【経験者が解説】美容看護師になるには?必要な資格や仕事内容なども詳しく解説!

  • 2023年1月12日
  • 2023年2月3日
  • 転職

美容医療が普及し併せてよく耳にするようになった「美容看護師」や「美容ナース」。

美容看護師は夜勤がなく高給与、朝はゆっくり出勤できることで看護師業界の中でも需要が高まっている分野です。
そんな人気な美容看護師について詳しく解説していきます!

美容看護師とは?


美容看護師とは、美容皮膚科・美容外科・医療脱毛クリニックなどの美容クリニックで働く看護師のことです。

保険診療は病気を治すための治療、看護を提供するのに対し、美容クリニックは今の状態よりも更によくすることを目標に来院される患者様がメインです。

保険診療と美容クリニックでは患者様が求めるニーズが違うため、一般病院の看護師と美容看護師とでは役割が異なります。

美容看護師になるにはどんな資格が必要?


美容看護師になるためにはどんな資格が必要なのでしょうか?

看護師免許・准看護師免許が必須!

美容クリニックも医療機関に含まれます。
そのため、美容看護師として働くためには看護師免許もしくは准看護師免許を保有している必要があります。
大学出身、専門学校出身などの学歴は関係なく採用しているクリニックが多いです。これから美容看護師を目指される方で看護師免許を取得していない方は、学歴は気にせず、ご自身のニーズに合った看護学校で看護師免許を取得されてください。

美容看護師の仕事内容は?


美容クリニックには美容皮膚科・美容外科・医療脱毛クリニックが存在します。
科によって看護師の役割が異なるのは病院で働く看護師と同じですね。
それぞれのクリニックで働く美容看護師の業務内容を詳しく解説します!

美容皮膚科看護師の業務内容

患者様のお肌に関するレーザーなどの美容医療機器を使用した皮膚科施術がメインです。
医師の診断の下、決定した治療方針に従い施術を行います。
患者様の肌状態を観察して機械のパワーを設定したり、医師の診察を仰いだりと、その日の肌状態を観察して判断する力お悩みや不安を引き出すコミュニケーション能力が求められます。

美容皮膚科の施術は回数を重ねて効果を発揮する施術が多いため、患者様と長期的に関わっていけるところが魅力です。

美容外科看護師の業務内容

医師が行う美容整形手術のオペ介助、アフターケア、術前・術後の看護がメイン業務です。
スムーズに医師の介助ができる能力や、先を見通す力、患者様の状態変化にいち早く気づける力などが求められます。

また、美容外科メインであっても美容皮膚科施術や医療脱毛もメニューとして用意しているクリニックが多いため、幅広く美容医療に携われるのも魅力的です。

なくても良いですが、オペ室や急性期で働いた経験があるとスキルが活かされる職場です。

医療脱毛クリニック看護師の業務内容

医療脱毛機を使用した脱毛施術がメインの業務です。
施術前の脱毛カウンセリングを看護師が担うクリニックもあります。
施術中の肌状態の観察力や、痛みに対する配慮や対応力が求められます

一つのスキルを極めたい方や、体力のある方におすすめの職場です。

看護業務以外の業務内容

美容クリニックでは看護師以外の業務を担うことがあります。

看護師以外の業務
カウンセリング
電話・メール対応
院内清掃
在庫管理
SNS運用

美容クリニックは医師、看護師、受付・カウンセラーと限られた職種しかいない職場なので、スタッフ間での助け合いが必要です!

美容看護師になるために保有していると有利な資格やスキルは?


美容看護師は近年人気が急上昇しています。

それに伴い、書類通過や面接の難易度もグッと上がってしまっているんです。
書類通過率や面接合格率を上げるだけでなく、美容看護師として働く上でも持っているとためになるスキルや資格を紹介していきます!

接客・接遇スキル、コミュニケーション能力

美容クリニックはサービスに近い業種です。健康な方を対象とし、決して安くはないお金が動いているため患者様からの期待値は高まります。
より高い接遇力が求められるため接客や接遇スキルを身につけておくと良いでしょう。


また、自社商品や専売化粧品の販売もしているため、営業力も必要となります。

ビジネスマナー

美容看護師も患者様や関係業者様と電話対応やメール対応をすることがあります。
最低限のビジネスマナーは知識として知っておきたいですね。

コミュニケーション能力

ま患者様の理想の姿に近づけるには、患者様のお悩みを引き出すコミュニケーション能力が重要です。

また、美容クリニックに来院される患者様は不安を抱えていらっしゃる方も多くいます。
不安や悩みを軽減する声かけなどを身につけておきましょう。

SNS運用スキル

美容クリニックの集客のメインはInstagram、TIKTOK、TwitterなどのSNSがメインです。
全国に分院展開している規模の美容クリニックであれば、SNS専任のチームや役職がありますが、それ以外の美容クリニックではスタッフや医師が中心となってSNSを運用しています。
元々SNSが得意だったり、集客に繋げるためのWebマーケティングを身につけている看護師は美容医療業界では重宝され、大活躍されているんです。

語学力・言語力

近年、安心・安全な日本の美容クリニックでの施術が海外の方から注目されています。
実際に、施術を受けるために来日される方もいらっしゃるんです。
それに伴い、インバウンド市場に参入する美容クリニックが増えています。
今後も海外から来院される患者様は増えていくことが考えられるため、語学力や言語力は身につけておくと良いでしょう。

美容に関する資格

美容に関する資格は知識のアップデートにもつながります。

現役美容クリニックスタッフが持っている資格で多いものを紹介します。

日本化粧品検定
日本成分検定
スキンケアアドバイザー
スキンケアマイスター
美容薬学検定


特に日本化粧品検定は美容の基礎知識が身につくので現役美容看護師にも人気の資格です。

何から取得したら良いか迷った時には日本化粧品検定がおすすめです!

