障害福祉施設で全体的な管理を行うサービス管理責任者(サビ管)。
現場に比べ、給料が良く、体力的な負担も少ないため人気となっています。
この記事ではサビ管の仕事についてご紹介します。
サービス管理責任者とは?

サービス管理責任者(サビ管)は、障害福祉施設において、適切なサービスが提供できるように全体的な管理を行う職種です。
利用者の個別支援計画の作成や、スタッフの連絡調整・指導などを担います。
障害福祉サービスを提供する事業所では、サービス管理責任者の設置が法律によって義務付けられています。
サービス管理責任者の仕事内容
サービス管理責任者(サビ管)の主な仕事内容はこちらです。
・アセスメント/個別支援計画書の作成
・スタッフへの指導・助言
・関係者や関係機関との連携
・現場の介護業務のサポート
利用者やそのご家族と面談やスタッフとの会議によって、利用者ひとりひとりに合った支援プロセスを立て支援を行います。
さらに利用者の支援だけでなく、従業員への指導なども行う役割や関係機関との連携によるサービスの提供の役割も担います。
サービス管理責任者になるには?必要な資格は?
サビ管になるには、必要な実務経験を積んだあと、研修を受講する必要があります。
下記のいずれかが必要です。
・介護福祉士など国家資格保有者
→資格取得後に、相談支援と直接支援の通算が3年以上
・初任者研修、保育士など有資格者
→相談支援または、直接支援で5年以上
・無資格
→相談支援なら5年以上、直接支援なら8年以上
下記の両方が必要です。
・基礎研修(26.5時間)
・実践研修(14.5時間)
必要な実務経験はいくつかパターンがあるため、自分に最適な方法で実務経験を積むのが良いでしょう。
また基礎研修は実務要件に2年満たない段階から受講ができるため、早めに研修を受けたい人は覚えておきましょう。
14.5時間の実践研修が終了すると、晴れてサービス管理責任者として事業所への配置が可能になります。
サービス管理責任者の給料や年収

令和2年度厚労省の調査によると、サービス管理責任者は介護職員に比べると大幅に給料が良いです。
・介護職員 32.1万円
・サビ管 40.9万円
※基本給、手当、一時金を含む
日本の平均年収が433万円であることから、サービス管理責任者の給料は高い傾向にあります。
高収入を得たい方には、サービス管理責任者はおすすめです。
サービス管理責任者はどんな人に向いてる?メリット・デメリット
サービス管理責任者として働くメリットやデメリット、向いている人を紹介します。
・給料が良い
・身体的負担が少なく続けやすい
・仕事を通じて成長しやすく転職に強い
・利用者の問題を解決できた時の大きな達成感
サービス管理責任者のメリットとしては、体力仕事の多い介護職の中でもデスクワークが多く身体的な負担が少ない点でしょう。
また利用者ひとりひとりに合った介護サービスの計画書を作成することから、利用者から感謝される機会も多く、大きな達成感を得られる場面も多いです。
・責任感が求められる
・コミュニケーション能力が求められる
ひとりひとりの利用者と向き合い、それぞれに合った介護サービスの計画を立てる必要があることから責任が大きい仕事でもあります。
また利用者だけでなく利用者のご家族や事業所内のスタッフ、連携機関などさまざまな人とコミュニケーションをとる機会が多いため、コミュニケーション能力が求められます。
メリットとデメリットから、サービス管理責任者の仕事に向いている人はこちらです。
・責任感がある人
・コミュニケーション能力がある人
サービス管理責任者は利用者や施設全体のまとめ役のような役割を担うことから、最後まで責任を持てる人が向いているでしょう。
また円滑なコミュニケーションが利用者のニーズに合った計画書へつながることから、コミュニケーション能力がある人も向いています。
サービス管理責任者に興味を持ったら、まずは情報収集から始めよう

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【最後に】サービス管理責任者のまとめ

自分が立てたプランに基づいて行われたサービスを受けて、利用者やご家族が喜ぶ姿が見られるのはサビ管の大きなやりがいとなります。
「給料が良い」「体力的な負担が少なく続けやすい」など他職種より続けやすい条件も多く、人気の仕事になっています。
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