡をもらいながら転職活動をしたい場合
Greenはカジュアル面談などで会社の状況や雰囲気を事前に確認しながら転職活動ができます。現職がブラック企業でつらい状況であった場合には、働きやすい環境になっているかを入念に確認することができるのでおすすめです。
Greenのサイト構成はカジュアルな雰囲気になっているため、堅い雰囲気の転職エージェントを利用したい場合にはおすすめはできません。
Greenでは企業の人事担当から連絡をもらえたり、スカウトの連絡があったりするため、管理職などで現職が忙しくて求人を調べていく時間がとれない場合におすすめのサービスです。
外資系企業に強い転職エージェント4選
外資系企業に強い転職エージェントは日系企業による転職エージェントと外資系企業による転職エージェントに分かれます。
ここでは、日系企業によるエージェント3社と外資系企業のエージェント1社を紹介していきます。
各エージェントの特色・特徴を紹介していきますので確認していきましょう。
No1:ビズリーチ
- ハイクラス転職サイトや高年収求人が多い。
- 海外勤務の求人数は1,103件(公開情報の場合)。
- 海外勤務地をエリア別にするとアジアが8割、北米が1割程度。
求人数※2022年2月時点 | 非公開 |
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非公開求人数※2022年2月時点 | 非公開 |
対応エリア | 全国・海外 |
ビズリーチは即戦力人材と企業をマッチングするのが特色の転職エージェントです。40代で管理職に就いている場合には、転職後も管理職としてのポストも見つけやすくなっています。
現職までの職務経験を活かして責任のあるポジションに転職していくケースも多く、求人の3分の1が年収1,000万円を超える求人となっています。
ビズリーチは転職をサポートする役割のヘッドハンターが多く在籍しており、40代のハイクラス転職をサポートしてくれます。
- 勤務地として北米やヨーロッパを希望する場合
- 転職をする際に、ステップアップを求めていない場合(ほかのやりがいがある場合)
- 有料サービスは利用したくないという場合
- 勤務地として中国・シンガポール・タイ・ベトナムなどのアジア希望する場合
- 現職よりも年収上げたいと考えている場合
- ヘッドハンターからのスカウトも活用したい場合
ビズリーチはアジア圏での勤務を希望する場合にはおすすめです。公開求人数で比較すると、調査時点では中国(298件)・シンガポール(170件)・タイ(146件)・ベトナム(152件)・北米(132件)・ヨーロッパ(64件)となっていました。アジア地域が多くなる傾向にあります。
ビズリーチでは、ハイクラス転職が多く現職の職歴を活かして転職していくケースが多いです。40代で転職をする際にもハイクラス転職をしてキャリアアップをしていくことができます。ただし、職務経験にあまり自信がない場合には利用しない方がいいかもしれません。
ビズリーチは1,000万を超える求人が全体の3分の1を占めているため、これから家族を支えていきたいと考えている場合でも収入を増やしていくことができるのでおすすめです。
No2:RECRUIT DIRECT SCOUT(リクルートダイレクトスカウト)
- 海外の公開求人数は計2,585件。
- 求人案件の多くが高年数(年収800万円~)。
- ヘッドハンター求人と企業求人の2アプローチで活動可。
求人数※2022年2月時点 | 非公開 |
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非公開求人数※2022年2月時点 | 非公開 |
対応エリア | 全国・海外 |
RECRUIT DIRECT SCOUTはリクルート社が運営するハイクラス向けの転職エージェントで、求人案件の多くが年収800万円~2,000万円で高年収の案件が多いのが特徴です。
転職活動のやり方は2種類あって、「ヘッドハンターからの求人」と「企業求人」を活用しながら進めていくことができます。
ヘッドハンターは登録情報に基づいて求人の紹介をしているため、今まで思ってもいなかった様な求人も見つけていくことが可能です。
- 北米・ヨーロッパでの勤務を希望する場合
- 自分自身で検索しながら転職活動をする場合
- 語学力が低かったり勤続年数が少なくて職務経歴書に自信がない場合
- アジアでの勤務を希望する場合
- 転職エージェントからも求人の連絡ももらいたい場合
- ハイクラス向けの転職エージェントでスキルアップしたい場合
リクルートダイレクトスカウトの求人案件数をエリア別に比べるとアジア地区が1,596件、北米地区が233件、ヨーロッパ207件となっており、主にアジア地区を希望する場合におすすめです。
リクルートダイレクトスカウトではハイクラス向けの転職となるため、語学力が足りなかったり職務経歴書に自信がない場合にはおすすめできません。
転職活動のスタイルはスカウト形式と自ら応募していく形式の2種類で進めていくことが可能で非常に便利になっています。電話やスカウトメールなども多くなるためこまめな確認をするようにしましょう。
