サービス管理責任者とは?仕事内容やお給料は?なるための資格は?

  • 2023年1月4日
  • 2023年12月18日
  • 転職
 

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  • どうすればサビ管になれる?
  • サビ管ってどんな仕事なの?
  • サビ管に向いている人ってどんな人?

サービス管理責任者へ挑戦するか迷っていませんか?サビ管はやりがいのある仕事ですが、誰でもつとまるわけではありません。

何ごとにも向き不向きがあるように、サビ管にも適性が存在するのです。

この記事は、介護福祉士でリーダー経験のある筆者が「サービス管理責任者に向いている人」について分かりやすく解説しています。

記事の中では、

サビ管になる条件
仕事内容や給与
キャリアパス

などを、詳しく網羅的に紹介しています。また、新しい職種に挑戦するときの「心がまえ」も書いているため、参考になるでしょう。

最後まで読めば、サビ管に向いているかが分かります。また、迷いや不安が解消され「サビ管に挑戦したい」というマインドになるでしょう。

サビ管になると、障がい者の人生に貢献できるだけでなく、自分自身の成長やスキルアップにつながります。サビ管に興味があるなら、ぜひ最後まで読んでください。

サービス管理責任者(サビ管)とは障害分野の専門家

障がい者総合支援法に基づき、障害福祉サービスを提供する事業所ごとに配置されるのが、サービス管理責任者(サビ管)です。

サビ管の仕事は、

・利用者のニーズに合わせて個別支援計画の作成
・職員や関係期間と連携
・周囲の職員に指導やアドバイス

となります。

サビ管になるには、実務経験と研修修了が条件です。障害分野の専門家として、事業所の健全な運営を担う仕事です。

サビ管の役割と仕事内容

サビ管は、社会から大きなニーズがあります。役割と仕事内容は主に以下の3つです。

①個別支援計画所の作成と実施
② 関係機関との連携とコーディネート
③ 職員の育成と技術指導

それぞれ解説します。

① 個別支援計画書の作成と実施

サビ管は、利用者のニーズや希望に応じて、個別支援計画書を作成・実施します。

個別支援計画書は、

利用者の現状や目標
支援内容や方法
評価基準

などを明記した文書で、利用者との契約やサービスの提供に基づくものです。利用者やその家族、関係者と面談やヒアリングをして、個別支援計画書を作成します。

また、利用者の状況や変化に応じて、見直しや改定をして、適切な支援を提供します。

② 関係機関との連携とコーディネート

サビ管は、利用者の生活や福祉に関わる様々な機関と連携します。

例えば、

医療機関や介護保険事業者
地域包括支援センターや社会福祉協議会
学校や就労支援施設
ボランティア団体や地域住民

などです。利用者のニーズに応じて総合的な支援を実現します。

③ 職員の育成と技術指導

サビ管は、自身が所属する事業所や施設の職員を、育成・指導します。

例えば、

利用者支援に関する知識や技能の向上
倫理観やマナーの養成
チームワークやコミュニケーション能力の強化

などです。職員の業務や成果に対して、フィードバックやアドバイスをします。ときには職員から悩み相談を聞くこともあるでしょう。

職員の気持ちに寄り添いながら、関わることが大切です。

サビ管に向いている人の特徴5選

サビ管に向いている人の特徴は、主に以下の5つに分けられます。

① 責任感がある人
② コミュニケーションスキルが高い人
③ 向上心がある人
④ チームをまとめるのが得意な人
⑤ 人の成長に喜びを見出せる人

それぞれ解説します。

① 責任感がある人

サビ管は責任感がある人に向いています。利用者の利益や権利を守り、事業所や施設の運営・管理に責任を持つからです。

さらに、法律や規則、倫理やマナーなどもきちんと守らなければいけません。サビ管に向いている人は、自分の仕事に対して責任を持ち、誠実に対応できる人です。

② コミュニケーションスキルが高い人

コミュニケーションが上手な人は、サビ管に向いていると言えるでしょう。サビ管は、利用者やその家族、関係機関、職員など、多くの人や組織とのコミュニケーションを求められます。

