病棟保育士とは、様々な事情により、保護者と離れて生活をする0~2歳の乳児を預かり、保育を行う職種です。
条件面では通常の保育園と比べて、給料が高く福利厚生も良いため人気となっています。
この記事では病棟保育士の仕事についてご紹介します。
乳児院保育士とは?

乳児院とは子どもの保護者が病気などの理由により子育てができない状況にある乳児を一時的に預かり養育する施設のことです。
乳児院で預かる乳児は原則0~2歳くらいまでですが、必要に応じて2歳を超えた幼児も入所することがあります。
普通の保育園とは異なり、保育園の先生としての役割よりも親としての役割を担うことが多いです。
乳児院保育士の仕事内容
乳児院保育士の主な仕事内容はこちらです。
・乳児の養育
・保護者との対話や支援
・乳児のアフターフォロー
(里親支援や児童養育施設入所のあっせんなど)
乳児院には、デリケートな事情を抱える乳児が沢山います。
乳児院は、乳児にとっては生活する家なので、保育士は保育だけでなく、乳児の生活や成長のために様々な支援をします。
また、乳児院は送迎に来る保護者がいないため、24時間運営で昼夜交代制のシフト勤務になります。
新生児の3時間おきのミルクや夜泣きの対応など、実の親と同様の育児を行う必要があります。
乳児院保育士になるには?必要な資格は?
乳児院保育士になるために必要な資格はこちらです。
・保育士免許
乳児院保育士として働くためには、保育士の資格が必須となります。
保育士資格がない場合でも、指定の大学等を卒業後、児童福祉事業の仕事で実務経験を積むことで児童指導員として働くこともできます。
また看護師や栄養士などの資格保有者も活躍できるでしょう。
いずれの場合も、乳幼児に関する知識を持っていることが求められるので、乳児院で働くことを考えている人は事前に勉強しておくと良いでしょう。
乳児院保育士の給料や年収

夜勤の有無により幅はありますが、乳児院保育士の350万円〜400万円程度です。
通常の保育士の年収が「250万円〜300万円」なので一般的な保育士よりもかなり高収入と言えます。
乳児院では正職員として雇用するケースが多く、公的機関が運営しているため有給休暇などの福利厚生も充実しています。
乳児院保育士はどんな人に向いてる?メリット・デメリット
乳児院保育士として働くメリットやデメリット、向いている人を紹介します。
・給料が高い職場が多い
・有給休暇取得制度など、福利厚生が充実
・今後のキャリアに役立つ経験が積める
・1人1人の子供とじっくり関われる
・職員が少なく連携にストレスが少ない
親と同様の育児を行う場面も多いことから、1人1人の子どもとじっくり関われるのが特徴です。
そのため、ハイハイや言葉を覚える瞬間など乳幼児の成長を間近で見届けることができるため、大きなやりがいを感じられるでしょう。
・責任感が求められる
・体力的負担が大きい
親の代わりとなって乳幼児のお世話をするため、一般的な保育園よりも命を預かる責任感を求められます。
また24時間体制の勤務形態であることから、生活リズムの変動など体力的負担を感じる場面があります。
メリットとデメリットから、乳児院保育士の仕事に向いている人はこちらです。
・子供の気持ちに向き合える人
・責任感がある人
様々な事情で入所する乳幼児が多く、心のケアが必要な子や親と一緒にいられない孤独感を抱えている子も少なくないため、一人一人の子どもとしっかりコミュニケーションをとれる人にも向いているでしょう。
また親と同様の育児を行う役割を任されることから、責任感の強い人が求められます。
乳児院保育士に興味を持ったら、まずは情報収集から始めよう

「乳児院保育士は初めて」という場合は、やはり事前の情報収集をしておきたいところ。
ただ、乳児院保育士はメリットが多く人気の職種であるため、自力で条件が良く働きやすい職場を探すのは難しいのが実情です。
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【最後に】乳児院保育士のまとめ

乳児院は、子供とじっくり関わりたい人にとっては天職になり得るお仕事です。
「給料が高く手当が充実」など通常の園より続けやすい条件も多く、子育てをしながら働く保育士さんも増えています。
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