>>>リクルートダイレクトスカウトの口コミ評判をチェックする
No3:エンエージェント
- 非公開求人が1.5万件。
- 専任キャリアパートナーが担当。
- 書類や日程、入社時期などの調整を全て代行。
求人数※2022年2月時点 | 非公開 |
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非公開求人数※2022年2月時点 | 非公開 |
対応エリア | 全国・海外 |
エンエージェントはエンジャパングループが展開する転職エージェントです。非公開求人が多いのが特徴です。
申込者のサポートは「3E-p」という診断テストに基づいており、Webサイト上での90項目に基づく適性診断を行います。その後専任キャリアパートナーによるキャリア面接で転職活動の方向性を定めていきます。
エンエージェントの公式サイトには募集企業の一部も掲載されており、外資系有名企業の掲載もされています。外資系企業を希望する場合にはぴったりなので安心して登録をしてみてください。
- 適性診断や将来のキャリア形成に多くの時間をさきたい場合
- 職務経歴書や語学力に自信がない場合
- 地方での勤務を希望する場合
- 転職サイトで適性診断を完結させたい場合
- 新規事業などをはじめとする非公開求人にも応募したい場合
- 企業の採用ポイントも把握しながら転職活動をしたい場合
エンエージェントでは、適性診断がWeb上で完結します。「3E-p」というテストで適性診断を行う点が特徴的です。自宅で適性診断ができるため便利ではありますが、担当エージェントと密に相談をしながら探してみたいという場合にはおすすめできません。
エンエージェントには非公開求人や限定求人が多く、より重要で責任のある役職の募集もおおくあります。40代で管理職に就いている場合には、エンエージェントの非公開求人を利用していくことで希望を満たした転職をすることができます。
エンエージェントでは企業と直接やり取りをしているエージェントが採用ポイントも交えてサポートしてもらえる点で便利です。外資系企業の求人は主に首都圏に集中している点には留意が必要です。
No4:ランスタッド
- 世界38カ国に拠点を置く人材サービス会社
- 専任エージェントが転職活動を手厚くサポート。
- 長期的な視点でキャリアプランを提案してくれる。
求人数※2022年2月時点 | 約6,500件 |
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非公開求人数※2022年2月時点 | 非公開 |
対応エリア | 全国・海外 |
ランスタッドは世界38カ国の地域に拠点を構えている人材サービス会社が展開している転職エージェントです。利用者には日本人だけではなく海外の方もいます。
ランスタッドを利用する際には、専任のエージェントが長期的なキャリアプランを踏まえて転職活動をサポートしてくれます。
ランスタッドの公開求人数は6,536件で、希望勤務地は全国と海外となっており選択の幅は広く利便性が高いサービスとなっています。
- 日系企業の転職エージェントを利用したい場合
- 自信の職務経歴書に自信がない場合
- 担当エージェントとのつながりはあっさりとした程度にとどめておきたい場合
- 外資系人材会社を利用して転職活動をしたい場合
- ハイクラスの転職でステップアップしたい場合
- 担当エージェントから長期的な視点でキャリアプランを考えていきたい場合
ランスタッドは外資系人材会社なので、外資系企業の海外勤務や国内勤務を希望している場合にはおすすめです。日系企業のエージェントとはサイトの雰囲気も違うため、面談をしてみて自分と合わなさそうであれば他のエージェントを利用すると良いでしょう。
求人の大部分は非公開求人で条件もいいハイクラスの求人案件も多く取り扱っています。ポストを徐々に上げていきたいという場合には非常におすすめですが、職務経歴書に自信がない場合には総合型の転職エージェントなど選択肢がおおい転職エージェントを利用した方がいいかもしれません。
ランスタッドでは担当エージェントとのつながりは非常に密で、面接にも同行して話しやすい雰囲気づくりに協力してくれます。なるべく対話を大切にしていきたい場合には担当エージェントと相談しながら転職を成功させていきましょう。
年収アップを目指す方におすすめの転職エージェント6選
転職で年収を上げていきたい場合には上記6社をおすすめします。
年収アップをしていくためには、管理職や新規事業の重要ポスト(候補)などに就くのがおすすめです。
ハイクラス求人や非公開求人を優先して応募していけるようにしましょう。
No1:ビズリーチ
- 即戦力向けのハイクラス転職サイト。
- 高年収求人が多く3分の1が年収1,000万円以上。
- 登録ヘッドハンターが5,100人在籍。
求人数※2022年2月時点 | 非公開 |
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非公開求人数※2022年2月時点 | 非公開 |
対応エリア | 全国・海外 |
ビズリーチは即戦力人材と企業をつなぐことを特色とした転職エージェントです。ご自身の市場価値を確認して年収アップする事例が多いのが特徴です。