決して自分の思いだけで突っ走るのではなく、周囲の意見も上手に取り入れながら進めなければなりません。

コミュニケーションスキルが高く、相手の気持ちや立場を理解できる人が向いています。また、相手に対して誠意や尊重する気持ちを持って対話できる人とも言えるでしょう。

③ 向上心がある人

サビ管は、常に向上心をもって、仕事に取り組むことが求められます。福祉の現場は、医療と同じく日進月歩の世界だからです。

例えば、職員との対話力をみがくためにコーチングの勉強をしてみたり、セミナーに参加したりするのも良いでしょう。

できることを見つけて、自ら向上していく姿勢が大切です。常に「もっと良くできないか?」という気持ちで仕事に取り組める人は、サビ管に向いています。

④ チームをまとめるのが得意な人

チームをまとめるのが得意な人は、サビ管に向いています。福祉の仕事は、どんな職種でもチームで動くことが求められます。

また、事業所を運営していくには、人間関係が良く、職員が情熱とやる気を持っていることが必須です。

そのためには、優しい言葉で職員をねぎらったり、ときには強気に引っ張ったりして信頼関係を作らないと、チームはまとまりません。

職員をまとめるリーダーシップや指導力を発揮できる人は、サビ管に向いています。

⑤ 人の成長に喜びを見出せる人

人が成長する姿に感動できる人は、サビ管に向いています。他人の幸せを自分の喜びと、とらえられる人だからです。

少なからず人の成長を喜べる人間でなければ、サビ管を続けることは難しいでしょう。サビ管は利用者と家族、職員に喜びを提供できる仕事です。

人の成長をともに喜べる人間であれば、自然と周囲から頼られるサビ管になっていきます。

サビ管に向いていない人の特徴2選

サビ管に向いていない人の特徴を2つ解説します。

当てはまるようなら、サビ管を目指すかどうか、もう一度冷静に考えてください。

① 利用者に直接支援したい人

サビ管は、利用者に直接支援することは少ないです。

主に

利用者の個別支援計画書の作成や実施
関係機関との連携やコーディネート
職員の育成や技術指導

など、管理的な業務をします。現場は別の職員に任せるため、利用者との接触時間は限られます。

利用者に直接支援したい人や、関わる時間を長くとりたい人は、サビ管に向いていないでしょう。

② 複数タスクの対応に苦手意識がある人

サビ管には、さまざまな仕事があります。よって、1つのことしか取り組めない人は、サビ管に向いていないと言えるでしょう。

目の前の作業をこなしつつ、別のことに気を配れる能力が求められます。また、想定外のトラブルが起こったとしても、冷静沈着に対応できなければ、周りの職員も困惑します。

複数のタスクを同時進行するのが苦手な人は、サビ管に向いていないと言えます。

サビ管の仕事はきついから辞めたい?よく言われる理由を3つ解説

サビ管になることで、どんな大変なことがあるのでしょうか?