美容看護師として働くメリット・デメリット

美容看護師として働くメリット・デメリットを紹介します。

美容看護師のメリット


美容看護師は人気急上昇中の職種です。
美容看護師が人気な理由でもあるメリットを詳しく解説します。

残業が少なく、自分の時間が確保できる

一般病棟で働く看護師の平均残業時間は16.3時間にも及びます。

それに比べ、美容看護師の平均残業時間は多い時で月5時間程度。
比べてみると全然違いますね!
残業がないため仕事終わりに出かけたり、趣味の時間を確保する看護師も多いようです。

夜勤をしなくても月収が高い

美容看護師の平均月収は28万〜40万前後。
一般病棟では夜勤に4~5回入って同等の月収なので、日勤のみで考えると美容クリニックの月収は高いといえます。
売り上げによってインセンティブや報奨金が入るクリニックもあり、頑張りがしっかりとお給料に反映されるのも美容看護師が人気の理由です。

始業時間がゆっくり

美容クリニックの始業時間は9時〜10時のクリニックが多いため、朝はゆっくり過ごすことができます。

満員電車を回避し快適に出勤できるのは魅力的ですね!

朝活を楽しんでいる看護師も多いようです。

接遇やビジネスマナーが身に付く

美容クリニックでは接遇力が求められます。
ほとんどのクリニックが接遇研修を用意していることや、日々患者様と接するうちに、言葉使いや仕草、観察力などの接遇が身につきます。

また、電話対応やメール対応をする機会も多いので一般病院では身につけられなかったビジネスマナーも身につけることができるんです。

社員価格で安く施術が受けられる

美容クリニックでは、自分自身が施術を経験し患者様に美容施術の良さを伝えるために、社員価格が設定されています。
割引率は半額〜3割とクリニックによって差があります。
働きながら綺麗になることも可能です!


美容看護師のデメリット


メリットがたくさんあり人気な美容看護師ですが、デメリットも存在します。

看護技術が落ちる

一般病院で働く看護師に比べると、基礎看護技術に触れる機会が少ないため、看護技術が落ちてしまう可能性があります。

看護師経歴にカウントされない可能性がある

美容看護師は看護師業界の中でも特殊な業種の一つです。
一般の医療に携わらないため、美容看護師から一般の病院に転職することになった時に、美容看護師時代の経歴はカウントされないことがあります。

土曜・日曜・祝日に休みが取れない

美容クリニックは基本的に土曜・日曜祝日も開院しています。
世間の休日は美容クリニックが忙しい時なので、休み希望が出せないことがあります。

美容看護師の年収はどれくらい?


美容看護師の年収は450〜500万前後です。

一般病院の看護師の年収は 500~600万ですが、夜勤込みの年収のため、美容看護師の年収は一般病院の看護師の年収と同じくらいか少し高いといえます。
美容看護師の年収はなぜ高いのでしょうか?詳しく解説します。

自由診療のため

美容クリニックは自由診療のため保険診療と違ってクリニックが自由に施術の価格を設定することができます。
そのため収益が高く、スタッフへ還元される分も多いんです!

インセンティブや報奨金制度があるため

クリニックによっては目標売り上げ金額に達成した際に、インセンティブや報奨金が支給されます。
月給にプラスで支給されるので、頑張れば頑張るだけお給料は増えていきます。

指名手当が付与される

指名制を導入しているクリニックがあります。指名数に応じて手当が付与されるため、多くの患者様にご指名いただければその分お給料がアップします。

美容看護師が向いているのはこんな人!

美容看護師にはどんな方が向いているのでしょうか?

美容看護師が向いている人
人と話すのが好きな方
美容医療が好きな方
向上心がある方
仕事とプライベートを両立させたい方
気持ちの切り替えが上手な方

美容看護師は人と接するお仕事です。接遇力やコミュニケーション能力が求められるので人と話すことが好きな方は活躍できる環境です。

美容医療は日々アップデートしています。美容医療が好きで向上心がある方にはとても楽しい職場になること間違いなしです!

美容クリニックではクレーム対応をすることがあります。クレームがあっても、引きずらずに気持ちを切り替えて働ける方に向いている職場です。


まとめ:美容看護師の仕事内容やメリット・デメリットを理解し、自分に合った分野か見極めが大切!


美容看護師になるには看護師免許が必須です。
仕事内容は美容クリニックの中でも分野によって異なるので、自分のニーズやスキルに合った分野への就職がおすすめです。

美容看護師は大変なこともありますが、メリットも多いため看護業界の中でも人気急上昇中の職場です。

なんとなくで飛び込んでしまうと、理想と現実とのギャップで早期退職もあり得るので、自分に合った分野かしっかりと見極めることが大切です。