経験値を活かしてのステップアップの転職が多く、求人の3分の1が年収1,000万円を超える求人となっています。
ステップアップの転職をサポートするのはビズリーチに在籍しているヘッドハンターで5,100人が在籍しておりステップアップする機会が豊富にあります。
- 有料プランのある転職サイトを利用したくない場合
- 転職にグレードアップを求めていない場合
- ハイクラス転職を求めていない場合
- クオリティーの高い企業でステップアップしたい場合
- ヘッドハンターからのスカウトを利用したい場合
- 現状の年収に不満がある場合
ビズリーチにはプレミアムステージという有料プラン(月額3,278円のタレント会員:月額5,478円のハイクラス会員)の2つあります。勤務条件がいいハイクラス求人を利用したい場合にはおすすめですが、お金をかけたくないという場合にはおすすめできません。
ビズリーチの転職は即戦力としてステップアップをしていくモデルの転職のため、より成果や責任の水準が厳しくなってでも経験を積みたいという場合には向いています。一方で、年収が低くてもやりたい仕事が見つかった場合にはおすすめはできません。
ビズリーチは年収を上げていきたいという方に向いているため、現職の年収に不満がある場合には非常におすすめできる転職エージェントです。
No2:RECRUIT DIRECT SCOUT(リクルートダイレクトスカウト)
- 担当エージェントから希望の求人を提案してもらえる。
- 求人案件の多くが年収800万以上と高年収となっている。
- ヘッドハンター求人も豊富で50代の転職実績もあり。
求人数※2022年2月時点 | 非公開 |
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非公開求人数※2022年2月時点 | 非公開 |
対応エリア | 全国・海外 |
RECRUIT DIRECT SCOUTは2番目におすすめする総合型の転職エージェントです。RECRUIT DIRECT SCOUTはハイクラス向けの求人案件が多く、キャリア歴やスキルに自信がある40代にはおすすめの転職エージェントです。
年収も800万円以上で2,000万円の求人案件も揃っています。担当エージェント制ではない点には注意が必要ですが、「ヘッドハンターからの求人」と「企業求人」を活用しながら進めていくことができます。
ヘッドハンターは登録情報に基づいて求人の紹介をしているため、今まで思ってもいなかった様な求人も見つけていくことが可能です。
- 公開求人を見ながら転職活動をしたい場合
- スカウト形式ではなく、自ら探しつつ転職活動をしていきたい場合
- 早期退職をして履歴書に自信がない場合
- 転職で年収をアップさせたい場合
- 転職活動にヘッドハンター求人を利用したい場合
- ハイクラス向けの転職エージェントを無料で使いたい場合
リクルートダイレクトスカウトはハイクラス向けが多いため、非公開求人が多くあります。そのため、公開求人を見ながら求人検索をしていきたい場合にはおすすめできません。
リクルートダイレクトスカウトではハイクラス向けの転職となるため、短いスパンで退職した等自分自身の経歴に自信がない場合には共感性の高い転職エージェントを利用するのがおすすめです。
転職活動のスタイルはスカウト形式と自ら応募していく形式の2種類で進めていくことが可能で非常に便利になっています。電話やスカウトメールなども多くなるためこまめな確認をするようにしましょう。
No3:エンワールド
- 入社後も継続的なフォローがあり長期的なキャリア構築ができる。
- 職種専門のコンサルタントから質の高い転職コンサルティングを受けることができる。
- ライフスタイルに合わせた働き方も考慮した転職で活用ができる。
求人数※2022年2月時点 | 非公開 |
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非公開求人数※2022年2月時点 | 非公開 |
対応エリア | 首都圏・地方都市・海外 |
エンワールドは、外資系・グローバル企業を中心とした転職エージェントです。
担当エージェントとの関係が密で、転職先に入社した後でもフォローがある点が特徴的です。担当エージェントからフォローがあるため、長期的なキャリア形成に役立てることが可能です。
エンワールドでは各業界のリーディング企業との提携があり「Best Global Brands 2017」の上位100社のうち、93社に採用した実績もあり質の高いエージェントを受けることができます。
- 地域ローカル系企業への転職を希望する場合
- スピード感をもって早く転職したい場合
- エージェントからの連絡は最低限にとどめて転職活動したい場合
- グローバル企業への転職を希望している場合
- 転職を煽ってこないエージェント会社を利用したい場合
- 担当エージェントとのつながりを強くもってキャリア形成をしたい場合
エンワールドはグローバル企業に転職したい場合にはおすすめできますが、地域ローカル系企業に転職する場合にはおすすめできません。募集勤務地は東京・大阪・兵庫・神奈川・愛知以外は10件未満となるため注意が必要です。