サビ管になることで考えられる「大変」と感じる部分について、3つ解説します。

① 業務量が多いため柔軟性が必要
② 責任が重くなる心構えは必須
③ 利用者・ご家族との調整が増える

それぞれ解説します。

① 業務量が多いため柔軟性が必要

サビ管の業務量は、多くて複雑です。
サビ管は、

利用者の個別支援計画書の作成や実施
関係機関との連携やコーディネート
職員の育成や技術指導

など、さまざまな業務があります。
また、利用者の状況や変化に応じて、柔軟に対応する必要があります。

ただし、

事業所や施設の規模や種類
利用者の数や特性
地域の環境やニーズ

などによって異なります。仕事量は多いですが、その分スムーズに仕事を遂行できれば、やりがいは大きいです。

1人で抱え込まずに、周りの協力を得ながら挑戦できる柔軟性が必要と言えます。

② 責任が重くなる心構えは必須

サビ管は責任ある仕事です。利用者の生活や福祉に直接関わるため、利用者の利益や権利を守ることが求められます。

また、自身の所属する事業所や施設の運営・管理を任されるため、自然と責任は重くなります。現場では感じなかった大変さがあると理解しておきましょう。

③ 利用者・ご家族との調整が増える

サビ管は、利用者やその家族との調整が欠かせません。面談やヒアリングをして、利用者の現状や目標、希望や不満などを把握します。

また、サビ管は契約する上で、サービス内容や方法、費用や期間などを明確に説明します。

契約したあとは、もちろん目標の進み具合を把握しなければいけません。利用者とその家族との信頼関係が作れなければ、成立しない仕事です。

サビ管の仕事のやりがい3選

サビ管の仕事は、多くの業務量や責任をともないますが、同時にやりがいも大きいです。

サビ管の仕事のやりがいは、主に以下の3つに分けられます。

① 利用者の成長を感じたとき
② 職員と良好な人間関係のチームが作れたとき
③ 自他ともに認める支援計画が作れたとき

それぞれ解説します。

① 利用者の成長を感じたとき

自分で作成した個別支援計画書によって、実際に利用者が成長したときは、大きな喜びを感じます。

例えば、就労移行支援事業所で働くサビ管は、利用者の就職活動を支援しています。利用者の就職が、目標なのです。

ところが、利用者の中には、障害により働くことに自信がもてない人が多いです。恐怖や不安を強く感じています。

それでも、努力して就職できたとき、自分のことのように嬉しくなります。サビ管は、利用者の人生に貢献できる、大きなやりがいのある仕事です。

② 職員と良好な人間関係のチームが作れたとき

職員が、事業所内で気持ちよく働けていると、サビ管はやりがいを感じます。事業所がスムーズに回るかどうかは、職員とサビ管における信頼関係で決まるからです。

例えば、職員の中には、利用者とうまくコミュニケーションがとれずに悩む人もいるでしょう。悩んでいそうな職員には、サビ管から率先して声をかけることが大切です。

上司が応援してくれていると感じると「がんばってみよう」と思えるものです。

サビ管は、周りの職員と一心同体で利用者のために働きます。魅力的なチームが作れたときに、サビ管はやりがいを感じます。

③ 自他ともに認める支援計画が作れたとき

サビ管は、利用者にとって最適な支援計画を策定するために、関係機関との協力や交渉を行います。

その上で自分の

知識
経験
発想力
創造力

などを発揮して支援計画書を作ります。利用者と家族が、わくわくする未来を思い描ける支援計画が作れたとき、サビ管がやりがいを感じる瞬間です。

また、実際に計画書通りの目標を達成できたときは、得も言われぬ喜びがあります。

サビ管が働く分野は4種類

サビ管が活躍できる分野としては、介護地域生活(身体)地域生活(知的・精神)就労の4つが挙げられます。

① 介護

介護では、「療養介護」と「生活介護」の2つのサービスがあります。療養介護は、入院が必要な障がい者に対して、日中のケアやリハビリ、医療管理を提供します。

生活介護は、介護が必要な障がい者に対して、日常生活の支援を提供します。

② 地域生活(身体)

地域生活(身体)では、身体障害や難病を持つ人が住む施設や住宅を訪れて、機能訓練や生活相談などをします。

③ 地域生活(知的・精神)

