20代で公務員を辞めた末路【収入と仕事内容から解説します】

  • 2023年2月10日
  • 2023年6月8日
  • 転職
現役公務員

「公務員を辞めたいけど辞めた後が不安。実際に辞めた人の生活はどうなんだろう?」

こういった疑問に答えます。

やりがいのない仕事や面倒な人間関係など、公務員を辞めたいと思う要因はたくさんありますよね。
とはいえ、「安定を手放すのは怖い…」「収入が下がったらどうしよう…」といった不安があるのも事実。

そこで、6年間勤めた地方役所を20代で退職し、現在は民間企業で働く私が公務員を辞めたその後の生活をお話しします。

先に結論をお伝えすると、公務員を辞めて良かったと思っています。むしろもっと早く転職をすれば良かったと思っているほど。

なぜそう思っているのか、主に収入や仕事内容の側面から解説していきます。

公務員を辞めて後悔している?

私自身、公務員を辞めたことについてまったく後悔していません。
その理由は、以下のとおり。

公務員を辞めたことを後悔していない理由

・収入は変わらない(むしろ副業分UP)

・やりがいのある仕事ができる

・ストレスから解放された

むしろ公務員にしがみついていた数年間が勿体なかったとさえ思っています。

なぜ後悔していないのか、もう少し具体的にお話ししていきます。

公務員を辞めた後の生活

ここからは、公務員を辞めた後の生活についてお話ししていきます。
ご自分が公務員を辞めることを想像しながら読み進めていただけると、後悔やギャップを減らせるかと思うのでオススメです。

収入について

まずは誰もが気になるであろう、収入から。

結論からお伝えすると、公務員時代と変わっていません。
その理由は、公務員の給料水準と変わらない企業に転職をしたからです。

ご存じのとおり、20代公務員の給料は非常に低いです。

確かに福利厚生は充実していますが、民間企業と比べると手取り額に差があるのも事実。
そのため、しっかりと転職先を選びさえすれば公務員と同水準の給料をもらえる可能性は高いです。

転職先によっては公務員時代より高い給料をもらえる可能性だってあります。

つまり、下手な転職先を選ばない限り、公務員と同水準またはそれ以上の収入を得ることは可能ということ。
公務員からの転職で収入をキープするのは、そこまでハードルが高くないことだと覚えておきましょう。

仕事について

続いて、仕事内容の側面から公務員時代との違いをお話しします。

私は現在、食品関係の民間企業でEC(ネット通販)の担当者として働いているのですが、毎日仕事に行きたくてたまらないくらい楽しいです。

自分の行った施策で売上が上がったり、お客様に喜んでもらえるうえ、成果がきちんと評価されるため非常にやりがいがあります。

公務員時代は、「これ、意味あるのか?」と思うことも長年の慣習によりやらされていたり、福祉部署では住民に罵声を浴びせられたり。

とてつもないストレスと闘いながら働いていたことを覚えています。

今はそういったストレスもなく、クリーンな職場で自分の成長を感じながら仕事をすることができています。

副業について

仕事内容とあわせてお伝えしたいのが、副業についてです。

公務員時代は副業禁止でしたが、現在いる会社は副業OKとなっており、
こうしてWebライターブロガーとして副業ができています。

毎月の給料にプラスして副業収入があるのは、正直大きいですよ。

自由に使えるお金が月に2〜3万円あったら、今より少し贅沢ができそうですよね。

また、副業の良いところは収入面だけではありません。

副業を通じてスキルが身に付くのです。

スキルがあることで、「自分の力でお金を稼ぐことができる」という安心感につながり、会社にしがみつく必要がなくなります。

私自身、今の会社がもし倒産したとしても、スキルを活かして転職するか、フリーランスとしてやっていこうかと思っています。

自分の力で収入を得られる安心感は、それくらい大きいものです。

このように、副業ができていることも公務員を辞めたことによるメリットかなと感じています。

ストレスからの解放

公務員を辞めた後の生活、最後にお伝えするのはストレスについてです。

公務員時代はストレスとの闘いでした。

・住民からのクレーム

・部署内の人間関係

・終わらない仕事

挙げ出したらキリがないですが、当時は精神をすり減らしてうつ病スレスレの状態で仕事をしていました。

民間企業に転職した今は、そういったストレスから解放され毎日楽しく過ごすことができています。

もちろん、どこの職場でも人間関係の複雑さはつきものですが、公務員職場の人間関係は特殊かと思います。

「もうあの環境には戻りたくない」というのが正直な思いです。

公務員を辞めたいあなたへ

公務員を辞めた後の生活を聞いて、「やっぱり、公務員辞めたい」と思ったあなた。

公務員を辞めるなら20代のうちがおすすめですよ。

その理由は、年齢を重ねることで求められる能力が増し、公務員からの転職はハードルが高くなるから。

反対に、若いうちはポテンシャル採用が多いため、しっかりとした転職活動を行えば、公務員から民間企業への転職は可能だと言えます。

公務員を辞めるのは勇気がいる

公務員からの転職はすごく勇気のいることだと思います。

公務員と言えば「安定」していますし、家族からは必ず反対されるでしょう。

私も公務員を辞めるときは親から猛反対されましたし、周囲からも「辞めないほうがいい」と言われました。

ですが、周囲の意見に流されるのではなく、自分と向き合ってみてください。

「辞めたいな…」と思いながら60歳になるまで働き続けられるでしょうか?
「辞めたい」という思いを抱えながら働き続けるのがあなたの人生なのでしょうか?

少しでも疑問があるのなら、転職を検討してみることをオススメします。

公務員を辞めるなら転職エージェントに頼ろう

「公務員を辞めたい!」と思ったら、転職エージェントに頼りましょう。

転職エージェントとは、企業と求職者のマッチングを行ってくれるサービスのことで、キャリア面談から求人情報の紹介、面接対策まで全て無料で行ってくれます。

公務員からの転職には不安がつきものです。

「変な仕事に就いてしまったらどうしよう…」

「年収が下がってしまったらどうしよう…」

こういった不安に寄り添いながら、転職活動をサポートしてくれるのが転職エージェントです。活用しない手はありませんね。

登録は無料なので、求人情報を確認するだけでも今後に役立つかと思いますよ。

「どのエージェントがいいかわからない」

という場合は、リクルートエージェントがおすすめです。

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まとめ:公務員を辞めても後悔なし!辞めるなら早めに行動しよう!

今回は、公務員を辞めた後の生活についてお伝えしてきました。

私自身、公務員を辞めたことについてまったく後悔していません。むしろもっと早く辞めれば良かったと思っているほど。

その理由は、

・収入は変わらない(むしろ副業分UP)

・やりがいのある仕事ができる

・ストレスから解放された

これらの生活を手に入れられたから。

公務員を辞めることは非常に勇気がいります。

ですが、少しでも行動することで人生が好転するかもしれません。
悔いのない人生を過ごすためにも、行動を起こしてみてはいかがでしょうか。