エンワールドでは「入社後活躍」を大切にしており、目標・要望・スキル・キャリアなどを密にして転職活動を行っていくことになります。スピード感をもって短期間で転職活動を終えるよりも、じっくりと転職活動をしてきたい場合におすすめできます。
転職サポートでは入社前の「面接の準備」「心構え」なども学んだり入社後は「フォローアップ」も行うため担当エージェントとのつながりを密にしてキャリア形成をしたい場合におすすめの転職エージェントです。
No4:JAC Career
- 進めたい転職エージェントNo1(NTTコムオンラインベンチマーク調査)
- ハイクラスの転職支援を実施。
- JACの豊富な知見やデータで転職をサポート。
求人数※2022年2月時点 | 非公開 |
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非公開求人数※2022年2月時点 | 非公開 |
対応エリア | 全国・海外 |
JAC Careerは、ハイクラス転職支援を専門とした転職エージェントです。
NTTコムオンラインNPS(R)の調査「転職エージェント部門」で2017・2019・2020年に第1位を獲得しており世間一般に評価も高いサービスを展開しています。
JACでは7万通り以上のマネジメント職になった転職ストーリーを保有しており、豊富な実績値をもとに転職活動をサポートしてくれます。
- 現状維持で少し緩い企業に転職を希望する場合
- 求人データベースから好みの求人を選びながら転職活動をしたい場合
- 首都圏や地方都市以外の地域で転職を場合
- ハイクラスの転職でステップアップしたい場合
- 直接訪問をしたキャリアコンサルタントから求人情報をもらいたい場合
- 首都圏や地方都市での転職を希望する場合
JAC Careerはハイクラスの転職をメインとしているため、重要なポジションで経験値を積んでいきたい場合にはおすすめできます。現職の職場環境がきつくて少し環境をゆるくしたいという場合にはおすすめできません。
求人は企業に直接訪問をした担当エージェントからリアルな声を聴くことができます。企業の雰囲気も含めて企業調査をしたい場合にはおすすめできます。求人検索で気になる求人票が見つかるまで、とことん検索したい場合には合わない可能性があります。
JAC Careerの求人検索では勤務地を全国都道府県から選ぶことができますが、首都圏地方都市以外の地域では0件の地域もありました。地方都市も含めて都市部でのハイクラス転職をする際に利用するのがおすすめです。
No5:AMBI
- 管理職ポジションなどのハイクラスな仕事が見つかる記事を多数掲載している。
- 職務経歴書を見た企業やヘッドハンターからスカウトが届く。
- 「興味あり登録」で合格可能性と市場価値が分かる。
求人数※2022年2月時点 | 約82,000件 |
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非公開求人数※2022年2月時点 | 非公開 |
対応エリア | 全国・海外 |
AMBIはエンジャパングループが提供するハイキャリア向けの転職サイトです。案件は年収500万円以上の求人が多いのが特徴です。
AMBIではスカウト制も採用しており職務経歴書の登録情報に基づいて企業やヘッドハンターからスカウトも受けることも可能です。
公開求人数は約8.1万件と取扱い数が多く、勤務希望地は全国・海外と広いうえにこだわり条件でのリサーチもできるため希望職種が見つけやすくなっています。
- バリバリと仕事に情熱を入れるスタイルを好まない場合
- 担当との連絡を頻繁に取りながら自分に合った求人を見つけたい場合
- エージェントからもらう通知はなるべく少なくしておきたい場合
- 高い役職からのハイクラスの転職を希望している場合
- 公式サイト上で合格可能性や自己分析などを簡単にデータベース化しながら転職活動をしたい場合
- スカウトの連絡など良い情報はたくさん欲しい場合
AMBIはハイクラス向けの転職サービスで「心が燃え上がるような仕事の出会い」をサポートしています。やりがいとして、仕事の成果をどんどん上げていきたい場合には非常におすすめです。
AMBIはサイト上で簡単に自己分析結果を確認することが可能です。機械的にスピーディーに結果がわかるのがポイントです。ただし、担当エージェントの綿密なやり取りは少なくなるため、人との対話を多く持ちたい場合には注意が必要です。
登録をすると企業やエージェントから連絡が来る機会も多いので、転職エージェントと相談を密にしながら進めていきたいという場合にはおすすめです。
No6:ミドルの転職
- 専門分野に精通したエージェントが転職活動を支援
- エージェントの担当分野や求職者からの評価を確認できる。
- 非公開求人やスカウトも多く、より良い待遇で転職に期待できる。
求人数※2022年2月時点 | 約144,000件 |
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非公開求人数※2022年2月時点 | 非公開 |