地域生活(知的・精神)では、知的障害や精神障害を持つ人が住む施設や住宅を訪れて、生活訓練や共同生活の支援などをします。

④ 就労

就労では、就労に向けての訓練や支援、生産活動の機会を提供します。就労移行支援や就労継続支援A型事業所・B型事業所などがあります。

【事例】サビ管ってどんなトラブルが起こるの?実際のトラブルと原因・解決策

ある職員から人柄を問題視された

職員の田中さん(仮名)は、A型作業所で働いています。ある日、利用者Bさんが急に辞めると言い出しました。

田中さんは心配になり、個人の判断でBさんを個別に呼びました。踏みとどまるよう説得したのです。

それを知ったサビ管は田中さんに対して「どうして引き止めるの?」「まずは報告してくれないと困る」と自分の思いを伝えました。

すると、田中さんとサビ管は口論となり、以降は関係性が悪くなりました。

田中さんはおさまりがつかず、別の管理者に相談。話し合いの場を設けることになりました。

原因

サビ管は利用者の意思を大事にするタイプでした。サビ管に報告せず、個人の判断で行動した田中さんを、受け入れられなかったのです。

しかも、嫌がっているのに説得しようとした田中さんに対して、いら立ちを覚えました。

また、事業所の方針・マニュアルがはっきりしていなかったため、田中さんも対応に困惑したようです。

解決策

サビ管は、管理者であるため、常に冷静な対処を求められます。トラブルが起こっても、職員の行動の背景や動機を受け入れ、理解する姿勢が大切です。

また、利用者が嫌がっていたり、辞めたがっていたりするときの対応方法を、職員に事前に周知しておかなければなりません。

いざというときに、バラバラの対応をとってしまいます。

職員から「いつも座っているだけ」と文句を言われる

サビ管として、3ヶ月前から働いている山本さん(仮名)です。多くの業務量に大変さを感じながらも、一生懸命がんばっていました。

しかし、ある日、ある職員から「いつも座ってばかりですね。利用者と全然関わらないのですか?」と言われたのです。

山本さんは腹が立ちましたが、ぐっとおさえました。ストレスを感じたのは間違いないです。

原因

職員がサビ管の仕事内容について、理解していない可能性があります。

サビ管は管理業務が主になるため、現場で働く職員からは「いつも座っているだけで全然仕事をしていない」と思われがち。

ですが、実際は

医療機関や行政との連絡
医療機関や行政との連絡
個別支援計画書の作成
個別の支援状況のモニタリング
外部研修の企画
家族からのクレーム対応

など、業務内容は多く大変な仕事です。

解決策

役割を明確にしましょう。サビ管は往々にして、多くのことを求められがちです。

すべての要望に応えていると、心身ともにやられるのは明白。管理が仕事であることを理解してもらいましょう。

ただし、あるていど利用者の日常を知らなければいけないのも事実。デスクワークをしながらも、バランスよく現場に顔を出すようにしましょう。

「あんばいよくできる」ことが大切です。他には、利用者やその家族から「施設を利用してもまったく成果がない」といったクレームも。

また、経営陣の意向と現場のあいだに挟まれることもあります。

サビ管になるには実務経験が必要

出典:厚生労働省 サービス管理責任者等研修制度について

サビ管になるには、実務経験が必要です。実務経験には、業務の内容や資格などによって3つのパターンがあります。

それぞれに必要な実務経験の年数が定められています。

相談支援業務の場合は5年以上
直接支援業務の場合は8年以上
国家資格等を有している場合は3年以上(勤務日数:540日以上)

