サービス管理責任者とは?仕事内容やお給料は?なるための資格は?

  • 2023年1月4日
  • 2023年1月4日
  • 転職

障害福祉施設で全体的な管理を行うサービス管理責任者(サビ管)。

現場に比べ、給料が良く、体力的な負担も少ないため人気となっています。

この記事ではサビ管の仕事についてご紹介します。

サービス管理責任者とは?

サービス管理責任者(サビ管)は、障害福祉施設において、適切なサービスが提供できるように全体的な管理を行う職種です。

利用者の個別支援計画の作成や、スタッフの連絡調整・指導などを担います。

障害福祉サービスを提供する事業所では、サービス管理責任者の設置が法律によって義務付けられています。

サービス管理責任者の仕事内容

サービス管理責任者(サビ管)の主な仕事内容はこちらです。

・アセスメント/個別支援計画書の作成
・スタッフへの指導・助言
・関係者や関係機関との連携
・現場の介護業務のサポート

利用者やそのご家族と面談やスタッフとの会議によって、利用者ひとりひとりに合った支援プロセスを立て支援を行います。

さらに利用者の支援だけでなく、従業員への指導なども行う役割や関係機関との連携によるサービスの提供の役割も担います。

サービス管理責任者になるには?必要な資格は?

サビ管になるには、必要な実務経験を積んだあと、研修を受講する必要があります。

必要な実務経験

下記のいずれかが必要です。

・介護福祉士など国家資格保有者
→資格取得後に、相談支援と直接支援の通算が3年以上

・初任者研修、保育士など有資格者
→相談支援または、直接支援で5年以上

・無資格
→相談支援なら5年以上、直接支援なら8年以上

必要な研修

下記の両方が必要です。

・基礎研修(26.5時間)
・実践研修(14.5時間)

必要な実務経験はいくつかパターンがあるため、自分に最適な方法で実務経験を積むのが良いでしょう。

また基礎研修は実務要件に2年満たない段階から受講ができるため、早めに研修を受けたい人は覚えておきましょう。

14.5時間の実践研修が終了すると、晴れてサービス管理責任者として事業所への配置が可能になります。

サービス管理責任者の給料や年収

令和2年度厚労省の調査によると、サービス管理責任者は介護職員に比べると大幅に給料が良いです。

給料の比較

・介護職員 32.1万円
サビ管 40.9万円

※基本給、手当、一時金を含む

日本の平均年収が433万円であることから、サービス管理責任者の給料は高い傾向にあります。

高収入を得たい方には、サービス管理責任者はおすすめです。

サービス管理責任者はどんな人に向いてる?メリット・デメリット

サービス管理責任者として働くメリットやデメリット、向いている人を紹介します。

メリット

給料が良い
身体的負担が少なく続けやすい
・仕事を通じて成長しやすく転職に強い
・利用者の問題を解決できた時の大きな達成感

サービス管理責任者のメリットとしては、体力仕事の多い介護職の中でもデスクワークが多く身体的な負担が少ない点でしょう。

また利用者ひとりひとりに合った介護サービスの計画書を作成することから、利用者から感謝される機会も多く、大きな達成感を得られる場面も多いです。

デメリット

・責任感が求められる
・コミュニケーション能力が求められる

ひとりひとりの利用者と向き合い、それぞれに合った介護サービスの計画を立てる必要があることから責任が大きい仕事でもあります。

また利用者だけでなく利用者のご家族や事業所内のスタッフ、連携機関などさまざまな人とコミュニケーションをとる機会が多いため、コミュニケーション能力が求められます。

メリットとデメリットから、サービス管理責任者の仕事に向いている人はこちらです。

サービス管理責任者に向いている人

・責任感がある人
・コミュニケーション能力がある人

サービス管理責任者は利用者や施設全体のまとめ役のような役割を担うことから、最後まで責任を持てる人が向いているでしょう。

また円滑なコミュニケーションが利用者のニーズに合った計画書へつながることから、コミュニケーション能力がある人も向いています。

サービス管理責任者に興味を持ったら、まずは情報収集から始めよう

「サビ管は初めて」という場合は、やはり事前の情報収集をしておきたいところ。

ただ、サビ管の求人は幅が広く、自力で条件が良く働きやすい職場を探すのは難しいのが実情です。

そこで、おすすめなのが好条件のサビ管求人が多くサポートが万全と評判きらケアです。

きらケア」を使えば、転職で失敗しないために必要な様々なサービスを無料で受けることができます。

特に、サビ管は実務経験の要件がわかりづらいため、自力ではなく、アドバイザーに相談して職場を探したほうが安心です。

有資格者向けの非公開求人が多い
年間80万人が利用する有名サイト
・面接設定から履歴書添削まで転職に必要な全てを無料でサポート
良い情報以外も事前に共有してもらえる
面接に同行してフォローしてもらえる
すぐに転職せず情報収集のみでもOK

「きらケア」限定の非公開求人は、全国の好条件求人がズラリ

好条件求人は「非公開型」が主流になっています。

その理由は「年収500万円以上」「年休120日以上」などの好条件求人には応募が殺到し、通常業務に支障が出てしまうためです。

採用側の施設としては極力、採用の負担を減らしたいので、きらケア」のような優良転職サイトでのみ非公開求人として求人をかける、という流れになっています。

事前に内部情報を知ることが転職成功のカギ

ハローワークや自分での応募では、内部の情報が何もわからない状態で転職活動をすることになるので、実際に働き始めたときにギャップが生まれてしまうことが多々あります。

この点でも「きらケア」を使えば安心です。

担当アドバイザーが事前に転職先の内部事情を調べて教えてくれるんです。

【最後に】サービス管理責任者のまとめ

自分が立てたプランに基づいて行われたサービスを受けて、利用者やご家族が喜ぶ姿が見られるのはサビ管の大きなやりがいとなります。

「給料が良い」「体力的な負担が少なく続けやすい」など他職種より続けやすい条件も多く、人気の仕事になっています。

「もっと詳しくサビ管を知りたい」

と思ったら、実際のサビ管の求人をチェックしてみましょう。

まずはきらケア」の60秒の無料登録で近所の院内保育園から情報収集を始めてみてはいかがでしょうか。