対応エリア | 全国・海外 |
ミドルの転職はエンジャパングループが展開するミドル層向けの転職エージェントです。20代後半でも利用できますが30代40代が主な利用者です。
求人数は多く、公開求人では約14.3万件を取り扱っており勤務地は全国・海外となっています。首都圏でも地方在住でも利用できるため利便性は高くなっています。
高年収の求人案件も多く「700万円以上の人事系求人」「年収1,000万円以上の経営企画職」などの特集もなされています。
- 転職で管理者や幹部のポジションを求めていない場合
- エン・ジャパン以外が保有している求人で別の紹介会社にまで登録をしたくないと考えている場合
- 職務経歴書などに自信がない場合
- ハイクラスの転職で管理職を目指した転職をしたい場合
- 非公開求人やスカウト制度も利用しながら転職活動をしたい場合
- こだわり条件も含めて転職活動をしたい場合
ミドルの転職は現職の経験も踏まえてステップしていきたいという場合におすすめできます。想定利用者も30代や40代などになっているので40代の転職希望者に見合う転職エージェントとなります。
転職先で幹部ポジションを求めていなかったり、職務経歴書や資格に自信が無い場合には、無理に利用せずにやりがいを重視した仕事を見つけられるようにしましょう。なお、エン・ジャパンが保有していない求人案件に応募する際には別会社の登録も必要になるので注意が必要です。
ミドルの転職は非公開求人やスカウト制度もあり、こだわり条件も設定できるため好条件での転職ができるチャンスが高いのでおすすめです。これまでの経験を活かしたい場合にはぜひ利用してみてください。
40代が転職エージェントを利用すべき3つの理由
40代が転職エージェントを利用すると転職エージェントを利用することでさまざまなメリットが得られます。転職エージェントは申込者の転職活動が成功するように様々な面でサポートをしてくれます。
転職活動の一部を代行してくれたり、客観的な視点から指導をすることで成功率がグッと上がります。
会社との間に入って勤務条件の交渉もしてくれます。ここではエージェントを利用するべき理由を3つ紹介していきますので、ぜひ確認してみてください。
ほとんどお任せで転職できる
転職活動で転職エージェントを利用することで、転職活動から発生する様々な作業を代行でやってくれます。例えば、自分と合いそうな求人探しや応募書類の作成や面接対策などです。
10社20社と断続的に、これらの準備作業をするのは時間と手間が非常にかかります。40代の場合、管理職の立場で仕事が忙しかったり、家族を持っていたりするため時間が取れなかったりもします。
転職エージェントを活用すれば、前述のような準備作業を任せることができるので負担感も少なくて非常におすすめです。
転職活動の効率が上がる
転職エージェントを利用すると、転職活動の効率も上がるのでおすすめです。第三者的な目が入ることで、共感性を持たせることができるためです。
転職エージェントは応募書類の添削や面接対策をしてくれるだけでなく、推薦状を書いてくれるエージェントも多いです。
担当は客観的な視点で書類の添削や面接対策をしてくれるので、間違いを減らすことができます。
また、推薦状を作成する際に本人の仕事の取り組み方を客観的に精査して、推薦状としてまとめてくれます。企業担当者にとっても、申込者の仕事の取組みや会社への役立ちを想像しやすくなる点でメリットです。
自分一人だけの思考で作成するよりも、企業の人事担当も理解しやすくなり転職成功へとつながっていくので転職エージェントはなるべく利用するようにしましょう。
条件交渉をしてくれる
転職エージェントを使用すれば、条件交渉の場面でもこじらせずに円滑に事を運んでもらえるようになります。
転職活動をしていると、希望条件や希望年収を聞かれる場面が何度かあります。家族を養っていたり、定年まで見据えたキャリアプランを考えていると高い条件を設定しがちになります。
一歩間違えると採用担当者の印象を悪くしてしまうこともあるので、失敗はなるべくしないようにしなければいけません。
転職エージェントを使えば、申込者と企業との間に入って上手く調整して取りまとめてくれます。
せっかく内定をもらったのに企業ともめてしまうことが無いように、転職エージェントに条件交渉をしてもらうようにしましょう。
40代がエージェントを使って転職を成功させるコツ
40代が転職活動をする際に、エージェントを利用すれば転職を成功しやすくなります。しかし、やみくもに利用しても上手くはいきません。
転職エージェントとの相性であったり、自分自身の条件設定や肩書へのこだわりなど上手く折り合いをつけた方が転職成功率も良くなります。
ここでは、40代の人向けのエージェントを利用しての転職を成功させるコツを6個紹介していきます。
どれも大切な要素なので、是非に確認してみてください。
複数の転職エージェントに登録
転職活動を成功させていくためには、複数の転職エージェントに登録するようにするのがコツです。
理由は担当エージェントによって成果が左右されてしまうためです。転職エージェントも人なので、相性の良し悪しや得意分野や能力の個人差が出てしまいます。