実務経験は、実際に1年あたり180日以上業務に従事している必要があります。1日の時間数は決まっていません。

サビ管になるには研修修了も必須

サビ管の研修は、

基礎研修
実践研修
更新研修

の3つに分かれています。

「基礎研修」では、個別支援計画の作成に必要な、アセスメントやモニタリングの知識などを学びます。基礎研修の修了後には、個別支援計画の原案を作成できます。

「実践研修」とは、基礎研修の修了後に受ける研修です。受講するためには、基礎研修の終了後、通算2年以上の実務経験が必要となります。

更新研修は、サビ管の資格を取得してから受ける研修です。5年ごとに1回受講する必要があります。

ここまでお伝えしたように、サビ管になるには、実務経験や研修などで年数が必要です。最短のルートでは、5年でサビ管になれます

サビ管の年収は一般の福祉・介護職員より高い

出典:厚生労働省 令和2年度障害福祉サービス等従事者処遇状況等調査

上記から、一般の介護職員と比べて、令和2年の時点で約8万円ほど毎月の給与が高いことが分かります。

基本給が上がる可能性もあるため、ボーナスを加えると年収ベースでもっと大きな差が開くかもしれません。

地域や事業所によって金額は変わりますが、収入は増えると言えるでしょう。

サビ管以降のキャリアについて

サビ管は、障がい者支援の現場経験や知識が豊富な、ベテラン職員が多いです。そのため、サビ管になること自体がキャリアアップと言えます。

しかし、さらにスキルアップやキャリアチェンジを目指すことは可能です。サビ管からのキャリアパスとしては、以下のようなものが考えられます。

管理職への昇進
他の事業所や施設への転職
自分で事業所や施設を開設する
他の資格を取得する

それぞれ解説します。

管理職への昇進

サビ管は、経営や人事などの管理業務に関わる管理職へ昇進することもあります。

管理職になると、より多くの職員や利用者のサポートができます。また、給与や待遇も向上するでしょう。

他の事業所や施設への転職

サビ管は、障がい者支援の分野で高い専門性を持つ職業です。そのため、他の事業所や施設からも引く手あまたの状況にあります

転職すれば、より自分の希望や適性に合った職場や環境で働けます。また、給与・待遇の改善や、キャリアアップの機会も広がるでしょう。

自分で事業所や施設を開設する

サビ管を続けると、障がい者支援の経験や知識、関係機関との連携や職員育成などのマネジメント能力が高くなります。

すると、自分で事業所や施設の開設も可能です。自分で運営すれば、理想やビジョンを実現できます。また、自身の働き方や収入も自由に決められます。

他の資格を取得する

他の資格を取得すれば、さらなるスキルアップやキャリアチェンジを目指せます。

たとえば、

社会福祉士
精神保健福祉士
ケアマネジャー

などの資格取得で、障がい者支援以外の分野でも活躍できます。視野を広げるために、他の福祉職に挑戦してみるのもよいでしょう。

サビ管は需要がどんどん大きくなる将来性ある仕事

出典:障がい者としごとマガジン

サビ管の将来性は、非常に高いと言えます。障がい者支援の分野は、社会的なニーズが高まっており、今後も需要が増えるでしょう

障がい者数は、2011年の787万人から2023年には1160万人になると予測されています。

また、障がい者支援の分野では、サービスの質の向上が求められており、サビ管の役割はますます重要になっています。

怖くない!新しい仕事にチャレンジする方法

新しい仕事にチャレンジするのは、成長やキャリアにとって良いことです。しかし、同時に不安や恐怖を感じることもあります。

新しい仕事にチャレンジするときの不安を乗り越えるには、以下のような方法があります。

不安の原因を明確にする
不安を共有する
経験者を探す

それぞれ解説します。

不安の原因を明確にする

不安の原因を明確にすれば、自分の感情や思考を客観的に分析できます。一体、何に対して不安を感じているのでしょうか。

自分の能力や経験が足りないと感じる
周囲の人との関係や評価が気になる
失敗や失望が怖い

不安の原因を明確にすれば、対処方法を考えられます。まずは、自分が何を心配しているのか、素直に考えてみましょう。

不安を共有する

不安は「抱え込まず信頼できる人に共有してもらう」ことが大切です。信頼できる人とは、

家族や友人
パートナー
先輩や同僚
尊敬できる人

など、自分の気持ちや悩みを理解してくれる人です。信頼できる人に不安を共有してもらえば、自分の感情や思考を整理できます。

また、信頼できる人がいなくても、SNSを利用して相談相手を探す手段もあります。

経験者を探す

サビ管に挑戦したことのある経験者にアドバイスをもらいましょう。近くに経験者がいて、直接聞けるのが一番ですが、いなくても大丈夫です。

SNSを利用して、現役のサビ管とつながればいいのです。他にも、クラウドソーシングでお金を払って、サビ管経験者から話を聞くこともできます。

実際に挑戦した人からリアルを聞いて参考にしましょう。

挑戦する時の自信のつけ方

新しい仕事にチャレンジするときの自信のつけ方には、以下のような方法があります。

自分の強みや長所を認める
自分の成功体験や達成感を思い出す
とにかくやってみる

それぞれ解説します。

自分の強みや長所を認める

自信をつけるには、自分の強みや長所を認めることが大切です。強みや長所を認識すれば、自信がつきます。

自分が

得意なこと
好きなこと
自分にしかできないこと
誇れること

など、自分の価値や魅力をすべてとりあげてみましょう。これまでに身につけた能力や経験を肯定するのです。

自分自身のポジティブな側面に目を向けることが大切。やりたいことや目標に自信が持てるようになります。

自分の成功体験や達成感を思い出す

自信をつけるためには、成功体験や達成感を思い出すことも大切です。何かを成しとげたときや、克服したときに感じた喜びや満足感などを思い返しましょう

「小学校のときにスポーツを頑張ったらほめられた」「テストで100点をとれた」など、

過去の栄光を思い出すことで、自分の能力や経験を認めるのです。そして、思い出すことで、やりたいことや目標に前向きになれます。

とにかくやってみる

「自信がないけど、とりあえずサビ管に挑戦してみる」これもありです。「自信がつけば挑戦する」という人がいるかもしれません。

ですが「一生自信がつかない」のは、現実ではよくあること。

「挑戦したから自信がついた」というのが多くの人に共通するのではないでしょうか。「まずはやってみて、サビ管に合わせていく」くらいで良いのです。

行動しましょう

まとめ

本記事では「サービス管理責任者に向いている人」について解説しました。

サビ管とは、障がい者総合支援法に基づき、障害福祉サービスを提供する事業所ごとに配置される責任者です。

就労移行支援事業所などの障がい者向け施設において、個別支援計画書の作成や関係機関との連携、職員への指導・助言などが役割です。

責任感やコミュニケーションスキルがある人に適しています。ただし、実務と研修が義務であるため、誰でもすぐになれるものではありません

また、給与は一般の福祉職員よりも高いです。仕事量は増えますがやりがいを感じられます。

そして、障がい者は増えているため、需要やサビ管に求められることは大きくなるでしょう。

読者の中には、サビ管として働ける自信がない人がいるかもしれません。

しかし、不安を共有してくれる味方がいたり、相談できるサビ管の先輩を見つけたりすることで、モチベーションの維持は可能です。

行動することで現実は変わります。

ぜひ、サビ管に挑戦してみましょう