担当エージェントの「個人差」で満足度や転職成功率が左右されてしまうため、エージェントを1人に絞るのは得策ではありません。
担当エージェントにあたるまで担当者を変更しつづけるという手もありますが、効率を上げていくためにも複数の転職エージェントに登録をするようにしましょう。複数の転職エージェントに登録すれば、
担当エージェントを自分の価値観で合いそうか合わなさそうか比較してみるのもおすすめです。
担当者の対応に疑問を感じたら変更
担当エージェントと合わないと感じたら変更してみるのも大切なポイントです。担当エージェントによっては、申込者の希望に合わない求人案件ばかり紹介される可能性があります。
40代ともなると、何を大切に仕事をしていきたいか等といったマインドが定まったりするので、希望に合わない求人もどうしても出てきてしまいます。
また、担当者によっては企業の情報に疎い場合もあるかもしれません。40代で転職をするとある程度の仕事の知識があるので、若手中堅エージェントが着くと申し込み者よりも情報が少なくなるかもしれません。
また、中堅若手エージェントが就いた場合には推薦書の内容も薄くなってしまうこともあり得ます。自分より年齢の若い分、感受性が乏しいため本人の感じてきたことを推薦状に反映させづらくなる可能性もあります。
転職活動を一緒にやっていて、上記のような事で合わないなと感じた場合には、転職エージェントを変更してもらうことが可能です。
転職エージェントを変更すること自体は悪いことではなく、選択肢として普通にあるということを理解してください。料金はかからないので、安心して利用できます。
条件が合わない求人紹介は早めに断る
条件が合わないと思った求人紹介も早めに断るのがポイントです。
担当エージェントによっては自分のノルマ達成のために転職者にとって、希望に合わない求人を紹介してくる可能性も0ではありません。
担当エージェントから紹介されるがままに、なんとなく転職活動をしていて内定が出てから、実は微妙だったということのないようにしてください。
「あまり雰囲気が好きじゃないから」「自分と合わなさそうだった」といった理由で断ると、担当者や企業の採用担当に迷惑をかけてしまう可能性もあります。
今後の転職活動にも悪影響なので、希望に合わない求人については早めに断るようにしておきましょう。
気になる紹介は口コミサイトで実態調査
転職活動で気になる求人案件がある場合には、口コミサイトで実態調査をすることも成功のコツです。
入社後に期待をしていた仕事とギャップがあまりにもある場合には、仕事も辛くなってしまいます。特に40代で転職する場合には、これまで年収が高い仕事をしたが転職で年収は低くても雰囲気が優しい職場にしたいと考える場合には注意が必要です。
入社後のギャップを埋めるために、求人案件にエントリーする前に口コミサイトを実際に見て見るようにしましょう。
実際に働いていた人や、面接を受けた人、退職をした人などの口コミがたくさんあります。エントリー前に口コミで実態を調べることで、気になる求人に応募していいかどうかを判断ができるようになります。
気になる会社が良さそうであれば担当エージェントに話してみるのもいいでしょう。面接時や内定が出てからも口コミや生の声を確認することはできますが、後で取り消すよりエントリー前にするほうが時間も無駄にせずにすみます。
【参考:口コミサイト】
- 40代の転職体験レポート
- キャリコネ
- 転職会議
- ライトハウス
- OpenWork
- Googleの検索結果に出てくる口コミ
条件を絞り過ぎない
転職活動をする際に、条件を絞り過ぎないのもコツです。最初から条件を絞りすぎると、。良さそうな求人案件に巡り合う機会が減ってしまうためです。
転職活動であまり時間をかけたくないという場合もあるかもしれません。転職をなるべく急ぎたいのであれば、条件を広く定めて多くの求人案件を見れる機会を設けるようにしましょう。
今よりも条件がいい会社でなければ働いていけない等といった縛りがあるのであれば、条件を絞って求人が出てくるまで待つのもいいかもしれません。
しかしながら、条件を絞りすぎると求人案件がヒットしてこなくなってしまいます。
転職エージェントでは給料や働き方など、さまざまな条件を考慮したうえで求人案件を探してくれるので、最初は条件を絞りすぎずに広い視野で探してみるのがおすすめです。
肩書きにこだわらない
転職活動をする際には、現職の肩書きにこだわらないというのもコツです。肩書の有無にこだわってしまうと、転職活動が思うように進まなくなる恐れがあるためです。
現職で一定のポストについていた人は転職先でも同じような肩書きがつくのかどうか気になってしまう場合があります。
ハイクラス特化型の転職エージェントの利用割合を増やしたり、企業が求める経歴やスキルを持っている場合には、肩書き付きで求人をもらえる場合もあります。
しかし、転職1年目からは期待する肩書が必ずしもつかない場合もあります。
40代で転職をする場合であっても、転職先でのキャリアや人間関係は0からスタートするということを前提として謙虚に学ぶ姿勢を持つようにしましょう。
40代がエージェントを使って転職するまでの流れを5STEPで解説!
40代が転職エージェントを利用した場合の順番を5stepで紹介していきます。
40代でも転職活動をする際の流れは従来からある方法と20代や30代向けの転職方法と基本的には同じです。
久しぶりに転職活動をする場合やこれまでの認識と比べて盲点となっているところがあったりしないか確認してみてください。
おすすめの中から転職エージェントに登録する
最初は転職エージェント選びです。転職エージェントは「40代におすすめの転職エージェントおすすめ23選!」の中からキャリアプランと合いそうか吟味してみるのがおすすめです。
登録すると担当エージェントとの面談をして希望条件や職種のすり合わせを行うことになります。担当エージェントの経験値が自分の職歴を同等か上回っているかも確認してみてください。
転職エージェントは悪い人ではありませんが、自分と合わないということもあるのでスムーズに進めるためにも2~3社のエージェントを登録するようにしましょう。
転職エージェントによっては退職代行をしてくれたり、面接に同行してくれたりする場合もあるので特徴についても見落としの無いように確認するのもポイントです。
担当者と面談し信頼できるエージェントか見極める
次に、担当エージェントを信頼できるか否かの確認です。担当エージェントと馬が合わないのであれば早めに変更するのがおすすめです。
例えば、担当エージェントが若手中堅で10年以上仕事を経験した視野と合わないなどです。キャリアプランや仕事とのマッチングをしても希望通りの求人を紹介してもらえない場合であったり、推薦状の内容があまり思いを組んでもらえなかったりすることがあるかもしれません。
担当エージェントも悪い人ではありませんが、なかなか思いを組んでもらえない様であれば早いうち変更するようにしましょう。担当を変更をしても料金は発生しませんし、旧担当エージェントと出くわすこともありませんので安心です。
【参考:担当エージェントの変更方法】
- 担当エージェントに直接伝える ※感謝の意を伝えることを忘れずに
- 転職エージェントの申請フォームを利用する
- 転職エージェントの窓口に電話をする
書類を添削してもらいエントリー
次は、求人案件へのエントリーです。希望に合いそうな求人があればなるべく早めにエントリーをしましょう。
申込には、エントリーシートや履歴書・職務経歴書などが必要になります。担当エージェントに申込をしたい旨を伝えて応募書類の準備を提出します。
業界変化に敏感であったり、応募先企業とコミュニケーションを適度に行っている会社であれば選考通過に必要なコツなども教えてくれます。step1の担当エージェントの見極めで信頼できそうであれば、心配なことやコツなどはエージェントに相談してみてください。
面接対策をしてもらい面接へ
次のステップは面接です。書類選考で無事に通過した場合には企業の担当者と対面で面接をする段階になります。
転職エージェントでは面接対策も対応しています。面接で間違いや癖、ネガティブな話をしていないかなど客観的な評価をしてもらい改善していけるようにしましょう。
担当者エージェントでは会社の状況や求める人物像も把握したうえで指導してくれます。準備は万全にするためにも面接対策はエージェントと一緒にしっかりと行いましょう。
内定が出たら退職サポートをしてもらう
最後のステップは内定後の退職時の動き方です。会社からの内定をうける際には、退職をすることになりますが、保留をしたり辞退をしたりすることもできます。
40代の場合、現職でそれなりに責任がある立場になっていることが多いので現在進行中のプロジェクトであったり、年度内の業務都合、引継ぎなど整理しておかなければいけないことも多くなります。
内定をもらってから時間がかかるので、保留とする場合や辞退とする場合には、担当エージェントに適切な理由も含めて伝える様にしましょう。退職の手続きに手間取ったりする場合には、退職代行をしてくれるエージェントも多いのでエージェントを選びの参考にしてみてください。
40代の転職に関する口コミ体験談
40代での転職活動をすると意外とうまくいったりすることもあれば、転職後に苦労することもあります。
ここでは、「年収」「未経験業種への転職」「大変だったこと」の3つのテーマから口コミをまとめました。
転職活動に興味がある際には、リアルな声も参考にしてみてください。
年収
40代ですが、事情により転職活動して内定を貰いました。もう無理かな?と思いつつも応募しましたが、意外と会社は若い子よりも経験豊かな即戦力を求めている所も多く、結構面接にも呼ばれました。
前職が経営悪化でグループ会社に買収され、給与が半分に減り、貯金も出来ない生活ギリギリでしたので、転職して収入UPになった事も大きかったです。
ご自分のスキルで、ハローワークではなく、人材紹介を使うのが、シニアの転職の上手くいく所だと思います。
引用元:Yahoo!知恵袋
40代の転職では自分自身の感覚では「無理かな」と感じつつも、意外と即戦力として期待されて転職に成功するケースも多いです。
転職エージェントに相談してみると、思いもよらない提案をしてもらえるかもしれないので積極的に活用してみましょう。
40代で年収900万円を維持したいなら管理職採用の求人に応募しないと転職できないですよ。
まずは転職エージェントに相談してみてはどうでしょうか。市場価値がわかると思います。
引用元:Yahoo!知恵袋
現職の年収から下げたくないという場合には、転職エージェントに相談して自身の市場価値を確かめてみましょう。
現職として残り続けた方がいいのか。転職した方が待遇がよくなるのかが分かります。
能力があれば、どの会社でも500万円くらいは支払います。ウチでもl支払います。
どこの会社、仕事なら‥‥ではなく、自分の能力を500万円で売れる会社を選ぶとよいです。
引用元:Yahoo!知恵袋
年収は自身の能力をいくらで売ることができるかという評価で決まります。
これまでの職務経歴や特殊なスキルがあれば無理のない範囲で高く買ってくれる会社を探せるようにしましょう。
未経験業種への転職
やっぱり40代、未経験でのプログラマー転職は難しいのかな。
製造業でさがすか…
— yasuwo (@yasuwo_pro) February 23, 2022
引用元:Twitter
40代で未経験のプログラマーに転職するのは難しい場合もあります。
ただし、未経験OKの求人案件が少しでも多い転職エージェントを探せば転職できるチャンスが高くなります。
決断も何も 仕事しないと食べていけませんからねえ・・仕事もなかなか決まらなかったし もうやるしかないや!って感じでした・・
引用元:Yahoo!知恵袋
40代の転職で未経験業種に変更している方は現実的にはいます。生活のためにどうしても転職していかなければならないケースなどです。
この場合、転職エージェントを利用すれば少しでも待遇がいい会社が見つかるかもしれません。
資格持ってるのに総務事務系全滅。
一方、大学時代の教育系免許が生きて
未経験職種に2社内定。っていうのが45歳の私の転職活動。
「教育」も40代転職組におすすめ
したい業界です。塾、家庭教師、自立支援校、
専門学校。。。教育系も結構あります。
— りんりん🌺45歳からの【負けない】生き方🌺 (@makenai45) March 18, 2022
引用元:Twitter
40代で転職活動をする際に、現職のキャリアが役立たなかった場合でも大学自体の資格が役立つことがあります。
転職エージェントと相談をするときには、自身のスキルはもれなく登録しておきましょう。
大変だったこと
40代で転職しようか迷ってます。
なんとなく受かったので入社した会社に5年、もともと苦手な分野でしたが頑張れば大丈夫かと思いました。難しくて覚えられなく怒られる日々が続き疲れたのもあります。
そんな中、やってみたい仕事は何かを考える中で、何となくこんなことしてみたいなって思う仕事ができました。
家族もありますし現在の仕事の事も考えてなかなか踏み切れずにいます。
仕事を覚えられないのは甘えがあるからなのかもしれませんが、興味があればある程度覚えられるのかも知れませんが…専門的な知識が必要で、ちんぷんかんぷんなことも、多々あります…
どうしたものやら悩んでいます。
引用元:Yahoo!知恵袋
自分自身がやってみたい分野を見つけたのであれば、進んでみるのをおすすめします。
転職エージェントに事情を話して、前向きに相談していけそうな人か否かを見極めてみてください。
大事な決断で悩んでても
家族間の問題まで、でてきた💧💧💧
結局40代で家族に相談せず転職して失敗と言う十字架を背負っている💧💧💧
もう考えるのに疲れた💧💧💧— 止まない雨はない? (@wdaMqiWDteJCQaq) February 20, 2022
引用元:Twitter
40代で転職活動をする際には家族に事情を説明することも必要になってきます。
黙って転職活動をすることが無いように注意してください。
40代で2回転職しています。全体的にしてよかったと思います。自分の目標・夢へ一歩ずつ近づいていっているからです。一時的に待遇面で後退することもありましたが、それは計画的に目標へ最短で到達するためだったので、問題ありません。
他、良かった点としては、年収があがる、役職があがるなどは目に見えた良かった点ですが、人それぞれこだわりポイントは違いますからね。。
後悔ではないですが、、一から人間関係の構築などをやらないといけないのは正直しんどいですし、最初は新人の気持ちで皆から教わるという姿勢も重要です。
そして、いきなり成果・結果が求められるミッドキャリアです。商習慣が違う場合はそのギャップもあるかもしれませんね。
エージェント経由かにもよりますが、情報はできる限り仕入れておく必要があります。必ずといっていいくらい、思っていた部分と違っていた、、というところはでてきます。それは仕方ないです。
でも、そのギャップ(=後悔)を少しでも最小限するにはできる限りの情報収集だと私は考えます。
引用元:Yahoo!知恵袋
40代で転職をする際にも、人間関係は0から作り直すことになります。
転職エージェントに相談して会社の内情を確認して、信頼関係を築いていける会社か否かのリサーチも大切です。
まとめ
ここでは40代の人が転職エージェントを選ぶ時のポイントと、おすすめの転職エージェント、利用すべき理由などをご紹介しました。
30代に比べて40代になると転職は難しくなります。転職サイトを使い自分の力だけで転職することも可能ですが、転職エージェントを利用することで効率よく転職できます。
ぜひ自分の状況にあった転職エージェントを見つけ、転職を成功させて下さい。
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